「8020運動」とは? 現状の達成率と歯の健康を乳酸菌で守る方法

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8月20日は8020運動の日!

なにそれー?っていうみなさん、ちょっと遅いよっ!笑

平成元年から厚生労働省と日本歯科医師会が推進している、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という「8020(ハチマルニイマル)運動」のことです。

なぜそんなに国をあげて、歯の大事さを訴えているのか?

それは、残っている歯が多いほど健康寿命が長く、要介護期間が短いという研究結果が発表されたことに起因しています。

今回は、現状の8020運動の達成率を振り返りつつ、もっと達成率を高めるための方法をまとめてみたいと思います。

厚生労働省も推進!「8020運動」とは?

「8020運動」は、ハチ・マル・二イ・マルと読みます。
その意味は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」というもの。数字のごろ合わせですね!

8020運動
=80歳になっても自分の歯を20本以上保とう

1985年に愛知県で行われたと高齢者の歯に関する調査で、自分の歯が10本以上失われると、半分以上の方が硬い食品である、たくわんなどを食べることができないことが判明しました。

その結果を受け、平成元年に厚生省(当時)と日本歯科医師会が「8020運動」を提唱したんです。

「8020運動」の重要度がわかる研究データ

歯の大切さについては実はいろいろな研究データがあります。

歯がなくなるとモノが食べにくくなるだけだと思ったら大間違い!なんと、残っている歯が多い方の方が長生きであり、介護状態になりにくいことが明らかにされています。

東北大学大学院歯学研究科の松山祐輔歯科医師が発表した研究結果を見てみましょう。

全国24自治体の要介護認定を受けていない高齢者を追跡したデータを分析し、要介護になる前の歯の本数と、寿命・健康寿命(日常生活に制限のない期間)・要介護でいる期間の関連を調べました。

その結果、自分の歯が多く保たれている人は、0本の人にくらべ、寿命が長いだけではなく、健康寿命が長く、要介護でいる期間が短いことがわかりました。

参考:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/06/press20170628-01.html

健康長寿を目指すためには、どうやら「8020運動」に一生懸命取り組むことが重要そうなのです。

そういえば、2016年11月30日に放送された「ガッテン!」の口内フローラの回では、歯周病菌がいろいろな病気に関わっている可能性を指摘していました。

突然死を引き起こす可能性の高い大動脈瘤破裂などの病気の方の血管を調べたところ、なぜか歯周病菌と言われているジンジバリス菌が発見されたのです。

もしかしたら、「8020運動」に取り組むことで大きな病気を予防することが出来るのかもしれません。

「8020運動」の健康に対する効果

「8020運動」に取り組むとどんな良いことがあるのか・・・その点については、よくこのようなことが言われます。

▼認知症になりにくくなる
歯がない人は、ある人に比べて認知症になりやすいことがわかっています。それも2倍近くも!物を噛むことは、脳の血流を増加させるというのがその理由のよう・・・噛む動作はとても大切なモノなんですね。

神奈川歯科大学の研究結果では、残っている歯の数が20本以上ある人と比べて歯が無く、入れ歯も入れていない人の認知症リスクは1.9倍。

良く噛んで食べることができる人に対して、あまり噛めない人の認知症リスクは、1.5倍と高くなっています。

参考:https://info.ninchisho.net/prevent/p20

8020運動に取り組むことは、認知症予防になるというのです。8020運動、やりたくなってきませんか?
歯があっても使わないと意味がなく、ガムをかむことも認知症予防に効果があると言われています。最近では、集中力を高めるために、トレーニングガムなどが発売されていますよね。

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▼生活の質の向上につながる
自分の歯があるのとないのでは、生活が一変するとおっしゃる高齢者の方がたくさんいます。

入れ歯が合わない、硬いものが噛めない、入れ歯が外れるなど、入れ歯にした途端、若い時にはわからなかった苦労が・・・入れ歯になって初めて歯の大切さに気づく方も多いのです。

そういえば、おじいちゃんが入れ歯にしてからあまり食欲がなくなった気がするなぁ・・・。それも関係しているのでしょうか?豊かな生活を送るためには、8020運動はとても大事なのです。

「8020運動」の現状の達成率

これまでの「8020運動」の経緯と、最新の達成率のデータを見てみましょう。

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8020運動の達成率は、開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、厚生労働省の調査(2005年(平成17年)歯科疾患実態調査)によると、80歳~84歳の8020達成率は21.1%で、85歳以上だと8.3%にまで伸びてきています。

また、厚生労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20%を掲げましたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、それを上回る25%を達成しました。(健康日本21中間報告)

参考:日本歯科医師会 https://www.jda.or.jp/enlightenment/8020/dream.html

2016年に行われた歯科疾患実態調査においては、8020達成者の割合(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)を51.2%と推計している。

参考:ウィキペディア

おお!ちょっとずつ確実に「8020運動」は浸透していますね!

