健康

【驚愕】離乳食にはちみつで男児死亡!乳児の腸内フローラとボツリヌス菌の危険性

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こんにちは♪
発酵プロデューサー/腸内環境改善アドバイザーの長谷川ろみです。

 
乳酸菌、麹菌、納豆菌など、私は毎日いろんな菌に助けられて生きていますが、本当に菌って良くも悪くも、人間の体への影響が大きいですね・・・。
 

 
今回はすごく悲しい事件が起こってしまいましたが、今後のために事件の概要や男児死亡原因だと言われているボツリヌス菌の危険性について、整理しておきたいと思います。
 


 

はちみつで男児死亡した事件の概要

まずは今回の事件の概要をご紹介したいと思います。朝日新聞によると、今回の事件は、はちみつに含まれていた「」が原因の「乳児ボツリヌス症」にかかったためだと発表されています。
 

都によると、男児は2月20日にけいれんや呼吸不全などの症状が出て入院し、同症と診断された。男児の便と自宅にあった蜂蜜から同菌が検出されたという。家族は発症の約1カ月前から、離乳食として男児に蜂蜜を混ぜたジュースを飲ませていた。
参考:http://www.asahi.com/articles/ASK47755FK47UTIL056.html?ref=huffpostjp

悪い影響の可能性を知らず、1か月間継続的に、赤ちゃんの腸内にボツリヌス菌が入ってしまっていたんですね・・・。
 
菌の怖いところは、増殖するところです。毒物などとは違ってすぐに症状がでない反面、継続的な摂取によるものだったり、時間がたつことによる増殖で、知らぬ間に悪いことを続けてしまう可能性があるから、すごく怖い・・・。
 
今回のご家族もネット上に掲載されている離乳食レシピを参考に、蜂蜜を利用していたとか・・・それも多くのレシピが掲載されていたようなので、その危険性がわからなかったようです。
 
んー・・・やっぱり健康に関することって、人の体質によって影響が違うから、本当に難しいなぁ・・・。
 
ネット上の反応を見ると、赤ちゃんにはちみつを与えてはだめだということを知っている人もいらっしゃいますが、少なからず「はちみつは体にいいと思っていたのに・・・」とびっくりされている方が多いと思います。
 
はちみつにはたくさんのビタミンやミネラルが含まれていますが、赤ちゃんという特殊な腸内フローラの場合、注意が必要になることに改めて気づかされました。
 

乳児ボツリヌス症ってどんな病気?

今回は、蜂蜜にはいっていた「ボツリヌス菌」が引き起こした事件であることがわかっています。
 

ボツリヌス菌とは?

ボツリヌス菌は、土や川などの泥の中にたくさんいる菌で、「芽胞」と呼ばれるスーツを着ているため、熱に強い菌だと言われています。
 
東京都福祉保健局のホームページに食中毒を起こす微生物として「 ボツリヌス菌」が説明されていました。
 

ボツリヌス菌は土壌や海、湖、川などの泥砂中に分布している嫌気性菌で、熱に強い芽胞を形成します。
 
ボツリヌス菌の芽胞は、低酸素状態に置かれると発芽・増殖が起こり、毒素が産生されます。
 
この毒素は、現在知られている自然界の毒素の中では最強の毒力があるといわれ、A~Gまでの型に分類されています。
参考:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/boturinu.html

「芽胞」を持った菌は、他に「納豆菌」が有名ですが、熱などに強いのでなかなか死なず、腸まで届きやすいと言われています。「納豆菌」が腸に届くのはありがたいけど、「ボツリヌス菌」も届いてしまうなんて・・・ますます怖いですね。


▼記事内容はこの下に続きます▼


ボツリヌス症とは?

そんな「芽胞」を持った「ボツリヌス菌」ですから、比較的容易に腸まで届いてしまいます。そして腸管内で増殖してしまい、その時「ボツリヌス菌」が作った毒素が体に吸収されてしまうことで起こる病気です。
 

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられるボツリヌス症です。
 
乳児では、ボツリヌス菌の芽胞を摂取すると腸管内で菌が増殖し、 産生された毒素が吸収されてボツリヌス菌による症状を起こすことがあります。
 
症状は、便秘状態が数日間続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、 哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等、筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴です。

参考:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/boturinu.html

症状はまずは便秘から始まり、すぐに目でわかる症状が出ないのがとてもコワイですね・・・。だから今回も気が付くのが遅れてしまったのかも・・・。乳児の便秘はよくあることですから、それしか異常がない段階では、かなり判断が難しそうです。
 
「便秘」は、「たかが便秘」と思っちゃいけないのはわかっているんだけど・・・。
 

1歳未満の乳児の腸内環境とは?

赤ちゃんの腸内環境は、「まだできあがっていない」という意識はすごく大事なのかもしれません。
 
お母さんのお腹から生まれる時に、産道を通りますが、その際お母さんのお腹から善玉菌をもらって赤ちゃんの腸内細菌の第一号ができます。
 
その後、赤ちゃんの環境によって腸内フローラができていくわけですが、1歳未満の場合、まだ腸内フローラの構築途中なので、お腹の状態はとても不安定です。腸内細菌の種類も少ないですし、少なければそれだけ分解が上手でなかったり、栄養素を作るのがヘタだったりします。
 
この状態の時は、これまで以上に菌について注意が必要なのかもしれません。
 
特に最近増えている帝王切開で生まれた子供は、産道を通らず、腸内細菌をもらうチャンスが減ってしまうこともあって、危険性が高くなることを示唆される専門家の方もいます。
 
子育てメディアさんの記事によると、最近の帝王切開の危険性をこのように説明されていました。
 

日本では5人に1人、米国では3人に1人という近年の帝王切開率の増加を考えると、帝王切開の増加とアレルギー疾患の増加の間に、細菌を通じた間接的な関連性があることは否定できません。
 
そうすると出産時の適切な細菌定着が、アレルギー疾患の増加を食い止める一つの解決策となるでしょう。
参考:https://kosodatemedia.com/archives/1262#i-4

 
生まれ方や環境や、遺伝やいろんなことで腸内環境は変わりますが、特に赤ちゃんの時は注意したいですね。
 

・菌活の参考にしてみてくださいね。

長谷川ろみでした。

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長谷川ろみ

腸活LAB.編集長。元おデブ。 発酵食品との出会いにより数十キロのダイエットに成功。過去の自分と同じ悩みを持っている人に向けて、腸内環境の大切さを伝える活動中。

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