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健康

難病「クローン病」は腸内フローラを改善すると治る?~腸内細菌と糞便移植~

投稿日:2017年3月8日 更新日:




みなさんは、「」ってご存知ですか?
 
ん?双子?ってお思いの方もいるかも…笑 いえいえ、そのクローンではなくて、アメリカのクローン先生に報告されたことから「クローン病」と呼ばれている、「特定難治性疾患」・・・いわゆる難病の一つです。
 
腸に炎症を起こす疾患のことを「炎症性腸疾患」と言いますが、「炎症性腸疾患」のうち2大疾患とされているのが、この「クローン病」そして「潰瘍性大腸炎」です。
 
実はこの「クローン病」そして「潰瘍性大腸炎」は腸内フローラとの関係がとても強く、これからは「菌」が難病を治す時代がくるのでは?と言われているの。
 
今回は、この「炎症性腸疾患」についてまとめたいと思います。

 


 

「炎症性腸疾患」とは?

「炎症性腸疾患」とは、主に「クローン病」と「潰瘍性大腸炎」の2つを指す病気の名称です。
 
「クローン病」と「潰瘍性大腸炎」は、消化管に慢性の炎症や潰瘍ができる「炎症性腸疾患(IBD)」で、腹痛や下痢、血便、発熱、体重減少が起きる病気です。
 
命を落とすことはあまりありませんが、合併症を発生しやすいのと、かなり治りにくい病気で、よくなったり悪くなったりを繰り返してしまうそう。難病とされている完治が難しい病気です。埼玉医科大学のホームページを見ると、このように説明されていました。
 

クローン病とは?

腹痛、下痢、体重減少、発熱、肛門病変などがよくみられる症状です。
 
ときに腸閉塞、腸穿孔、大出血で発症することもあり、手術が必要な場合があります。合併症として痔ろう、貧血、低蛋白血症、強直性脊椎炎、口内アフタ、結節性紅斑、壊疽性膿皮症、虹彩炎、成長障害などがあります。
 
クローン病と潰瘍性大腸炎は、とても似ていますが、クローン病の特徴として、10代から20代の若年層の男性ににかかりやすく、合併症を起こしやすいそうです。
 

潰瘍性大腸炎とは?

血便、粘血便、下痢、あるいは血性下痢を呈します。
 
軽症例では血便が少量で下痢を伴わない場合も多いが、より重症化すれば、血性下痢となります。これ以外の症状としては腹痛、発熱、食欲不振、体重減少、貧血などが加わります。
 

参考:http://www.saitama-med.ac.jp/kawagoe/04departments/dep11dtgs/targetdiseases/inflammatoryboweldisease.htm

 

炎症性腸疾患の原因とは?

実は原因がわかっていないんです。
 
ですが、近年確実に増えています。それも急増と言っていいほどの増加率です。いしゃまちさんのホームページでは、このように人数が発表されていました。
 

特定疾患の医療受給者証の交付状況でみると1976年には128人ほどでしたが、平成25年度には39,799人です。現在日本では人口10万人あたり約27人ですが、アメリカでは約200人で、欧米では日本の10倍ほどの患者さんがいる計算になります。
参考:https://www.ishamachi.com/?p=17998

 
ね?急増といっても過言ではありません・・・。世界中で研究されているものの、まだ原因はわからないのが怖いんです。
 
これまでの研究から見えてきたのは、「腸の免疫」に関係があるのでは?ということだけ・・・。ある種の「免疫疾患」であることが指摘されています。「免疫疾患」といえば「」。私たちの免疫細胞の70%は腸にあると言われています。腸内環境を整えることが、この病気を悪化させないことにつながるということは少しずつわかってきています。
 


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なぜ炎症性腸疾患の患者数が増えているのか?

原因はわからないものの、「なぜ急に炎症性腸疾患が増えたのか?」という点においては、食生活の変化に関係があるのではと指摘する専門家も少なくありません。
 
実は、クローン病などの炎症性腸疾患の患者さんは、途上国の方よりも、先進国の方のほうが多いのです。そのため、これも飽食の時代の弊害なのではと言われています。
 
患者数が増えている原因は、いわゆる、食の欧米化です。
 
1970年代、まだファーストフードやコンビニ食がここまで一般的ではかった時代、家では主に和食を食べていました。そして現在、動物性のタンパク質の摂取量が急激に増えています。その食生活の変化が何らかの影響をもたらしていると考える医師や研究者も少なくありません。
 
難病情報センターのホームページによると、どんな方がかかりやすいのかが記載されていました。
 

世界的にみると、先進国に多く北米やヨーロッパで高い発症率を示します。衛生環境や食生活が大きく影響し、動物性脂肪、タンパク質を多く摂取し、生活水準が高いほどクローン病にかかりやすいと考えられています。喫煙をする人は喫煙をしない人より発病しやすいと言われています。
 
参考:http://www.nanbyou.or.jp/entry/81

 

クローン病が完治する?!糞便移植ってなに?

そんな中、今後期待される注目の治療法が「」です。なんだか、怪しい響きだなぁ・・・笑
 
藤田保険衛生大学病院のホームページに糞便移植についてわかりやすく説明されていました。
 
糞便移植とは健康な人の便に含まれている腸内細菌を病気の患者様に投与する治療法です。
 

別名、腸内細菌叢移植(Fecal Microbiota Transplantation: FMT)とも呼ばれ、再発性クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)感染症や、クローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患等に対して欧米を中心に最近行われている治療法です。
 
ただ、投与経路、投与量、導入回数、ドナーの選定方法など、いまだ未確立な治療法であり、本邦においてFMTは数施設で臨床研究が開始されたばかりの状況で保険適用もされていません。
 
参考:http://www.fujita-hu.ac.jp/HOSPITAL1/advanced-medicine/14_54fe7b8a65a5a_5609fcc306ef0/index.html

 
2015年8月18日に施行が承認されたばかりの新しい治療法なのですが、当時、「定期的に2年後まで経過観察を行い、安全性・有効性を評価する」と言っているので、そろそろ何らかの観察結果が出てくる頃なのかもしれません。
 
もし糞便移植でクローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患が治るということならば、腸内フローラとクローン病や潰瘍性大腸炎はやはりすごく深い関係を持っていたということになります。かなり興味深いですね。
 

まとめ

腸の病気は、人間の楽しみの1つである食べることが満足にできなくなってしまう可能性もあり、とても怖いです。それも治し方がわからない難病ともなればなおさらです。

日本人の欧米食化は、これからもどんどん進んでいく可能性があります。乳酸菌や納豆菌などを毎日ちゃんと摂取しつつ、腸内フローラを整えて、クローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患の予防を心がけましょう。

また、早く研究が進み、1人でも多くの方が解消に向かうといいですね・・・。

 
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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。 生まれたおうちが貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会いにより、数十キロのダイエットに成功! 「腸活」を意識して生活するようになると、なぜか気持ちまでポジティブになりました。このブログでは、楽しく自由に生きていく上で欠かせない、ココロとカラダの健康法としての「腸活」や「自分らしい生き方」についてお届けします。 >プロフィール詳細はコチラ

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