便が細いのは病気の合図?考えられる理由や原因とは?




便の異常は思わぬ病気に気が付けるサインだとよく言います。

自分の体を思い返しても、やっぱり毎日食べるものや体の状態によって便の形状は異なることを感じています。

黒っぽかったら、「ああ、ちょっと脂っぽいモノたべすぎちゃったかもしれない」と思ったり、にゅるっと気持ちよくでたら、「ああそうだ、昨日オクラ納豆食べたんだ」とか思うだけでなく、心配事があれば出なくなるし、出なくなるとにきびがたくさんできたりもします。

便は、わたしたちの体で起きていることを教えてくれる、唯一無二の手がかりだといってもいいのではないでしょうか?

今回はそんな中でも、ちょっと心配な便が細くなる現象について、少しまとめてみました。

便の正体

イベントなどで便についてお話をすると、びっくりされがちなのが、便の構成要素です。

便は、私たちの毎日の食事の食べかすであると思っている方がとても多いようです。

便は食べかすだけじゃない

もちろん食べかすも含まれていますが、便の全体量からするとそれほど多くありません。

便はその80%が水分です。

残りの20%は、腸内細菌の死がい、古くなって剥がれ落ちた腸の粘膜、そして食べ物の食べかすが三分の一ずつだといわれています。

水分量が少ないところころうんちになってしまいますし、水分量が多ければ水のようなうんちになってしまうのですが、この調節も腸が行ってくれています。

便が細い理由

便が細くなる場合、その理由は多岐にわたります。便が細いことが少し心配されるのは、その原因ががんやポリープによるものである可能性もあるからです。

便が細くなる理由をかんたんにまとめてみました。

便の水分量が少ない

全体的に水分量が多い場合に便が細くなることがあるそうです。軟便傾向の方は、ご自分の太さが実は一般的な太さより細い場合があります。

なにかしらの原因で腸が詰まってしまっている

便秘などでも便が細くなってしまうことがあります。

便秘の場合は予想ができたのですが、一度すごくつらかったのは、健康診断の際に飲むバリウムでした。

バリウムを飲んだ次の日、バリウムが固まってしまって、腸から排泄できず、バリウムがじゃまをして便が細くなってしまったことがあります。

排便のトラブルは本当に怖いので、それ以降怖くてバリウムが飲めません。。。

腸ががんやポリープ、炎症などによって細くなっている

一番怖いのが最後のパターンです。特に細くて短い場合は、がんやポリープによる炎症である可能性も高いといわれています。

太くて短い便・・・便秘の人に多いタイプ。
細くて長い便・・・肛門で便が細くなると、腸の消化不良。
細くて短い便・・・原因として、大腸がん、腸の炎症。

参考:村上記念病院 糖尿病新聞より
http://www.murakami-kinen.or.jp/tonyonews/2016/0610.pdf

もしまだがんになる前の状態で便の細さという異常に気が付くことができたら、そんなにうれしいことはありません。大きな病気になる前に、ぜひ病院にいかれてほしいです。

ほんとに「ガン」や「ポリープ」であれば、出血がたまにあるとか、たまに便が細くなるなんてことはなく、「毎回便に血がつく」、「いつも細い便しかでない」、はずなんです。もっというなら、「出血がある」はともかく、「便が細い」、「何度もトイレに行きたくなる」に関しては、そこまできていれば、早期ガンではなく進行ガンの可能性が高いかもしれません。

参考:松島ランドマーククリニック
http://www.matsushima-hp.or.jp/landmark/evacuation_20.html

違和感があったら、ちゃんと病院で診てもらうことがすごく大事ですね。

また、便は細くないけど、便秘がひどいという方も注意が必要です。

慢性便秘に慣れてしまってたかをくくっていると、便の周りで腸内細菌たちが毒素をだし、その毒素がもとでがんやポリープなどの病気になることもあるので、腸を大切に、毎日意識して生活することは、とても大事です。自戒の念も込めて。

便の普通がわからない人のために

そうはいっても、便の普通ってほんとうにわかりにくいものです。

そんな私たちのために、いちお便の形状と硬さを元に7段階に分けた便の基準があるのをご存知ですか?

この基準のことをブリストル便性状スケール、別名BSスコアといいます。

ブリストル便性状スケールとは?

ブリストル便性状スケールとは、英国ブリストル大学のHeaton博士が1997年に提唱した大便の形状と硬さで7段階に分類する指標のことです。

以下の7段階に便をわけ、コロコロ便と硬い便を軟便、泥状便と水様便を水様便とわけ、真ん中が正常であると判断するための基準になっています。

コロコロ便:硬くてコロコロの兎の糞のような便
固い便:ソーセージ上につながってはいるが固い便

やや硬い便:表面にひびがある程度のソーセージ状の便
普通便:表面がなめらかでやわらかいバナナ状の便、とぐろを巻くこともある
やややわらかい便:半固形のふわふわの便

泥状便:泥状でふにゃふにゃの便
水様便:水状の固形物を含まない便

やはり便の形状には個人差が大きく、残念ながら便の細さの基準などはありません・・・。

しかし、がんが便の細さでわかった方などもたくさんいらっしゃるので、早いうちにお医者さまに相談するのがよさそうですね。

まとめ

便はなかなか自分でみたり、人に見せたりしないもので、注意していないと自分の異常に気が付けない可能性が高いと思います。

しかし、もし便が細いと危険な場合もあることを知っていたら、いざ細い便を見たときにすぐにお医者様に相談したり、注意したりすることができるのではと思い、今回は細い便をテーマに書いてみました。

便の細さだけではなく、毎日の便を観察し、普段から自分の便の特徴などを気にしておくことは、健康長寿の第一歩になるかもしれませんね。

私も毎日、観便(かんべん=便を観ること)をしています。

ぜひみなさんも観便(かんべん=便を観ること)してみてください。

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長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中!

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、元気でポジティブな仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪

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