
私たちの体に不足しがちなタンパク質を補ってくれるプロテイン。
特に運動をされている方は、習慣的に摂取している方も多いと思います。忙しくてバランスのよい食生活を送るのが難しい人にとって、プロテインは救世主になってくれる優れものとも言えますよね。
でも実はプロテインって、その原料・成分の中にアレルギーを持っている人が多そうなものも結構含まれているんです。
今回は、プロテインを飲むときに知っておくべきアレルギーのお話をまとめてみました。
プロテインには副作用がある?
「プロテインには、副作用がある・・・」
たまにそういう言葉を聞くことがあります。でも、もともと「副作用」という言葉は、「薬」に対して使われる言葉。
「薬」はそれを飲むことによる作用が1つだけってことはほぼありえません。
いろいろな作用を引き起こす物質が「薬」なので、本来自分がその薬を飲む目的である「主作用」以外に、こんなことも起きるよ~と示してあるのが「副作用」なんです。
プロテインは薬とは違い、食品などにも含まれる「タンパク質」ですよね。だから、そもそも「副作用」とは、ちょっと違います。
でも、食品でも私たちは自分の体質によって、合うものと会わないものがあります。
タンパク質がアレルギーを引き起こす
食品の成分に自分のカラダが反応して、アレルギー症状などを起こしてしまうように、タンパク質もまた、アレルギー症状を起こす場合があります。
それも、プロテインってタンパク質でできていますよね。
タンパク質って、結構アレルギーを引き起こす人が多いんですよね。
プロテインの種類別アレルゲン
一般的によく飲まれるプロテインと言えば以下の3種です。
=牛乳に含まれるタンパク質。ホエイ(乳清)でできている。
カゼインプロテイン
=牛乳に含まれるタンパク質。カゼインでできている。
ソイプロテイン
=大豆に含まれるタンパク質
プロテインに対するアレルギーは、その原材料に対してアレルギーを持っているかどうかで発症するかどうかが決まることが多いと言われています。
(もちろん、主成分以外の物質にアレルギーを持っている場合も多いので一概には言えません)
牛乳をはじめとする乳製品や、大豆って、結構アレルギー体質の方が多い食材なんですよ!笑
だから、プロテインは副作用があるとかいう巷のウワサになりやすいのかもしれません。
でも、逆に考えると、ホエイプロテインを飲むと、アレルギー反応が出る人は、カゼインプロテインやソイプロテインを飲んだら大丈夫かもしれないし、
ソイプロテインがダメな人は、ホエイプロテインやカゼインプロテインなら大丈夫かも。
自分の体質をよく知って、自分に合ったプロテインを選ぶことが大事ですね。
アレルギーの症状例
アレルギーの症状例としては本当にいろいろなものがあるみたいです。わたしの場合は、お腹の膨張感があったと思ったら、ぶわーーーっとじんましんが出てくる・・・というのがいつものパターンです。笑
わからないけど、どうしても弱いところというか、出やすい症状があって、人によって違う気がするんですよね。
すぐにお腹を壊す人がいるでしょ?私のお腹、全く壊れないです。笑
ひたすら膨張感・・・これも苦しいんですよ・・・。泣
プロテインマニアさんにアレルギーの症状が描かれていたので、ご紹介したいと思います。
また、さらに酷い症状としては、
・吐き気、胃や腸の痛み
・お腹がひどくゴロゴロ鳴る、下痢をする、お腹が張る
・皮膚にジンマシンが出る
参考:http://www.p-mania.com/docs3/120_allergy.html
口がしびれる方もいるらしいですね!私、なったことないわー。
アレルギー症状が出てしまったら
もうアレルギー症状が出てしまったら、すぐにやめましょう!これはいつもお医者さんに言われます。
アレルギーは、私たちの体の「免疫系」が、カラダの異常を察し、本来は無害であるはずのものを敵だと思って攻撃してしまう状態です。
だから、変なハナシ、自分を攻撃してしまっているの。だからなるべく早く原因だと思われるものから遠ざかったほうが良いのです。
まとめ
プロテインはタンパク質が主成分であるため、タンパク質の種類によってアレルギーが出やすいものが含まれている場合が多いですが、
今はいろんな種類のタンパク質を使ったプロテインが出ているので、他のものを試して、自分のカラダに合ったものを探すのがおすすめです。
私も実際、ホエイもカゼインもソイもいまいち合わなくて、プロテインを飲むときは、ピープロテイン(えんどう豆のプロテイン)にしています。
※わたしの経験談は以下の過去記事に掲載しています。それぞれのプロテインの特徴・原料・期待効果も書いてあるので、ぜひチェックしてみてください。
▼過去記事
腸を苛めない体づくり、がんばりましょ~!参考にしてみてくださいね。