下痢の原因は何なのか?乳酸菌を飲んで下痢になる場合もあるってほんと?




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

私はもともとかなりの便秘体質で、自己分析によると、たぶん腸の蠕動運動が弱いタイプの便秘なのではないかと思っています。それも、冷えが多少影響しているやつです。

その証拠に腸内環境の細菌検査をすると、「便秘体質ではない」と判断され、腸の蠕動運動を刺激する食べ物を食べたり、腸を温めると調子が良くなります。

自分の体質をなんとなくでも知っておくことはすごく重要で、ヒトから聞いても絶対にわからない自分の財産です。今回は、私とは正反対の下痢の人の原因について、少し整理してみました。

下痢の原因

一般的にどんな時に下痢になるのでしょうか?下痢を起こしやすい人の生活習慣はどんなものが多いのでしょうか?今回はその具体的な原因をいくつか挙げてみたいと思います。

暴飲暴食

暴飲暴食というのは、自分が食べるものを管理できていない時に起こります。食べるもののバランスはめちゃくちゃで、特に栄養素は関係なく同じものばかりをずっと食べてしまうこともあり得ます。

こういう乱暴な食べ方は、腸の動きを止めてしまったり、悪玉菌を増やしてしまうため下痢にもなりやすいといわれています。ファスティングなどをして腸をいったんキレイにすると、腸の状態がよくなり、下痢や便秘も治るという方が多いのは、このためです。

特定の刺激物

にんにくに含まれる硫化アリル、唐辛子に含まれるカプサイシンなど、刺激物を含む食品を食べると下痢を起こすことがあります。便秘の人にとっては、消化管に刺激を与えることができるので、良い影響をもたらすこともあります

自律神経の異常

排便は自律神経によってコントロールされているので、自律神経の機能が低下するとスムーズな排便ができなくなり、下痢になることがあります。また、身体が冷えると自律神経が乱れ、腸が異常伸縮を起こすために下痢になる場合もあるとされています。

悪玉菌の繁殖

私たちの体は老化や疲れなどによって酸化していきます。

酸化すると、血液・栄養・酸素などの循環が悪化し、腸をはじめとする臓器の機能も低下します。すると、大腸の中に便がたまってしまい腐敗して、今度は腐敗によって腸内環境が悪化し、下痢になるなど、腸内が乱れはじめます。

乳酸菌が下痢の原因になるってほんと?

乳酸菌は基本的には善玉菌の一種とされていて、乳酸菌をとると腸内環境が良くなると考えることが多いように思います。

人間の腸内環境はバランスが大事

しかし、人間の腸内環境は実はそんなに単純ではなく、1人1人の体質に合ったバランスや菌層があるといわれています。

例えば、ビフィズス菌は乳酸も酪酸も生成できる素晴らしい菌ではありますが、>同じ菌ばかりとっていると、悪玉菌が増える原因になることも考えられるのです。

フジッコさんのホームページにこのような内容が書かれていました。

「じゃあ、乳酸菌ではなくビフィズス菌だけを増やせばいいのでは?」と考える方がいるかもしれません。しかし、それではいけません。乳酸菌には、ビフィズス菌が棲息しやすい環境を作る働きがあります。よって、乳酸菌が全くない状態ではビフィズス菌の生育力が低下し、悪玉菌が増えてしまうのです。

参考:http://cremoris.fujicco.co.jp/diarrhea/

下痢の原因は何なのか?まとめ

個人的には結局腸内環境をよくしたいなら、たくさんの食べ物を少しずつ食べるのがいちばんよいように思います。

食べ物や生活習慣が偏ると、偏った栄養だけが腸内細菌たちに届けられるので、結局腸内環境も偏ります。

そうなると下痢や便秘を招きますが、どんな状態を招くかも体質によって個人差があるのです。まずは自分の体質を観察するのがいちばん大事なことではないかと、私は考えています。

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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