プラズマ乳酸菌ってなに? ~免疫力を強化するしくみとR-1乳酸菌との違い~

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最近「プラズマ乳酸菌」という言葉、よく聞きませんか?

キリンと小岩井乳業による共同研究で発見されたプラズマ乳酸菌。商品に積極的に利用され始めたことから、テレビCMや雑誌広告などでもよく見るようになりました。

免疫力を強くする乳酸菌ということだけど、それなら「R-1」も同じなのです。今回は「プラズマ乳酸菌」がどんな特徴を持った乳酸菌なのかまとめてみました。

「プラズマ乳酸菌」とは?

プラズマ乳酸菌は、先ほどもお話ししたように、キリンと小岩井乳業による共同研究でうまれた乳酸菌です。その正式名称は・・・

ラクトコッカスラクティスJCM5805株

と言います。

この覚えにくい名前をわかりやすくした愛称が、「プラズマ乳酸菌」です。

なぜ、「プラズマ乳酸菌」なのか?

その理由は、免疫細胞のうちの「プラズマサイトイド樹状細胞を特に活性化できる」ことが由来だと言われています。

「プラズマサイトイド樹状細胞」とは一体なんでしょうか?

プラズマサイトイド樹状細胞とは?

プラズマサイトイド樹状細胞は、キリンさんの言葉を借りると、「免疫細胞の司令塔の役割」をしている免疫細胞です。

人間の体には、多くの免疫細胞があり、それぞれの免疫細胞が別の役割を担っています。その中のリーダーが、「プラズマサイトイド樹状細胞」だと言うわけです。

キリンのホームページによると・・・

免疫細胞チームの司令塔のような役割を果たし、体内にウイルスが侵入した際にほかの免疫細胞に指令を出して、免疫機能全体を活性化させます。「プラズマ乳酸菌」は、このプラズマサイトイド樹状細胞から名づけられました。

参考:http://health.kirin.co.jp/about/

「プラズマ乳酸菌」は、司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞に働きかけることができるので、結果的にNK細胞、キラーT細胞、B細胞など、免疫細胞の多くに影響を与えることができるそう。

ウイルスなどの敵が体内に侵入すると、まずはプラズマ細胞が反応し、ほかの免疫細胞に攻撃の指令を出します。同時に、抗ウイルス物質を発生させて、敵の侵入を防ぐ役割も持っています。

参考:http://www.skincare-univ.com/article/007490/

個別の免疫細胞に働きかけるだけではないので、より多くの効果が期待できる乳酸菌なんですね。

よくある乳酸菌
⇒NK細胞の活性化できる
プラズマ乳酸菌
⇒プラズマサイトイド樹状細胞を活性化することによるNK細胞・キラーT細胞・B細胞・インターフェロン全体の活性化

プラズマ乳酸菌は、よくある乳酸菌と同じ免疫力の強化に有効ですが、よくある乳酸菌とは違うメカニズムを持っています。

「プラズマ乳酸菌」と「R-1乳酸菌」の違い

「R-1乳酸菌」も免疫力UPやインフルエンザ予防に関して、たくさんのエビデンスがある期待の乳酸菌ですが、「プラズマ乳酸菌」と比較するとどんな違いがあるのでしょうか?

「R-1乳酸菌」の正式名称は、
Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1
と言います。

株式会社明治さんが「お客様の健康な毎日に貢献したい」と開発した乳酸菌で、特に風邪予防やインフルエンザ予防ができると話題で、多くのお医者さんが推奨しています。

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「プラズマ乳酸菌」と「R-1乳酸菌」のいちばん大きな違いは、そのメカニズムです。

プラズマ乳酸菌
⇒プラズマサイトイド樹状細胞を活性化することによる免疫細胞全体の活性化できる
R-1乳酸菌
⇒インフルエンザウイルスを攻撃するマクロファージやNK細胞の活性化できる

どっちがいいというのはありませんが、このメカニズムによって、効果は変わってくる可能性がありそうですね!

「プラズマ乳酸菌」の効果とは?

キリンのホームページには、具体的な「プラズマ乳酸菌」の効果が記載されていました。

1:かぜ症候群・インフルエンザ症状の頻度が軽減
  ∟のどの痛みが約半減
  ∟せきが約7割減少

2:ロタウイルス感染症状の緩和効果を確認!
  ∟腸内のウイルスが半減

3:アンチエイジングと寿命延長の効果を確認!(マウス試験)

4:インフルエンザ累積率が低いことを確認!(隣接する2つの町で比較)

参考:http://health.kirin.co.jp/about/

プラズマ乳酸菌は、免疫力を強化するだけでなく、アンチエイジング効果も期待できるとのこと。まだマウス実験の段階ではありますが、毛つやや筋肉などの老化進行を緩和することが確認できたそうです。

かぜ症候群・インフルエンザ症状への効果研究例

プラズマ乳酸菌は、風邪やインフルエンザにかかりにくくなると言うよりも、かかった場合に、上気道の炎症を軽減する効果があると言われています。

東海大学での研究結果が発表されていました。

東海大学大学院医学研究科ライフケアセンターの石井直明センター長らは、キリンが事業化しているプラズマ乳酸菌(Lactococcus lactis JCM5805株)を摂取すると、

風邪症候群やインフルエンザ様疾患による「せき」や「のどの痛み」の上気道炎症状を改善できることを、657人を対象にした介入試験で確認した。

参考:https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141105/180122/

もしかかってしまった場合にプラズマ乳酸菌を摂取すれば、症状の緩和が見込めますね!

アンチエイジングへの効果研究例

まだマウス実験の段階ではありますが、プラズマ乳酸菌を摂取することで、毛ツヤがよくなったり、筋肉量の減少をストップすることができることがわかりました。

老化促進マウスを、通常の餌を与えた「標準食群」と通常の餌にプラズマ乳酸菌(JCM5805株)を加えた「プラズマ乳酸菌(JCM5805株)群」の2群に分け、5週齢から82週齢まで飼育しました。

その結果、「プラズマ乳酸菌(JCM5805株)群」は「標準食群」と比較して、プラズマ乳酸菌(JCM5805株)摂取による老化スコアの有意な改善が認められ、加齢に伴い毛つやが悪くなる、皮膚表皮が薄くなる、筋肉量が減少する、といった老化現象の進行を緩和することが確認できました。

参考:http://health.kirin.co.jp/report03/

人間にも影響が出るとしたら、すごいことですよね!健康長寿を目指す人の役に立ってくれそうです。

「プラズマ乳酸菌」とは?まとめ

「プラズマ乳酸菌」は、免疫細胞のリーダーに直接働きかけることができる珍しい乳酸菌であることがわかりました。

免疫力アップ効果はもちろんですが、その点はR-1乳酸菌などの他の乳酸菌も得意とするところで、

「プラズマ乳酸菌」に関しては、アンチエイジング効果など健康長寿につながる効果も期待できそうです。まだ、実験途中ではありますが、今後が楽しみですね!

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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