お酒は免疫力を下げる?!お酒は体にいいのか?悪いのか?いろんな見解まとめ




みなさん、お酒は好きですか?

お酒自体の味が好きな人も、お酒を飲む場の雰囲気が好きな人も、お酒が好き!と一言に言っても、いろんな意味が隠れていそう。

適度なお酒は、血行をよくして血管を詰まりにくくしたり、胃腸の蠕動運動を促してくれたり、または、コミュニケーションを円滑にしてくれたりと、ありがた~い影響があります。

でもね、一方でお酒が免疫力を下げる可能性も指摘されています。

免疫力といえば、腸活中の方にとっても、結構重要なポイントじゃん?

別にお酒だけじゃなくて、なんでもイイ面の裏にはワルイ面があるので、知っておくことは大事だと思うんです。

というわけで、お酒と免疫力の関係についてまとめてみました。

免疫力とは?

最近よく、「」という言葉が使われますが、「」とはいったいどういう力のことなのでしょうか?

かんたんにおさらいしてみると・・・

免疫とは、体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し、撃退する自己防衛システムのこと

を言います。

人間にはあらかじめ、自分以外のものに対して、自分ではないと判断し、異物が入ってこないようにする力が備わっています。これを「免疫力」といったりするのね。

「免疫力」が低下している状態とは、自分ではないと判断し、異物が入ってこないようにする力のバランスがおかしくなっている状態。

体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを監視しているはずなのに、監視がうまくいかなかったり、攻撃できなかったりするようです。

お酒は免疫力を下げる?

じゃあ、この免疫力、お酒とどんな関係があるのでしょうか?

残念なことに、一般的に「お酒(アルコール)は、免疫力を下げる」といわれます。

人間がよっぱらってろれつが回らなくなったり、思考が停止しちゃったりするように、免疫力もどうやらおかしくなるらしい・・・笑 

いろいろな方がアルコールは免疫力を下げることについて、言及されているので、一部ご紹介しましょう。

たとえば、鳥取県保健事業団が発行している「事業団だより」には、このように書かれていました。

アルコールが代謝されてできる物質は、「免疫毒」とさえ呼ばれ、常習飲酒の人には発がん率や呼吸器系感染率が高いことがわかってきています。

参考:(公財)鳥取県保健事業団 事業団だより
http://www.hokenjigyoudan-tottori.or.jp/jigyoudandayori036.pdf

アルコールを常習的に飲む人は、注意が必要といわれる理由は、このあたりが理由ですね。

いなば内科クリニックさんのコラムでは、常習飲酒者の免疫力低下リスクについて、このように説明されています。

アルコールやその代謝産物は、免疫力を低下させます。

常習飲酒者は発がん率が高く、 呼吸器感染率が高いといわれています。

常習飲酒者から生まれた子供は長期間にわたり免疫系異常がみられ、そのため、いろいろなウイルスに感染しやすい事が分かってきました。

参考:いなば内科クリニック コラムより
http://inabamc.com/column20170220.html

こわいこわい・・・。

アルコール中毒者は、免疫異常が見られることが多く、それによっていろいろな病気を発生させてしまうようです。

慢性アルコール中毒者と免疫異常については、こんな論文もありました。

アルコール性肝障害のある例では、飲酒によ り一部はエタノールに対 する細胞性免疫異常が成立し、それによって肝障害が進展していくこ とが示唆され た。

参考:慢性アルコール中毒者における免疫異常
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nisshoshi1964/76/2/76_2_184/_pdf