「8020運動」、目標値が低すぎる?

「8020運動」、すごい!!と思いましたが、中には不満の声も。海外に比べるとそもそも目標値が低いと言うのです。たしかにスウェーデンと比べると、まだまだ全く喜べません。

2013年**東京都港区では「8020」を達成した区民が50%を超え、また、スウェーデンでは80%の国民が達成しており、目標値が低すぎると言う意見も出ている。

参考:ウィキペディア

そうなってくると、次は80%が目標ですかね?笑

「8020運動」の達成率を高める救世主は、

そんな中、「8020運動」の達成率を高めてくれるかもしれないと、今注目されているのが乳酸菌です。

虫歯菌・歯周病菌などの「8020運動」を阻害する可能性のある菌を減らしてくれる乳酸菌がいるのだとか!さて、一体どんな乳酸菌なのでしょうか?

「8020運動」の達成率を高める乳酸菌1:「L8020菌」とは?

2016年5月25日放送の「ホンマでっかTV」で紹介されたのが、「L8020菌」です。
正式名称は「ラクトバチルス・ラムノーザスKO3株(Lactobacillus rhamnosusKO3)」という名前で、広島大学歯学部の歯学博士の二川浩樹教授に発見されました。

二川教授は、健康な子供の口の中から発見したこの乳酸菌を、80歳でも20本の歯をたもってほしいという思いをこめて「L8020菌」と名づけました。

参考:https://www.rakuren.co.jp/8020/development.html

名付け親は二川浩樹教授なんですって。「8020運動」のメイン菌といっても過言ではない名前です!

虫歯にかかったことがない子供13名の唾液から42種類の乳酸菌を分離し、その中から虫歯菌(ラクトバチラス・ミュータンス)の抑制効果がある菌である、「L8020菌」を発見したとのこと。

2016年5月25日放送の「ホンマでっかTV」では、「毎日食べれば虫歯菌・歯周病菌が8割減少する」と紹介されていました。

▼「L8020菌」の効果

虫歯菌(ミュータンス菌)の減少効果
歯周病菌()の減少効果

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「8020運動」の達成率を高める乳酸菌2:「WB2000乳酸菌」とは?

次に紹介するのは、一般的に「WB2000乳酸菌」と呼ばれている菌です。

わかもと製薬という製薬会社がこの菌を使用した歯磨き粉などを発売していますね!

福岡歯科大学では、10年ほど前から乳酸菌が口腔内の細菌叢(そう)に及ぼす研究を重ねている。

たとえば、59人の健康成人にWB2000乳酸菌を配合した歯磨き剤を使用させたところ、乳酸菌無配合の歯磨き剤と比べて、4週間後には唾液分泌の機能を改善し、プラークがつきにくくなることが判明した。

参考:http://www.pronweb.tv/2017/08/18/170818/

口臭い~と怒られるお父さんは必見の菌です。歯垢が付きやすい人も安心の菌ですね。

▼「WB2000乳酸菌」の効果

口臭原因菌の増殖抑制効果
虫歯菌(ミュータンス菌)が増殖する原因抑制効果

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「8020運動」の達成率を高める乳酸菌3:「WB21菌」とは?

茶カテキンと一緒にとることで、虫歯菌や歯周病菌を減らすことができる菌もいます。
この菌の名前は、「WB21菌」です。

虫歯原因菌と歯周病原因菌に対するWB21乳酸菌と茶カテキンの併用効果について研究を行ったところ、WB21乳酸菌と茶カテキンには、これらの菌の増殖を抑制する作用が判明している。

参考:http://www.pronweb.tv/2017/08/18/170818/

▼「WB21乳酸菌」+茶カテキンの効果

虫歯菌(ミュータンス菌)の減少効果
歯周病菌(ジンジバリス菌)の減少効果

「8020運動」の達成率を高めるには?まとめ

「8020運動」について改めてまとめてみました!まだわかっていないことも多いのですが、歯周病菌が口内フローラだけの問題ではなさそうな気配がしてきませんか?

食べるのが大好きな人は、絶対に年を取っても自分の歯を死守するべきかもしれません。
実際に、おじいちゃんやおばあちゃんを見てみると歯のせいで、食事の楽しさが半減しているのでは?と思う方もいるもんね・・・。

腸内細菌だけでなく、口内細菌についてもちゃんとケアしなくては!と思うきっかけになれば幸いです。
ご参考ください♪

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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