こんにちは♪
発酵プロデューサー/腸内環境改善アドバイザーの長谷川ろみです。
世界一くさい缶詰といわれる、スウェーデン産「シュール・ストレミング」をご存じですか?
スウェーデンなどの北欧地域では、お魚のニシンをたくさん食べます。日本もそうだけど、昔は冷蔵技術が今のように発達していなかったから、保存食として塩や乳酸菌を一緒に缶に入れて、ニシンを塩漬けにしたものが「シュール・ストレミング」です。
缶を開けたら最後、ものすごい異臭がして、目さえ開けられなくなるというシロモノですが、なんと今回、小学生に臭いをかがせたんだって!笑
すごい授業だなー。でもとても勉強になりそう。食育?の一環なのかしら?
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腐ったサバとシュール・ストレミングを比較する授業
Yahooニュースに掲載された記事によると、子どもたちを集めて”くさい体験授業”を行ったそうです。その内容は…
参考:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170215-00000086-sasahi-life
あーそういえば聞いたことある!人間は本能的に嗅覚で自分のカラダにとって悪いモノを見分ける力があるらしい。笑
そもそも「腐敗」と「発酵」の定義は似ていて、結局両方とも「微生物の活動により、糖やタンパク質が分解されること」を意味しています。
違いは「人間にとって有害か?それとも無害か?」というところのみ。有害なのが、腐敗。無害、むしろ有益な作用があるのが、発酵です。
特に子供はオトナよりも、自分にとって安全なものを嗅ぎ分ける能力に長けてそうですよね。
世界の発酵食品の中で臭いモノランキング
一般的に臭いとされる食品はたくさんあります。それも、臭さは測れるらしいの!笑 その臭さの度合いを測るのは、「臭気指数(しゅうきしすう)」です。
ニオイの濃度を数字で表したもので、その単位は「Au(アラバスター)」と読みます。日本食の中でランキングの常連と言えば、やいたばかりのくさやです。
ホント臭い。いや、冗談じゃなくw やいていないときはそんなににおわないのですが、焼いたとたんに倍以上の「Au(アラバスター)」を記録するようです。おそろしや~。
発酵と腸とココロとカラダさんのホームページによると、くさやとはこんな食べ物です。
新鮮な魚を「くさや液」という発酵液につけ込み、天日干ししたもの。
「くさや液」は魚醤(ぎょしょう)に似ており、独特な味や風味がある。
ニオイは、ぎんなんに似てる。アンモニア臭?(泣)
焼いて食べると、発酵によりアップした魚の旨みにより、ご飯にとても合う。
参考:http://cocoaru.net/5167
私も食べたことあるけど…美味しいけど…うーん、1回食べれば満足な感じだった気がしますw まあ、そんなに出会えないしね。出会ったら是非食べてみてください★
長谷川ろみでした。