アルコールを飲みすぎると肝障害が起こるのは、免疫異常が関連してるんだって。泣

お酒が免疫力を下げる理由

ではなぜ、お酒は免疫力を下げるのでしょうか?よく言われる理由が2つありました。

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整理してみると・・・

アセトアルデヒドができるから

アルコールが肝臓で分解されると、アセトアルデヒドという物質に変化することが知られています。

このアセトアルデヒドが、免疫力を低下させているという理由がひとつ。

二日酔いの原因も、このアセトアルデヒドが影響していることが多いといわれます。

アルコールが免疫細胞の活動を鈍らせるから

また、アセトアルデヒドとは関係なく、アルコールが直接、免疫細胞の活動を鈍らせてしまうこともわかっています。

久里浜医療センター精神科診療部長の木村充先生のコメントが日経スタイルさんに掲載されていたので、ご紹介します。

アルコールは、免疫反応や炎症反応、生体防御に深く関わる『サイトカイン』を脳の血管周りで増加させます。これが頭痛を起こしやすくする原因の一つ」と木村先生は続ける。

サイトカインとは、体内で起こった炎症などのトラブルを細胞同士で知らせ合う物質(微量生理活性タンパク質)のこと。

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO78252700Q4A011C1000000

サイトカインが通常とは違う動きをしたり、免疫細胞の活動を鈍らせてしまうらしい・・・。

また、血中のアルコール濃度が一定以上になると、免疫細胞の1つであるNK細胞の活性は大幅に下がってしまうのだとか。

NK細胞は、癌細胞などをやっつけてくれるスナイパーですから、スナイパーが元気ないと一大事なのです。

やっぱりアルコールの免疫力への影響は大きそうですね。

アルコールVSストレス、免疫力を下げるのは?

アルコールが免疫力を下げることはわかりましたが、免疫力を下げる原因はほかにもたくさんあります。

特に怖いのが、

ストレスって気が付かないうちにたまって、私たちのカラダを攻撃してくるから本当に大変。

ストレスは免疫力の大敵だとよく言われますが、そういう意味ではストレスを緩和させるためにお酒を上手に活用している人もいるよね。

お酒の飲みすぎは、もちろん議論の余地がないぐらいだめですが、ちょっとの量でストレスが発散できるのであれば、お酒が免疫力の低下を助けてくれる可能性も否定できないのかも・・・笑

お酒の量や、体質など個々の環境によって、お酒は薬にも毒にもなる・・・そこが、実は一番こわいところなのかもしれません。

アルコールは成長ホルモンの分泌を阻害する?

もう一つ、個人的に怖いのがアルコールと成長ホルモンの関係です。

成長ホルモンといえば、私たちの肌や臓器、細胞を生まれ変わらせてくれるとても大事な存在。

健康的な体を保つためにも、シミやしわをはじめとする老化を防ぐためにもすごーく重要なホルモンなのに、アルコールは成長ホルモンの分泌を抑制することが知られています。

未成年がアルコールを飲んではいけない理由の一つに、アルコールが成長ホルモンの分泌を阻害する可能性があることが挙げられています。

アルコールが分解されるときにできるアセトアルデヒドという毒素が神経を刺激し、眠りを浅くしてしまうことが原因だと考えられています。

参考:西新宿整形外科クリニック 
https://www.ns-seikeigeka.com/qacolumn/seichouki/419.html

やっぱり、健康でいるため、若々しくいるためには、アルコールは飲みすぎちゃだめだな。笑

お酒は免疫力を下げる?まとめ

お酒は飲みすぎると免疫力を下げる可能性があります。
その理由は、大きく2つにわけることができました。

アルコールがカラダの中で、アセトアルデヒドという物質に変化し、免疫力を下げる。
免疫細胞の働き自体をアルコールが弱めてしまう。

でも、これはあくまで飲みすぎた場合です。お酒にはストレスを解消する働きや血行を良くする働きもあるので、人によっては逆に免疫力の低下を防いでいる可能性もなきにしもあらず・・・笑

という言い訳をして、お酒をたくさん飲んでいる人を知っているので、やっぱりお酒には注意が必要だと個人的には思っています。笑

お酒を飲むときは、せめてバランスのよい食事をとったり、お水をいっしょに飲んだりして、飲みすぎないようにしたいですね。

参考になれば幸いです。

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長谷川ろみ

本サイトの編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中! 「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、100歳まで遊んでくれる仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪ ▼プロフィール詳細はコチラ ▼活動内容詳細はコチラ ▼取材やお仕事の依頼はコチラ ▼instagramはコチラ ▼腸内革命ラジオ(Youtube)はコチラ

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