
突然ですが、わたし、グレープフルーツが大好きなんです。フルーツの中ではいちばん食べる回数が多いかもしれません。なんか・・・好きなんだよね!笑
でも実は、ただ味が好きなだけじゃなくて・・・グレープフルーツを食べると、次の日すっきりお通じが!あるんです!笑 そんな経験を何度もしてしまうと、もうやめられませんw
「自分のおなかに合う」という感覚は、理屈抜きでものすごく大事だと思っているので、「グレープフルーツがなんで便秘にいいのか」はそんなに考えてこなかったけど、今回はせっかくなので、グレープフルーツのすごさをちゃんとまとめてみたいと思います。
グレープフルーツの基本的な栄養素
グレープフルーツがスゴイのは、栄養素がいっぱいなのに、カロリーが低いところです。
80kcal/1個(約210g)
主なソース: 日本食品標準成分表
こんなに低カロリーなのに、ビタミンミネラルがたっぷり!特に腸内環境にも良い影響を及ぼすと言われているビタミンCがたっぷりで、腸内環境の改善やアンチエイジング効果も期待できると言われています。
参考:http://calorie.slism.jp/107062/
参考:http://www.kounoujiten.com/syokuhin/grapefruit.html
便秘効果
グレープフルーツには、水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。特に果肉の周りについている白いわたの部分には「ペクチン」と言われる水溶性食物繊維が豊富なんですって。
食物繊維は腸内細菌のエサになるので、腸内環境の改善を手助けしてくれます。
ガン予防効果
実はがんを予防する食べ物としても、グレープフルーツはとても有名です。
アメリカ癌協会(アメリカン・キャンサー・ソサエティー ACS)は、ガンを予防するためには以下の3つを摂取することが重要だと述べています。
ビタミンA
食物繊維
また、高脂肪な食事はリスクが高く、低脂肪なモノをバランスよく摂取することも非常に効果的としています。
その条件にもっとも当てはまる食べ物が、なんとグレープフルーツなんですって。低脂肪なのに、ビタミンCとビタミンA、そして食物繊維が豊富です。
また、丸果石川中央青果さんのホームページでは、こんなことも書かれています。
参考:
http://www.maruka-ishikawa.co.jp/fruits/items005/grapefruit.htm
そう、この「リモニン」という成分がスゴイの!笑
ガン予防成分「リモニン」とは?
「リモニン」または、「リモネン」と呼ばれるこの成分は、ファイトケミカルの1つです。コトバンクさんでは、このように説明されていました。
参考:https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89-1606925
あの苦味が、私たちの体によい影響を及ぼしてくれているんですね。リモニンの効果効能としてよく紹介されるのは、内臓脂肪減少効果、がん予防効果があります。免疫系を安定させてくれるので、風邪の予防やインフルエンザの予防にもなります。
成人病予防効果
グレープフルーツには、イノシトールという栄養素が含まれています。
このイノシトールは、コレステロールの代謝や、肝臓の機能を正常に保つ働きがあると知られています。そのため、脂肪肝や動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞といった成人病を防ぐとされています。低脂肪、低カロリーで、食物繊維もたっぷりなので、心臓病も予防することができると言われています。
ダイエット効果
グレープフルーツには、葉酸がたくさん含まれています。
葉酸はタンパク質を合成して、細胞分裂を促進してくれます。肌を生まれ変わらせ、美肌にしてくれるというのは有名かもしれませんが、それだけじゃありません。
私たちの体は約60兆個の細胞でできているのです。肌だけじゃなく、腸の中でも、常に細胞分裂がおこっているの。ということは、腸壁の粘膜細胞も代謝されて、腸の動きがよくなり、便秘解消にもつながるのです。葉酸、めちゃめちゃ大事ですね♪
もう一つダイエットにいいとされる理由は、グレープフルーツに含まれる「ヌートカトン」や「ナリンギン」の存在です。
参考:http://www.kounoujiten.com/syokuhin/grapefruit.html
グレープフルーツの効果的な食べ方
グレープフルーツはこれだけたくさんの効果があるので、できるのであれば最大限の効果が得られる食べ方をしたいですよね。おススメなのは、まず食べる前に匂いを嗅ぐこと!匂いを嗅ぐと、食欲が抑えられますから、食べ過ぎるリスクが減ります。
そしてなるべく、残す部分を少なくすること。
皮も根もまるごと食べる「全体食」を推進する方がよく使う、「ホールフード(=全体食)」という考え方がありますが、グレープフルーツの場合、特に果肉の周りのわたの部分の食物繊維もなるべく一緒に食べたほうが、腸内環境を改善してくれる可能性は高まります。
できればまるごと食べるか、スロージューサーなどをお持ちの場合は、皮もまるごと含めてグレープフルーツ100%ジュースにしてしまうのもおススメです!
まとめ
いやぁ・・・まとめてみると、本当にすごい栄養の宝庫ですな。笑
それもデトックス系に強いフルーツの代表のように感じます。ダイエットとか、便秘とか、代謝とか・・・
みなさんもぜひ、腸活・菌活ツールとして、グレープフルーツを使ってみてくださいね。