
こんにちは♪
発酵プロデューサー/腸内環境改善アドバイザーの長谷川ろみです。
今週末(2016年12月9日~11日)に新宿に行くと、幻の発酵食品とも名高い、腸内環境改善の救世主「すんき」が手に入るらしいですよ。

その会場は、新宿駅の地下1階に開設された中部地方インフォメーションプラザ(京王新宿)の「木曽町物産展」!幻とも言われるその理由はなんなのでしょうか?今回は、幻の発酵食品「すんき」についてお話しします。
幻の発酵食品「すんき」とはなんぞや?
「すんき」とは、長野県の木曽地方で古くから作られている、赤カブの葉のお漬物のことです。
と思ったあなた!ちがうんです!!この「すんき」のすごいところは、お漬物なのに塩はもちろん、酢や砂糖、醤油も一切使わずに、乳酸菌の発酵だけで作っているところ。なんで、長野県の木曽地方でしかつくられないのかというと、そこには大きな理由があります。
なんで塩を使わない漬物ができたのか?
普通、漬物はお塩を使います。お塩を使うことで、腐敗菌などの雑菌の繁殖を防ぐことができるので腐りにくくなるんですね。でも、すんき漬けのふるさとである、長野県の木曽地方は、山に囲まれているため、周りに海がありません。海で取れる塩はかなりの高級品で、漬物に使う余裕はなかったんだって!
おまけに木曽は高冷地で、とても涼しいので、腐りにくい気候もよかったのかも?そんな地域独特の悩みを抱えた長野県木曽町の方々だからこそ、乳酸菌だけで発酵させることにトライできたんですね。まさにピンチはチャンス!笑 諦めたら試合終了ですよね!!
自然が作った発酵食品「すんき」、一体どんな味?
私も数回しか食べたことないんだけど、
って思った記憶があります。なんか後味なのか香りなのか、ヨーグルトのような独特の風味がおもしろいの。もちろんかなりすっぱいんですけどね。TBSテレビ系列で放送された「マツコの知らない世界」の「マツコの知らない漬物の世界」の回でも、すんき漬けは5位にランクインしてました。おみそ汁に入れても美味しいらしい♪
発酵食品は、味噌や醤油をはじめとして、お塩のとりすぎが少し心配になりますが、この「すんき」はその心配は無用です。高血圧の方など、お医者さまに塩分のとりすぎを指摘されている人でも食べれちゃうのがすごいでしょ。私も久しぶりに食べたくなってきました。お腹の腸内細菌たちに久しぶりに食べさせてあげたいかも。笑
新宿行き、検討します★
腸活・菌活の参考にしてみてくださいね。
長谷川ろみでした。


最新記事 by 長谷川ろみ (全て見る)
- 過敏性腸症候群の人は唐辛子(カプサイシン)は食べるな?!腸とスパイスの関係性 - 2019年2月17日
- さとうきびごはんって知ってる?沖縄発の腸活フードが腸にイイ理由とは? - 2019年2月16日
- インフルエンザ予防の最新事情!かかる人とかからない人の違いは腸内細菌だった?! - 2019年2月15日
- ビタミンDでインフルエンザ予防しよう!ビタミンDは腸内環境と深く関わっているはなし - 2019年2月13日
- 喘息の原因は腸内細菌?!子どもの喘息と腸内細菌の関係性 - 2019年2月12日