時計遺伝子「BMAL1」とは?太る原因と時間帯のメカニズム

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「夜食べると牛になる」「夜食を食べると太る」・・・。
 

 
ダイエット中は「夜食べてはいけない」と言うのは定説ですが、その根拠の1つは肥満遺伝子、または時計遺伝子とも言われるたんぱく質「BMAL1」だと言われています。
 
今回は、脂肪を溜め込もうとする時計遺伝子「BMAL1」とは?そのメカニズムや時間帯など、詳しくわかる根拠や論文などを調べてみました。

 

 

時計遺伝子「BMAL1」とは?

私たち人間の体には、肥満遺伝子や時計遺伝子と言われるたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」が存在します。
 
時計遺伝子「BMAL1」は、「脂肪細胞を溜め込もうとする働き」を持っています。
 
その「脂肪を溜め込もうとする働き」が活発化する時間帯があり、それが夜であることが、「夜食を食べると太る」の根拠です。
 
だから、時計遺伝子「BMAL1」が原因で太りやすくなったり、痩せやすくなるという現象がうまれているんですよね。
 
Slismさんのホームページには、時計遺伝子「BMAL1」についてこのように説明されていました。
 

体内で生活リズムの働きを整えているBMAL1は、脂肪細胞内で脂肪酸やコレステロールの合成する働きを活発化し、脂肪細胞に多く溜め込もうとする働きがある。
 
脂肪細胞内に蓄積させる働きを行っている間は、脂肪を分解する働きを抑制する作用がある。そのため、肥満遺伝子とも呼ばれている。
 
参考:http://slism.jp/related_terms/bmal1.html

 
時計遺伝子「BMAL1」の別名は、肥満遺伝子かぁ・・・恐ろしい名前・・・。
ダイエット中の方にとっては、無視できない時計遺伝子「BMAL1」・・・正確に知っておいた方がよいかもしれません。
 
でもなぜ時計遺伝子「BMAL1」は時計遺伝子と言われるのでしょうか?
 

時計遺伝子「BMAL1」が時計遺伝子と言われる理由

私たち人間(哺乳類)の脳の視床下部には、体内時計があると言われています。
 
視床下部にある神経細胞が太陽の光をきっかけに、睡眠を促すといわれる「メラトニン」というホルモンを分泌するためのスイッチをオンに切り替えます。それから14時間から16時間後ぐらいには、自動的に「メラトニン」が分泌されて、体が睡眠の準備に入ります。
 
なんかすごーく巧妙にできているタイマーですよね!哺乳類には、この体内時計がついているわけです。そしてしばらくたって、この体内時計をコントロールしている物質の1つとして時計遺伝子「BMAL1」が注目されました。
 
医療プレミアムさんにはこんな説明がありましたよ。
 

1997年に、体内時計をコントロールしている「時計遺伝子」が発見されました。代表的な時計遺伝子は、体内時計の刻みを促進するCLOCKとARNTL(BMAL1)、また抑制するPERIOD(PER)とCRYPTOCHROME(CRY)などが知られています。
 
参考:https://mainichi.jp/premier/health/articles/20151020/med/00m/010/003000c

 
体内時計をコントロールしているから、「BMAL1」は時計遺伝子といわれるんですね。ARNTLと時計遺伝子「BMAL1」はどうやら同じものを指しているようです。
 

時計遺伝子「BMAL1」が多く存在する時間帯

時計遺伝子「BMAL1」が体の中に多く存在するのは、一般的に夜中だと言われています。
 

22時から午前2時の間には、時計遺伝子「BMAL1」と呼ばれるたんぱく質が働く。このタンパク質が体内で働くと、急激に脂肪を溜めこみやすくなることがわかっている。
 
逆に、午後3時のおやつの時間は、時計遺伝子「BMAL1」の働きが弱い。その差は約30倍とされる。
また、肥満傾向にある人は、昼間でも時計遺伝子「BMAL1」の活性が高い。
 
参考:http://news.doctor-trust.co.jp/?p=14787

 
22時から午前2時の間はどんなにお腹が空いても食べないようにしなくては・・・時計遺伝子「BMAL1」が脂肪を溜め込みまくってしまいます。
 

時計遺伝子「BMAL1」に合わない夜勤の人は?

夜勤の人はどうしても時計遺伝子「BMAL1」が増える時が活動時間帯に当たってしまいますよね。確かに、私も経験がありますが、夜起きていないといけない時は、かなり太りやすくなります。
 
でも、たまに夜更かししてなぜか太る・・・というのは、時計遺伝子「BMAL1」がおかしくなってしまっているのはわかるけど、毎日夜勤の人は、時計遺伝子「BMAL1」も違う動きをするのかもしれません。
 
そう考えていたら・・・
 

これは朝型の人の体内リズム。夜更かし癖のある夜型の人や、夜勤の人には当てはまりません。こういった人は、時計遺伝子「BMAL1」の分泌リズムもずれ込むために、冒頭に掲げた原則は当てはまりません。
 
自分の生活リズムに当てはめて、食事の時間帯をずらして考える必要があります。
 
参考:http://www.diet-kotu.com/syokuji-hou/jikantai.html

 
なるほど、やっぱりそうなのね。
 
人間は環境動物ですから、時計遺伝子「BMAL1」も環境によって変わっていく可能性も高そうです。ただし・・・たまに夜勤になってしまう人は、たぶん時計遺伝子「BMAL1」のリズムは普通なはずなので・・・一番太りやすい環境である可能性が・・・
 
