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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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米ぬか油の成分・効果・効能チェック!酸化しない秘密とは?

一般社団法人日本スーパーフード協会で毎年発表されている「スーパーフードランキング TOP10」でも、堂々の第三位を獲得している、「米ぬか油」。

まろやかでクセがなくて美味しい油なのでとても使いやすいだけでなく、アンチエイジング効果や健康効果が注目されています。

今日はこの米ぬか油の成分・効果・効能をチェックしてみましょう!

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目次

米ぬか油とは?

酸化しない油として、今大注目の米ぬか油!ライスオイルや米油とも呼ばれます。

米ぬか油は、その名前にあるように玄米から白米に精製される時にとれる外皮(=米ぬか)の部分から抽出した油分です。

一般的に白米よりも玄米のほうが栄養価が高いと言われますよね!
その秘密は米ぬかです。

その米ぬか(=栄養価が高い部分)で作った油だと考えると、いろんな効果を期待してしまいますね。

米ぬか油は、使う人に優しい

米ぬか油は、とにかく酸化しにくい油ということで有名です。

熱や光にも強く、空気に触れても酸化しにくい油は、揚げ物にも最適です。

お料理をする方はわかると思うのですが、揚げ物を作っていると、気持ち悪くなることがありますよね?

これは「油酔い」といって、油が酸化することで生まれる「アクロレイン」という成分のせいだと言われているのですが、

米ぬか油は「酸化しにくい」ので、「油酔い」もしにくいと言われています。

米ぬか油には、化粧品用もある?

米ぬか油には、食用と化粧品用があります。

化粧品用だとちょっとおしゃれなネーミングで「ライスオイル」と言われることが多いように感じますが、基本的には同じものです。

食用のもの:米油、米ぬか油
化粧品用のもの:ライスオイル

化粧品用のライスオイルは、食用のものとは精製度合が違い、より不純物が混じらないようになっているので、お肌にもよいとされています。

米ぬか油の栄養素

油は人間の食生活にとって、とても重要です。

最近は美容や健康を気にする方達の間で、質の良い油をバランスよく摂ることがとても重要視されています。

米ぬか油の栄養素のバランス

厚生労働省も油に関しては注目していて、「日本人の栄養所要量」の指標の中で、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の望ましい摂取割合を発表しています。

▼望ましい油の黄金バランス
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸
=3:4:3

▼米ぬか油
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸
=3.0:6.9:6.6

▼菜種油
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸
=3.0:30.1:16.2

▼コーン油
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸
=3.0:6.6:12.9

参考:http://www.sanwa-yushi.co.jp/ricebranoil.html

米ぬか油は、他の油に比べて、比較的望ましい油の黄金バランスに近いんですね!このバランスは、米ぬか油が注目される理由の1つです。

米ぬか油のメインとなる栄養素

米ぬか油は、その多くが「オレイン酸」と「リノール酸」からできています。

▼オレイン酸
心臓障害を防ぐ善玉コレステロールの値はそのままに、悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあるといわれています。
▼リノール酸
血中コレステロール値を低下させ血管の硬化を防止します。

米ぬか油の特徴とも言える栄養素

米ぬか油の最大の特徴が、以下の「トコフェロールとトコトリエノール」の多さと「γ-オリザノール」の存在です。

▼トコフェロールとトコトリエノール
トコフェロールとトコトリエノールは、両方ともビタミンEの一種です。

ビタミンEといえば、活性酸素を除去する働き「抗酸化作用」をが注目されていますよね。その他、血行促進、がん予防効果などもあることがわかっています。

米ぬか油の生産をしている三和油脂株式会社さんのホームページによると、「日本人が摂取するビタミンEの約30%は植物油から摂取」しているのだとか!

良質な植物油を摂ることは本当に大事ですね。米ぬか油には、このビタミンEがたくさん含まれているのです。

特にトコトリエノールは、スーパービタミンEとも言われていて、その栄養価の高さが注目されています。なんとその抗酸化力は通常のビタミンEの約50倍なんですって。

トコトリエノールはビタミンEの一種です。α、β、γ、δの4種類があります。

ビタミンEは、トコフェロールとトコトリエノールの二種類に大きく分けられ、トコトリエノールはトコフェロールの約50倍近くの強い抗酸化力をもつといわれ、スーパービタミンEとも呼ばれます。

また、トコトリエノールは、がん、骨吸収、糖尿病、神経系などの病気について、米国を中心に医学教育や臨床の場で積極的に研究され、栄養機能食品や薬としての開発が望まれているビタミンです。

参考:http://www.orthomolecular.jp/nutrition/tocotrienol/

▼γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)
米ぬか油に含まれるγ-オリザノールは、更年期障害などの薬としても使われる成分で、自律神経失調症や頭部外傷後遺症などの患者さんの症状改善に効果があったという臨床報告もある注目の成分です。

抗酸化力が注目されているだけでなく、加熱してもその効果が衰えないということで、安全性の高い酸化防止剤としても注目されています。

γ-オリザノールは耐熱性にも優れていることから,加熱処理に必要な加工食品の製造の際には有効に作用するものと思われます。現在,γ-オリザノールは化学合成品以外の食品添加物「酸化防止剤」として収載され、使用が認められています。

参考:http://www.oryza.co.jp/product/detail/oryzanol_koka

米ぬか油ってただ食用にするだけではなく、薬や酸化防止剤、化粧品など、用途が多い油なんですね~!

米ぬか油の効果まとめ

米ぬか油は、抗酸化力が高く、動脈硬化の改善/コレステロールの低下、自律神経失調症の改善などにも期待できる、これからの複雑な社会において、有用な成分がたくさん入っていることがわかりました。

美容面ももちろんですが、健康面で社会を変えるぐらいのチカラがあるのではと、個人的には思っています。

まだマウス実験などでしか効果がわかっていないものも多いので、米ぬか油は、これからが期待大ですね!

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