「オレイン酸」と「腸内細菌」の関係 ~強力タッグで健康を作る仕組み~

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昔は油と言えば、人間の健康にとってはあまりよくないものというイメージが強かったように思います。
 
太っちゃうとか、コレステロールがたまるとか。
 

 
でも最近は、「良い油をたくさん摂ろう!」という呼びかけが多く聞こえるようになりました。
 
今回は、良い油の代表として「」に注目し、オレイン酸がカラダに入った時に腸内細菌とどういう関係を築くのか、また人間の健康や腸内環境にどんな影響を与えるのか、整理してみましょう。
 

 

オレイン酸はどんな油?

まずは今日の主役、オレイン酸がどんな油なのかチェックしてみましょう。
 
オレイン酸は、オリーブオイルやナッツなどに多く含まれる、不飽和脂肪酸を代表する脂肪酸の1種です。
 
オレイン酸は、オリーブ油・キャノーラ油・ナッツ類などに多く含まれる一価(単価)不飽和脂肪酸を代表する脂肪酸です。
 

オレイン酸は不飽和脂肪酸の中では最も酸化されにくく、ヒトの体内では活性酸素と結びついて過酸化脂質をつくりにくいため、動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防・改善するとして、リノール酸摂取過多の現代では見直されています。
参考:http://hontonano.jp/nutrition/004_oleic%20acid.html

 
酸化されにくくて、熱にも強くて、腸で吸収されにくく、皮膚の刺激も少なく・・・人間にとっては嬉しいことが多く、うまく活用できたらお得な油です。
 
最近では、地中海式の食事にオレイン酸がたくさん含まれるオリーブオイルが使われていることが注目され、地中海式ダイエットも流行していますよね!
 

オレイン酸の基本効果

オレイン酸は、摂取するといろいろな効果・メリットがあると言われています。
 

コレステロールを下げる/生活習慣病予防になる

オレイン酸は、リノール酸、DHA、EPAなどと同じく、不飽和脂肪酸と呼ばれる、比較的参加しにくい安定した油の仲間です。
 
善玉コレステロールを減らさずに、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールを減らすことができます。
 

腸内フローラを改善する/便秘を解消する

オレイン酸は、小腸に吸収されにくいことがわかっています。小腸を通過し大腸に届くので、直接腸を刺激して排便を促すことができます。
 
まずオリーブオイルの主成分はオレイン酸です。このオレイン酸は、一時的に多く 摂った場合は小腸で吸収されにくい成分なので、腸壁をゆっくりと刺 激することができます。また大腸を刺激し、さらに老廃物と混じって腸管内の便をなめらかにして、排便をスムーズに促す役割があります。
 

またオリーブオイルを他のオイルと比べた場合ですが、他のオイルは主に小腸で吸収されることが多いので、大腸まで到達するオリーブオイルは、まさに腸内環境を整えるのにうってつけなのです。
参考:松生恒夫 『腸寿 長寿な腸になる77の習慣』

 

胃酸の分泌を抑える/胃に負担をかけない

オレイン酸は、飽和脂肪酸に比べると、胃での滞在時間もとても少ないことがわかっています。そのため、胃に余計な負担をかけません。
 

オレイン酸は胃での滞在時間が飽和脂肪酸に比べると短いため、その分、余計な胃酸を分泌しなくてもよくなります。このため、胃もたれ・胸焼けすることが少なくなり、胃酸過多症胃炎・胃弱・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの予防・改善にも効果的です。
参考:http://hontonano.jp/nutrition/004_oleic%20acid.html

 

美肌を作る

肌の皮脂を構成している脂肪酸の中で、一番多く含まれているのがオレイン酸です。だから皮膚になじみやすいんですよね。
 
その特徴を生かして、肌用のクリームや化粧水、シャンプーに配合されることもあります。
 

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オレイン酸と腸内細菌の関係

オレイン酸には、私たちの体にとって、いろいろな「いいこと」があることがわかりました。
 
でも、それだけじゃないんです。
 
オレイン酸をはじめとする不飽和脂肪酸は、私たちの腸内細菌にもなんらかの影響があることがわかってきているのです。
 

ピロリ菌を退治する

胃がんの原因になると言われるピロリ菌。できるならば、早急に退治したい、私たち人間にとって怖い菌です。
 
ヘルスクリニックさんのホームページでは、ココアに含まれるオレイン酸とリノール酸が、ピロリ菌を退治してくれる仕組みが説明されています。
 

ピロリ菌の殺菌効果があると認められたのは、「カカオFFA」の中でもオレイン酸とリノール酸である。
 
ココアを飲むと、ココアに含まれる「カカオFFA」が、胃の中のピロリ菌に直接接触する「カカオFFA」はピロリ菌の細胞膜に侵入し、ダメージを与える。ダメージを受けたピロリ菌は、形を変えて徐々に死んでいく。死んでしまったピロリ菌は、塊になって腸のぜん動運動によって胃から排出される。
参考:http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000636.html

 

腸内細菌と協力して機能性脂肪酸を作る

2013年に体外から取り込んだ不飽和脂肪酸を、体の中にいる腸内細菌が、人間の健康に役立つ機能性脂肪酸を作ってくれることがわかっています。
 
京都大学の小川順 農学研究科教授をはじめとする研究グループが米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)の電子版に発表した内容によると・・・
 

本研究グループは、腸内細菌の代表格であり食品産業においても広く活用されている乳酸菌を対象に、未開拓であった腸内細菌の脂質代謝を酵素レベル・遺伝子レベルで明らかにし、その代謝が宿主に与える影響を解析しました。
 
参考:http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131004_2.htm

 
具体的には、オレイン酸などの不飽和脂肪酸を摂ると、乳酸菌が健康に役立つこれらの脂肪酸に変えてくれるというのです。乳酸菌、えらい!笑
 
水酸化脂肪酸
=腸管の蠕動運動を活発化するひまし油成分に構造が類似
 
オキソ脂肪酸
=トマトの脂質代謝異常改善成分に構造が類似
 
共役脂肪酸
=乳製品に含まれる抗肥満活性成分に構造が類似
 
腸のぜん動活動を促してくれて、肥満予防をしてくれるなんて・・・これは、えらいどころじゃないですね。
 

まとめ

今回はオレイン酸をはじめとする不飽和脂肪酸と腸内細菌がタッグを組むとどうなるのかが確認できましたが、まだまだ腸内細菌にはいろいろな秘密がありそうです。
 
私たちはまだ気がついていませんが、私たちが健康でいられるのは、もしかしたら腸内細菌のおかげなところも多いのかも?
 
まだまだいろんなことがわかってきたらいいですね!
・菌活の参考にしてください♪
 

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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