ビフィズス菌A1がアルツハイマー型認知症に効果あり?!森永乳業が発表したぞ




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

日本でも年々増えているといわれるアルツハイマー型認知症。

一回かかってしまうとなかなか治らないのは周知の事実ですが、もしそれが本当ならば、私たちは発症をさけるべく、アルツハイマー型認知症予防に力を入れなくてはなりません。

でもねぇ…いったいどうすればいいのでしょうか?

今回は、森永乳業さんが「ビフィズス菌がアルツハイマー型認知症に効果あるかも?!」という発表をされたので、その内容についてまとめてみました!

ビフィズス菌A1とは?

ビフィズス菌A1(Bifidobacterium breve A1)は森永乳業さんが研究を続けているビフィズス菌です。

今年1月28日に都内で開催された森永乳業創業100周年記念国際シンポジウム「腸内細菌と健康-ビフィズス菌研究の新展開ー」の中で、「アルツハイマー型認知症の発症を抑制するビフィズス菌の可能性について」という研究報告があり、その中で言及されました。

まだ事業化されていないので、私たちが食べることができる商品も出ていないみたいですが、これからもしかしたら出てくるかもしれない、注目のビフィズス菌です。

ビフィズス菌A1とアルツハイマー型認知症

日本はすでに少子高齢化社会に突入していて、人生100年時代を迎えるといわれています。

長生きは健康であれば喜ばしいことですが、不健康で寝たきりだったり、もう自分で自分のことができない、よくわからない状態になってしまったとしたら、喜ばしいかは…ちょっと難しいですよね。

そんな中、実は世界的にアルツハイマー病をはじめとした認知症患者は、とても増えているといいます。

研究の背景

森永乳業さんはこのアルツハイマー病をはじめとした認知症が、徐々に進行する慢性的な病気であり、一度発症してしまうと進行を止めるのが難しいという特徴から、どうにか予防することはできないかと研究をはじめたそうです。

今回のビフィズス菌A1とアルツハイマー型認知症の関係について、森永乳業さんはプレスリリースの中でこのように発表しています。

森永乳業は、病態モデル動物を用いたアルツハイマー型認知症(以下アルツハイマー病)の予防効果の検討を行い、「Bifidobacterium breve A1(以下「ビフィズス菌A1」)」がアルツハイマー病の発症を抑える可能性があることを発見しました。

 「ビフィズス菌A1」を摂取することにより、空間認識力及び学習・記憶能力の改善が確認され、アルツハイマー病の発症を抑える可能性が明らかになりました。

スポンサードリンク

参考:http://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-2802.html

まだ、マウス実験ではありますが、

空間認識力
学習・記憶能力

に改善効果が見られたのだとか。

ビフィズス菌A1がアルツハイマー病に効くしくみ

アルツハイマー病のマウスと普通のマウスの違いを確認してみた報告がとてもおもしろかったのでご紹介します。

アルツハイマー病のマウスは、なんと「慢性的に脳に炎症が起こっている」そうなんです。

でもビフィズス菌A1をとると、ビフィズス菌A1の抗炎症作用が働いて、空間認識力や学習・記憶能力が改善したというのが、ビフィズス菌A1がアルツハイマー病に効くメカニズムらしい!

通常マウスと比較して、アルツハイマー病モデルマウスでは生理食塩水を摂取した群において多くの遺伝子発現が変動し、特に免疫反応や炎症に関わる遺伝子群の発現が誘導(免疫異常や過剰な炎症が起こる)されましたが、「ビフィズス菌A1」を摂取した群では、それらの遺伝子発現のほとんどが正常の状態を保っていることがわかりました。

「ビフィズス菌A1」は、モデルマウスの脳内において引き起こされた過剰な免疫反応や脳内炎症を抑えることにより、認知機能障害を改善したと考えられます。

参考:http://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-2802.html

やっぱり「炎症」っていろいろな病気を引き起こしたり、細胞を老化させたりと、怖いことばかりですね…。

「炎症」を防ぐ生活をすることが、心身ともに健康な100年をすごす秘訣なんだろうなぁ。

ビフィズス菌A1とアルツハイマー型認知症まとめ

森永乳業さんが研究中のビフィズス菌A1には、大きな可能性がありそうです。

アルツハイマー型認知症の人の脳は慢性的に炎症を起こしていて、その炎症を止めてくれる(=抗炎症作用)というのが、アルツハイマー型認知症を改善するメカニズムのようです。

炎症を避ける生活はすごく大事だなぁ・・・。
炎症を起こさないように、自分の体にあわないものは避けたり、避けるために自分の体を知ることはすごく大事なことだなと再認識しました。

みなさんも参考にしてみてくださいね。

The following two tabs change content below.

長谷川ろみ

腸活研究家&本サイトの編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中! 「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、100歳まで遊んでくれる仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪ ▼プロフィール詳細はコチラ ▼活動内容詳細はコチラ ▼取材やお仕事の依頼はコチラ ▼instagramはコチラ ▼腸内革命ラジオ(Youtube)はコチラ

腸活メルマガ(無料)購読はコチラ!

本サイトは、腸活講座やお得情報がつまった「腸活メルマガ(無料)」を配信しています。