ポリグルタミン酸アレルギーの8割はサーファー!納豆とクラゲの以外な関係とは?

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ポリグルタミン酸アレルギーってご存知ですか?
納豆のねばねばに含まれるポリグルタミン酸がアレルゲンとなって発症する、ちょっと危険なアレルギーのことです。

実はこのポリグルタミン酸アレルギー、なんとその8割がサーファーをはじめとする、「ふだん海にいる時間が長い人」だったんですって。

さて、その原因は?!今回は、ちょっと不思議なポリグルタミン酸アレルギーについてまとめてみました。

ポリグルタミン酸アレルギーとは?

ポリグルタミン酸アレルギーを語る上でまず知らないといけないのは、「」ですよね。

「ポリグルタミン酸」とは、納豆のネバネバに含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしやすい危険なアレルゲンであることが知られています。

発酵食品である納豆は元々はアレルギー反応を起こしづらい食品です。でもこの「ポリグルタミン酸アレルギー」に関しては、ちょっと特殊。

「ポリグルタミン酸」は、納豆のネバネバの部分にあるので、大豆が食べられる人でも納豆にはアレルギーを持っている場合もあるし、その逆で大豆アレルギーだけど、納豆は食べられるという方もいます。

納豆以外にも入っているポリグルタミン酸

ポリグルタミン酸は、納豆だけに入っているわけではありません。

最近は食品添加物としても、ポリグルタミン酸が使われることがあり、増粘安定剤や製造用剤として、食品に入れられたり、化粧品用の保湿剤、医薬品、工業用品などに入っていることもあります。

食品添加物として使われるポリグルタミン酸は、

PGA
γ-PGA

などと記載されていることもあって、ぱっとみでは納豆との関係はあまりわからないかもしれません。

ポリグルタミン酸とは、納豆のネバ(糸引き)を作っている成分です。アミノ酸の一つであるグルタミン酸が長くつながったもので、サトウキビから発酵法で作られています。

参考:https://okyakusama.ajinomoto.co.jp/qa/shio/yasashio/

納豆だけでなくサトウキビを発酵させて作ることもあるようですね。

ポリグルタミン酸アレルギーは発症しても気が付きにくい?

服部皮膚科アレルギー科さんのホームページによると、ポリグルタミン酸アレルギーは症状が出るまでに時間がかかる場合が多く、ポリグルタミン酸アレルギーであることに気が付きにくいのが特徴のようです。

危険なアレルギー反応であるアナフィラキシーは食物摂食後、2時間以内に発症することがおおいですが、特殊な納豆アレルギーでは食後半日(5~14時間)程度で急に症状が出現するため、アレルギーの原因と気づきづらいようです。

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参考:http://hattori-hifu.com/allergy/natto/

どうやらこのポリグルタミン酸は分子が大きく、消化吸収に時間がかかるようなのです。

そのため、なかなか納豆の食物アレルギーが原因でアナフィラキシーが発症していることがわからないんですって。ちょっと怖いですね。

ポリグルタミン酸アレルギーはなぜサーファーに多い?

実は、ポリグルタミン酸アレルギーは、マリンスポーツを趣味にしている人、また海で仕事をしている人たちに多いことがわかっています。

横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授の研究結果

横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授の研究によると、ポリグルタミン酸アレルギーを起こした方たちにはある共通点があることがわかりました。

その共通点とは・・・「ふだん海にいる時間が長い人」だったんですって。

猪又准教授によると、2004年以降に同科で診療した納豆アレルギー患者18人のスポーツ歴などを調べたところ、12人がサーファー、2人がスキューバダイバー、1人が潜水作業員で、ふだん海にいる時間が長い人が83.3%を占めた。

参考:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160421-OYTET50046/

ポリグルタミン酸を出すクラゲが原因?

ラジオNIKKEIで放送された、マルホ皮膚科セミナーの資料によると、海にいる時間が長い人は、クラゲに刺された時にポリグルタミン酸に経皮感作されている可能性が示唆されています。

実は、納豆菌だけでなく、クラゲもPGAを産生するのです。クラゲは標的となる生き物が触覚に触れると、触覚細胞の内部でPGAを産生します。

PGAの浸透圧調整作用を利用して、ギガパスカルという超高速で、毒針を敵に差し込むのです。もしそれが確かならば、サーファーが海に潜っている間に、クラゲに繰り返し刺され、クラゲのPGAに経皮感作されても不思議ではありません。

参考:http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-150521.pdf#search=%27%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%85%B8+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%27

なんと意外な原因!?クラゲと納豆(大豆)なんて、まったく共通点がないように思えますが、意外なところで大きなつながりがあったのです。

ポリグルタミン酸アレルギーまとめ

ポリグルタミン酸アレルギーは、納豆のねばねばに含まれるポリグルタミン酸が原因で発症するアレルギーのことです。

このポリグルタミン酸アレルギーは、ポリグルタミン酸の分子が大きいために、消化吸収、アレルギー発症までのスピードが遅く、納豆が原因のアレルギーであることに気が付きにくいのが特徴です。

それなのにアナフィラキシーを起こしやすい危険なアレルゲンなので注意が必要です。

ポリグルタミン酸アレルギーを発症する人の8割は、「ふだん海にいる時間が長い人」という研究結果もあるので、「ふだん海にいる時間が長い人」は十分に注意しましょう。

また、納豆が大好きでポリグルタミン酸を死ぬまで食べ続けたい!と思っている方は、クラゲにも注意してください♪

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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