
「このところ外食続きで胃腸が重い気がする・・・」
そんな風に胃腸の使い過ぎが気になったら、ちょっと胃腸を休める断食系のダイエットを試してみるという手があります。それも、日本に古くからある「甘酒」を使った、「甘酒ダイエット」。
最近は「ジュースクレンズ」「クレンズフード」など、「クレンズ」という言葉が流行って、「甘酒クレンズ」や「甘酒クレンズダイエット」と呼ぶこともあるみたい。
今回は「甘酒ダイエット」の効果ややり方をまとめてみたいと思います。
甘酒クレンズとは?
まずは、最近よく使われる「甘酒クレンズ」という用語から整理したいと思います。以前、他の記事にも書きましたが、「クレンズ」とは、「浄化」を意味する言葉です。
▼過去記事
https://www.chounaikankyou.club/article/446176096.html
だから「〇〇クレンズ」と言ったら、〇〇で内臓を休ませて、身体をリセットさせること(=浄化)を指します。「甘酒クレンズ」や「甘酒クレンズダイエット」と言ったら、甘酒を使って、断食(=ファスティング)をすることだと思ってください。
=一定期間、食べ物や飲み物を「コールドプレスジュース」に置き換えることで内臓を休ませ、身体をリセットさせる方法。
=一定期間、食べ物や飲み物を「甘酒」に置き換えることで内臓を休ませ、身体をリセットさせる方法。
甘酒をダイエットに使って大丈夫?
甘酒を使ったダイエットなんて、
摂取する糖が多すぎてダイエットにならないのでは?
とお思いの方もいるかもしれません。確かに甘酒は「糖」は多いです。でも、「飲む点滴」と言われているくらい、栄養満点なんです。もちろん注意点はあるけど、これを使わない手はありません。
甘酒の成分・効果を振り返ってみよう
甘酒は米麹からできたものです。米麹は、米に麹菌がついたもの。麹菌がもつ酵素で、米のでんぷんやタンパク質が分解されて、ビタミンB群やコウジ酸、バントテン酸、アミノ酸の一種であるGABAなどがたっぷり含まれた液体になっています。
米麹由来の甘酒なら、お砂糖は添加されていません。麹菌がでんぷんを分解してくれることでほんのりとした甘みがありますが、お砂糖の甘味ではないんです。
ビタミンB群はカラダの代謝をよくしてくれたり、パントテン酸やGABAはリラックス効果を促してくれたりと、腸内環境の改善だけでなく、カラダ全体の循環がよくなることが期待できます。
甘酒ダイエットのやり方
1日だけ甘酒と水だけですごす日を作ります。甘酒クレンズ(=ファスティング)デーです。
1日以上やるとどんなにカラダに良い成分が含まれていたとしても、バランスが偏ってしまう可能性があるのでおススメしません。モデルプレスさんで紹介されていた、甘酒クレンズのやり方はコチラです。
一気に飲むと、血糖値が急激に上がるため、空腹になりやすくなるため注意が必要です。
参考:https://mdpr.jp/diet/detail/1643942
甘酒ダイエットの注意点
注意しないといけないのは、選ぶ甘酒の種類です。
甘酒には2種類あって、材料が酒粕のものと米麹のものでは、全く味が違います。甘酒クレンズにする場合は、必ず米麹のものを選んでください。もっと言ってしまうと、おススメなのは手づくり甘酒!
甘酒ダイエットを市販の甘酒でやろうとすると、ちょっともたっとしすぎてイマイチさっぱりしないことがあるので、私はいつも手づくり派です。それもお米は入れずに、米麹と水だけで作ったものの方が甘くなりすぎなくて、おススメです。
市販の甘酒の選び方
甘酒ダイエット用の甘酒は、必ず裏に書いてある成分表をチェックしてから買ってください。
注意すべきなのは、なるべく「米麹」以外のものが入っていないものを買うこと。たまに「食塩」が入っているものもありますが、その辺は甘酒ダイエットをする方の許容範囲によって、入っていても大丈夫かもしれません。
私はその辺もちょっと気にしちゃうので、手作りが好きなんですよね~。笑
まとめ
今から、甘酒を使って断食するぞー、ファスティングするぞー、ダイエットするぞーって勢いよく宣言すると、結構大変かもしれませんが、せっかく日本には栄養満点の飲み物があるのだから、毎日の健康管理のために、甘酒を使わない手はないです。
例えば毎日の生活の中で、甘酒をおちょこ1杯飲むっていうのも、効果的な健康法の1つ。(飲みすぎ禁物!笑)
毎日ちょっと消化に時間がかかりそうなものを避けて、甘酒をおちょこ1杯飲むことで、栄養バランスの片寄りを是正できるはずです。腸活・菌活の参考にしてみてくださいね。