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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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チアシードの毒性の真相は?発芽毒の正体と企業の見解まとめ

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

今ではすっかり定番化したスーパーフードのチアシード!栄養価が高く、ぷちぷちした食感も面白くて人気の食材として注目されています。

そんな中、ネット上では穏やかではない情報が・・・「生チアシードに発芽毒がある」と言うのです。

今回は、チアシードの毒性の真相について調べてみました。

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目次

チアシードの毒性に関するウワサの内容

一部ネット上の情報で、一時的にチアシードは「毒」があるといったような情報が流れました。

チアシードの毒性に関するウワサをまとめると、こんな感じです。

▼チアシードの毒性に関するウワサ
1:チアシードには、発芽毒(アブシジン酸)が大量に含まれている
2:発芽毒(アブシジン酸)を人間が摂取すると免疫力の低下や病気を招く

それらの情報を見た方は、ちょっとびっくりしている様子・・・。

チアシードの発芽毒の正体

ウワサで出てきたチアシードの発芽毒、その物質の名前は「アブシジン酸」。

チアシードの発芽毒「アブシジン酸」とは?

チアシードの発芽毒「アブシジン酸」は、植物ホルモンの一種です。

植物ホルモンは、植物がなんらかのストレスを受けるとその状況から身を守るために、自分のカラダの中に作る物質で、植物の成長促進や細胞分裂の促進、あとは逆に老化させたり・・・などをしてくれる物質だと言われています。

ウィキペディアによると・・・

植物ホルモン(しょくぶつホルモン)とは、植物自身が作り出し、低濃度で自身の生理活性・情報伝達を調節する機能を有する物質で、植物に普遍的に存在し、その化学的本体と生理作用とが明らかにされた物質のことである

参考:ウィキペディア

「アブシジン酸」の毒性は、「ある」とする説

今回問題になっている、チアシードの発芽毒「アブシジン酸」も植物ホルモンの一つで、人間の体に対しては、毒性を持っていると言う方もたくさんいらっしゃいます。

例えば、株式会社日本美健さんのホームページによると・・・

アブシジン酸は、玄米などの種に含まれている植物ホルモンの一種になります。主に植物の発芽を調節しているホルモンになるのですが、実は人間の細胞内のミトコンドリアに対して毒性を持っているんです。

ミトコンドリアは体温の維持など、エネルギー代謝にとって非常に重要な役割を果たしています。悪影響を受けてしまいますと、免疫力が下がったり、不妊になるなど、様々な病気に掛かりやすくなるんですよ。

参考:http://nbiken.co.jp/hatsugagenmai_aba/

また大阪日日新聞の「玄米の食べ方に注意」の記事によると・・・

アメリカ合衆国国立科学研究所会報に発表された論文によれば、人体に対しABAの作用で、ヒト顆粒(かりゅう)球(白血球の一種)で食作用が活発化し、生体細胞内のミトコンドリアが損傷され、諸疾患の原因になることが指摘されています。

参考:http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/miotukusi/110218/20110218038.html

また、同じ記事の中で元・東京大学医学部口腔(こうくう)外科教室講師、西原克成医博の見解も記載されていました。

ミトコンドリアはエネルギー代謝に関わる大変重要な細胞小器官です。ミトコンドリアが、悪影響を受けると、低体温になり、不妊、がん、さらには全ての体内酵素の働きが鈍くなるという問題が起こり、免疫も低下します。

参考:
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/miotukusi/110218/20110218038.html

アブシジン酸は植物にとっては有効な成分ですが、人間の体の中に入ると、細胞中のミトコンドリアが傷つけられて、免疫力が落ちたり、疲れやすくなると言う話・・・怖いですよね。

「アブシジン酸」の毒性は、「ない」とする説

発芽毒が健康に悪いという情報がある一方で、「アブシジン酸が消費者の健康を害する可能性はない」という報告も米国環境保護庁(EPA)から出ています。

米国環境保護庁(EPA)は3月12日、植物調節剤、S-アブシジン酸(ABA)の残留基準値設定免除を暫定的免除から恒久的免除に変更し、公表した。

EPAが評価を行った結果、当該農薬への全体的な暴露によって、幼児や子供を含めた消費者に危害が生じる可能性はないという結論に至ったため、全ての食品に対する当該農薬の残留基準値の設定を免除した。

参考:http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03090380108

アブシジン酸に関しては、まだなにが正しい情報なのか、解りかねますね。

アブシジン酸が原因の免疫力の低下や体内酵素の働きの低下が心配されていることだけは事実のようです。

・・・ん?でもそういえば・・・

確かにアブシジン酸は心配な物質の1つですが、これはなにもチアシードだけに含まれている成分ではないんです。

アブシジン酸は、玄米などいわゆる植物種子には含まれているので、チアシードだけが毒性を持っているみたいな情報はちょっと違うかも?

「アブシジン酸」が含まれるものすべてに関する内容なので、特にチアシードの毒性だけに注目するのは不自然な気がします。

チアシードの発芽毒に対するメーカーの見解

ネット上でチアシードの発芽毒に関するウワサが大きく広まってしまったこともあり、チアシード関連商品を発売しているメーカーも困っている様子。

そんな中、株式会社ファインさんは、自社製品の「ファインスーパーフード チアシード」の中に「アブシジン酸」が含まれているのか、第三者機関を通じて、きちんと安全検査をしたんですって。

誠実な企業さんだなぁ~♪

そこで以下のようなプレスリリースを公開しています。

このような情報に基づき、弊社では発売にあたり、弊社製品「ファインスーパーフード チアシード」中に含まれるアブシジン酸を第三者機関で測定し安全確認をしておりますが、結果は「極微量=0.01ppm」で、そのままお召し上がりいただいても全く問題ございません。

万が一、何らかの影響が出る可能性があるとすれば、最低量で一日にチアシード 1,300g(1.3 キログラム)という通常では考えられない量を摂取する必要があり、これは一日あたりの目安量 10g の 130 倍以上にも相当します。

参考:http://www.lohas-fine.jp/superfoods/chia_seeds/images/chia_about.pdf

確かに1日で1㎏以上もチアシードを食べる人はいないですよね!笑

チアシードの発芽毒まとめ

今回のネット上のチアシードの発芽毒に関するウワサ検証をまとめると以下のようになります。

1:チアシードには、発芽毒(アブシジン酸)が大量に含まれている
⇒全チアシードが同じかはわからないが、「ファインスーパーフード チアシード」には、「極微量=0.01ppm」の「発芽毒(アブシジン酸)」が含まれていた。大量とは言えない。

2:発芽毒(アブシジン酸)を人間が摂取すると免疫力の低下や病気を招く
⇒発芽毒(アブシジン酸)の危険性を訴える人もいるが、逆に問題ないとする見解も同時に存在するため、まだ本当のところはわからない。

だとすると・・・チアシードはそもそも発芽毒(アブシジン酸)が含まれていないという点で、毒性はなしとしか言いようがない・・・かも?笑 今得ている情報だと、なぜチアシードだけが毒性を指摘されるのか、疑問が残ります。

正しい情報を得ることってスゴク難しいけど、いろんな情報を得る努力をしないといけないなと思いました。そして、自分のカラダのことだから、鵜呑みにしないで自分で考えないとね。

みなさんも参考にしてみていただけたら幸いです。

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