どうせならずっと夜勤のほうが、時計遺伝子「BMAL1」のことを考えるとありがたいのかも。。。
 
その場合は、やはり普通の方のリズムと同様に、
 

・夜10時~朝4時に食べない
・寝る前は食べない

 
を死守したほうがよさそうです。時計遺伝子「BMAL1」を意識するのであれば、ご飯を食べるタイミングを変えるだけでも、少しは効果がありそうですよ。
 

残業で夜遅くまで、お仕事があるという方の場合、帰宅してから“ご飯+おかず+野菜”がそろった夕食を食べるというのではなく、残業中におにぎりを食べたり、終業時におにぎりを先に食べてから帰宅するという事です。
 
参考:http://real-r.net/real_blog/754/

 
ふむふむ。なるほど。時計遺伝子「BMAL1」のピーク時間帯をさけるわけですね。
 

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時計遺伝子「BMAL1」が少ない時間帯は?

時計遺伝子「BMAL1」が少ない時間帯は、15時ごろだと言われています。ちょうどおやつの時間・・・!この時間におやつを食べるのは、理にかなっているんですね。
 

例えば、すい臓は血糖を下げるホルモン(=インスリン)を分泌する臓器です。この膵臓の働きのピークは15時前後。糖質を含むおやつを摂るならこの時間帯がベストです。また、注目すべきは脂肪蓄積の司令塔、時計遺伝子「BMAL1」が刻む体内時計。
 
急増するのが夜9時以降、逆に少ないのが午後3時ごろ。
 
参考:http://www.meiyokai.or.jp/kenshin/health_guidance

 
食べたいモノはおやつの時間に食べることで、時計遺伝子「BMAL1」を味方につけましょう!
 

時計遺伝子「BMAL1」に関する研究や論文をチェック!

ここでは、時計遺伝子「BMAL1」に関する研究結果や論文などの根拠資料を少しご紹介したいと思います。時計遺伝子「BMAL1」、本当にいろいろなことがわかってきています。
 

時計遺伝子「BMAL1」が欠損すると、太りやすくなる

規則正しい生活をせず、いろんな時間に寝たり起きたりしていると、時計遺伝子「BMAL1」が欠損してしまいます。
 
時計遺伝子「BMAL1」が欠損したマウスは、同じカロリーを取っていたとしても、体重が増加しやすくなるんだとか・・・恐ろしいですね。
 

ペンシルベニア大学の研究者らの科学誌「Nature Medicine」の報告によると、脂肪細胞にあるARNTLという時計遺伝子を欠損させたマウスは、寝る時間帯に食事の摂取量が増え、同じカロリー摂取でも、規則正しい生活のマウスより体重が増加しました。
 
参考:https://mainichi.jp/premier/health/articles/20151020/med/00m/010/003000c

 

時計遺伝子「BMAL1」が欠損すると、糖尿病になる

厚生労働省が提供するE-ヘルスネットというホームページには、時計遺伝子「BMAL1」のリズムがおかしいと、病気になりやすいことも示しています。
 
体内時計の混乱によって、病気になりやすいこともわかっています。睡眠時間の少ない人は、糖尿病になりやすいという研究結果があります。
 

旭川大などの調査によると、1日の睡眠時間が5時間以下の人は、1日の睡眠時間が7時間超の人より、5倍も糖尿病を発症する率が高いということがわかりました。
 
参考:http://www.meiyokai.or.jp/kenshin/health_guidance

 

時計遺伝子「BMAL1」が欠損すると、なぜ肥満や糖尿病になるの?

時計遺伝子「BMAL1」が欠損すると、なぜ肥満や糖尿病が増えるのかは、実は腸、そして腸内細菌にも関係があるのではと言われています。
 

腸内細菌叢をもたない無菌マウスは、高脂肪食を与えても太りませんでした。また無菌マウスは、低脂肪食と高脂肪食のいずれの食事を摂取しても、肝臓の時計遺伝子の発現が変化し、24時間のリズムが狂っていました。
 
つまり、食べる物の種類とは無関係に、腸内細菌叢がないと正しい概日リズムの調節ができないことが示されました。
 
参考:https://mainichi.jp/premier/health/articles/20151020/med/00m/010/003000c

 

不規則な睡眠はもちろんのこと、不規則な食生活で腸内細菌叢が整っていない状態だと、それも時計遺伝子「」を狂わせるきっかけになるんですね。
 

時計遺伝子「BMAL1」とは?まとめ

時計遺伝子「BMAL1」は私たちの健康にとってとても重要なタンパク質です。肥満や糖尿病などの病気にかかりにくくするためには、毎日の生活が不規則ではダメ!
 
睡眠はもちろん、腸内環境を整えておくこともとても重要なことがわかりました。
 
やっぱり、腸活大事!笑
 
時計遺伝子「BMAL1」を意識して、太りにくく丈夫なカラダをつくるための参考にしてみてください。
 

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。 生まれたおうちが貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会いにより、数十キロのダイエットに成功! 「腸活」を意識して生活するようになると、なぜか気持ちまでポジティブになりました。このブログでは、楽しく自由に生きていく上で欠かせない、ココロとカラダの健康法としての「腸活」や「自分らしい生き方」についてお届けします。 >プロフィール詳細はコチラ

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