
最近、「スーパーフード」と呼ばれる、高栄養素&高効果の新しい商品が続々と登場しています。
オーストラリア生まれの「バーリーマックス」と呼ばれる「スーパー大麦」もその一つ。
2017年8月9日放送のホンマでっか!?TVの体脂肪減少に役立つ料理として、「バーリーマックス」を使った「高野豆腐のドライカレー」のレシピが公開され、ますます、「バーリーマックス」の効果が注目されるようになりました。
今回は、健康を気にする人たちが注目する話題の「バーリーマックス」の効果や栄養素をまとめてみました!
目次
「バーリーマックス」とは?
「バーリーマックス」は、オーストラリア連邦科学産業研究機構の研究員デイビッド・トッピングと、トニー・バード博士によって研究された機能性大麦(スーパー大麦)のことです。
「バーリーマックス」がスーパー大麦と言われる理由
その後、オーストラリア連邦科学産業研究機構は、帝人株式会社と食品系ベンチャー企業であるHG社(The Healthy Grain社)を設立し、機能性大麦(スーパー大麦)である「バーリーマックス」の共同開発を進めています。
「バーリーマックス」がなぜ「スーパー大麦」と呼ばれるのか・・・その理由は、食物繊維の豊富さにあります。
食物繊維の量だけではありません。いろいろな種類の食物繊維(水溶性食物繊維・不溶性食物繊維・レジスタントスターチ)が一気に摂れる、腸内環境に嬉しい大麦だから!
オーストラリア連邦科学産業研究機構の研究員の研究のたまものなのです。
Yahoo!検索大賞2016 食品部門賞を受賞!
日本では、2016年7月に試験販売を開始、そして9月にテレビで紹介されてから注文が殺到し、一気に注目のスーパーフードになりました。
秋からは品切れ続出で、12月には機能性大麦「バーリーマックス」を原料にしている「スーパー大麦グラノーラ」が、「Yahoo!検索大賞2016 食品部門賞」を受賞!一過性のスーパーフードブームがきたと、見ていた外野の人たちも、ぜひ食べたいと思う存在になったのです。
帝人株式会社さんのプレスリリースでは、これから多くの食品メーカーさんと事業展開の可能性を模索していくと、発表しています。
来年1月からは、日清シスコさんと一緒に「スーパー大麦グラノーラ」を新発売するというプレスリリースもでていました。「バーリーマックス」、どんどんポピュラーになっていきますね。
今後、ますますこんなステキなコラボが増えたらいいなぁ。
「バーリーマックス」の驚きの効果と栄養素
バーリーマックスは、なぜこんなに人気なのでしょうか?
特に注目されている効果は、食物繊維の豊富さです。「バーリーマックス」には、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維だけでなく、「レジスタントスターチ」と呼ばれる、難消化性でんぷんもたくさん含まれています。
難消化性でんぷん「レジスタントスターチ」
食物繊維は腸内環境を整えるためにとても重要な、腸内細菌のエサになるもの。その中でも「レジスタントスターチ」は消化がしずらいので、小腸を超えて大腸の奥まで届きます。大腸の奥まで届くので腸内環境を改善すると言われています。
帝人株式会社さんのホームページによると、「バーリーマックス」の食物繊維は以下のように説明されていました。
参考:http://www.teijin.co.jp/focus/barleymax/
レジスタントスターチは、以前こちらの記事にも書きましたが、「消化されにくいでんぷん」のことです。
レジスタントスターチがなんと4倍も入っているなんて・・・「バーリーマックス」はダイエットにもよさそうですね。
水溶性食物繊維「βグルカン」
「βグルカン」のすごいところは、「糖質の吸収を抑える」ことができるところです。大塚製薬のホームページによると・・・
大麦β-グルカンは、水に溶けると水分を吸収してゼリー状に固まる性質があります。ゼリー状態となった大麦β-グルカンは、胃の中にある食べ物を包み込んで、消化器官をゆっくり移動します。そのため、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるのです。
参考:https://www.otsuka.co.jp/oms/library/glucan.html
ちょっとこれは、腸内環境の改善に役立ちそうな気配!やっぱり「バーリーマックス」はスゴイ!
バーリーマックスの効果まとめ
食物繊維は、腸内細菌のエサになる、腸活にとってとても重要な栄養素の1つです。
バーリーマックスは、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、そしてレジスタントスターチなど、たくさんの種類の食物繊維を一気に食べることができます。
スーパーフードの中には、バーリーマックスのような食物繊維が豊富なものもとても多いですが、お手軽に食べられるものとしては、「バーリーマックス」はかなりおススメです。
ぜひ、「バーリーマックス」を毎日ごはんに取り入れて、効果を実感してみてくださいね★
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