大豆イソフラボンの取りすぎは危険?男女で違う影響もまとめてみました。




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

大豆イソフラボンは、大豆を使った多くの食品に含まれている成分で、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをすることから、

お肌にいい!
アンチエイジング効果がある!

などといわれて注目されました。

でも、実は最近大豆イソフラボンの取りすぎを心配する声も上がっています。
大豆イソフラボン、取りすぎるとどうなっちゃうの?どうやら男女でもその影響は違うようなので、まとめてみたいと思います。

大豆イソフラボンの摂取量

大豆イソフラボンの取りすぎを語るには、標準的な摂取量を知らないと始まりません。

食品安全委員会が発表した内容によると、大豆イソフラボンの摂取目安量は70~75mgとしています。実はこれが上限。

もっと細かくいうと、

サプリメントから摂るのは、30mgまでにしよう
食事の分もふくめたら、70~75mgが上限だよ

という方針のようです。

大豆イソフラボンの過剰摂取の目安

大豆イソフラボンの過剰摂取という場合の目安はどのくらいなのでしょうか?

食品安全委員会が同じように過剰摂取に関して言及した内容によると、大豆イソフラボンアグリコン換算で1日に150mg以上を「過剰摂取」としているようです。

そう考えると、70~75mgは上限といいつつも、ちょっとゆるいように感じますね。

大豆イソフラボンを取りすぎている人はいるのか?

70~75mgが上限といわれても、実際に自分がどのくらいとっているか、あまりわからない方も多いと思います。

このあたりの目安がフジッコさんのホームページに掲載されていました。

納豆1パック:35mg
豆腐1丁(300g):80mg
豆乳1パック:40mg

ということは、納豆や豆乳なら2パック、豆腐なら1丁でもうオーバーです。

例えば、毎日豆腐を半丁食べている人が、納豆1パック食べたらオーバーだし、豆乳を毎日飲むようにしている人が納豆を食べたらオーバー。

結構、自分の食生活を考えると、オーバーしそうな感じがするけど、みなさんはどうですか?

国民栄養調査の結果

すぐにオーバーしちゃいそうな大豆イソフラボンですが、実は意外とそうではないみたい。やっぱり摂取不足の方がほとんどなのだそう。

国民栄養調査(2002)の結果によれば、半数の人はなんと1日に 18mgに達していないというのが現実なのです。75mgとは国民の95%が摂取できていない量で、それ以上摂取できている人は5%もありません。

参考:https://www.fujicco.co.jp/know_enjoy/health/isoflavone/topics/05.html

そうか…やっぱり私、大豆が好きだから、普通よりも多くとってるのかな。
普通は大豆イソフラボンを取りすぎについて、そんなに心配する必要はなさそうです。

大豆イソフラボンの取りすぎの影響

大豆イソフラボンの取りすぎは、あまりかんたんになるわけではないことがわかりました。

でも、やっぱり私と同じような大豆好きさんは心配かもしれません。

大豆イソフラボンと女性

大豆イソフラボンを女性が取りすぎた場合、女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、エストロゲンの分泌が乱れてしまうことがわかっています。

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エストロゲンの分泌量の変化については、このような影響があるそう。大豆イソフラボンをとりすぎて、エストロゲンの分泌量が増えると乳がん、子宮体がんのリスクが高まるといわれています。

◯エストロゲンの分泌量が少なすぎると……
・乳腺の発達が止まる
・肌や髪のツヤがなくなり、抜け毛が多くなる
・自律神経が乱れる
・骨粗しょう症にかかりやすくなる
・認知症のリスクが上がる

◯エストロゲンの分泌量が多すぎると……
・乳がん、子宮体がんのリスクが高まるといわれる

参考:https://www.d-healthcare.co.jp/kimochi-column/son-dr-pregnant20171214/

この乱れが、結構顕著で、わたしも豆乳を飲みすぎると、胃腸に違和感があったり、生理のタイミングに影響したり、体に変化が起こるので、ちょっと心配になったり・・・

乳がん経験のある女性や乳児は特に過剰摂取には注意するようにとの報告もあります。

やっぱりなにごとも偏らないようにするのが大事ですね。そんなにとってるつもりないんだけどな。笑
個人差ありそうだな。

大豆イソフラボンと男性

女性ホルモンとの関係に影響するだけだとしたら、男性は関係ないじゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ものごとはそんなに単純じゃあありません。笑
やっぱり男性も女性ホルモンの働きが優位になって、男性ホルモンが抑えられるといった状況になる可能性があるんですって。

男性がイソフラボンを摂取することによって、男性ホルモンが活発になってしまっている活動を抑制する効果もありますので、毛母細胞にアプローチすることで、育毛の効果も期待することが出来ると言われています。

このことから薄毛に悩みを抱えてしまっている方にとりましても、イソフラボンはとても有効的な成分と言えるでしょう。

参考:http://www.civilitasresearch.com/dannseiga.html

なんと、脱毛防止効果があるなんて!でも、待ってください…この男性の育毛との関係については、諸説あるようで、あんまり信じすぎるのはよくないかも。

ホルモンはバランスがとても重要で、バランスが崩れると改善どころか髪の成長を妨げる可能性があるため。

参考:https://hagelabo.jp/articles/mjihage-female-hormone

男性が女性ホルモンを増やすために大豆イソフラボンをとって、育毛を狙うのは、どうやら危険性も伴うような気がします。

何事もほどほどがよさそうです。

中国では豆乳を2年間飲みすぎた結果、胸が大きくなってしまって、病院で「イソフラボンのとりすぎによる乳房の発育」を指摘された例もあるようなので、大豆イソフラボンのとりすぎには注意しましょう。

当初、劉さんは「この胸の膨らみは “中年太り” によるもの」と信じていたそうだが、病院に行ったところ「イソフラボンの摂りすぎによる乳房の発育」であることがわかったのだそうだ。

参考:https://rocketnews24.com/2014/06/24/457385/

大豆イソフラボンの取りすぎまとめ

大豆イソフラボンの基準となる摂取量は、以下の通り。

サプリメントから摂るのは、30mgまで
食事の分もふくめたら、70~75mgが上限

取りすぎると女性の場合は、乳がんや子宮体がんのリスクが高まるといわれています。また男性も胸が発育するなどの変な事態に巻き込まれる可能性が無きにしも非ず・・・笑

ただ、一般的に大豆イソフラボンをとりすぎるケースはまれで、ほとんどの人がもっととったほうがよい状態であることはたしかです。

なにごともほどほどがよいですが、普段大豆をあまり食べない人は、食べてみて体の調子を研究してみてはいかがでしょうか?参考にしてみてくださいね。

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長谷川ろみ

腸活研究家&本サイトの編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中! 「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、100歳まで遊んでくれる仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪ ▼プロフィール詳細はコチラ ▼活動内容詳細はコチラ ▼取材やお仕事の依頼はコチラ ▼instagramはコチラ ▼腸内革命ラジオ(Youtube)はコチラ

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