腸内細菌と女子高生は似ている【腸活論文紹介】

みなさん、「タピオカドリンク」好きですか?

大ブームは去ったものの、未だにファンが多い飲み物です。

わたしもタピオカドリンクやさんのミルクティが大好き。でも、実は、ほとんど「タピオカ」を入れて飲んだことがありません。タピオカやさんって、お茶自体がおいしいんだよね。わたしは毎日は飲めないけど、腸内細菌は女子高生と同じぐらいタピオカドリンクが好きな可能性があります。

今回は、タピオカと腸内細菌について整理してみましょう。

※この記事は長谷川ろみのStand.fm「聴くだけ腸活ラジオ」内での話題を元に原稿にしています。
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「タピオカ」の正体

タピオカは、「キャッサバ」というおいもからできています。100gのタピオカのうち、85gが炭水化物。ほとんど糖質です。

そうなると、やっぱりカロリーは高め。

例えば、人気のタピオカチェーン店Gong cha(ゴンチャ)さんのタピオカトッピングは、1食分128kcalです。

サラダチキン1個分とほぼ同じカロリーだけど、サラダチキンは1個あたりタンパク質20gがとれるので、罪悪感は少なめ。

一方、タピオカはそのほとんどが炭水化物です。

Gong cha(ゴンチャ)トッピング(※1)
タピオカ(パール):128kcal
ミルクフォーム:91kcal
アロエ:50kcal
ナタデココ:126kcal

特別にタピオカが大好きというわけじゃなければ、なくてもいいかなぁと思ってしまいます。(わたしはね。)

タピオカミルクティが好きすぎて、ごはんのかわりに食べる若者がいるってテレビで見たことがあるんだけど、それはちょっとなぁ。(わたしはね。)

ただ、腸内細菌は喜ぶ可能性があります。タピオカドリンクには、腸活中でもうれしい成分「レジスタントスターチ」が入っているから。

お家で簡単タピオカドリンク 黒糖味

「タピオカ」は85%が炭水化物だけど…

タピオカドリンクは、85%が炭水化物。「でんぷん」がたくさん含まれています。

でんぷんには2種類あります。「消化しやすいでんぷん」と「消化しにくいでんぷん」。

「消化しやすいでんぷん」は、胃で消化・吸収されて栄養になります。

「消化しにくいでんぷん」は、腸まで届いて、腸内細菌のえさになります。

タピオカドリンクには、このうちの「消化しにくいでんぷん」=「難消化性でんぷん」の「レジスタントスターチ」が、けっこう含まれているんですよ。

レジスタントスターチ
=難消化性でんぷん
=冷やごはん、冷えたポテトサラダ、、未成熟のバナナなどの熱を持たない炭水化物に多く含まれる。

レジスタントスターチは、痩せ菌の一種であるフィーカリ菌やクロストリジウム菌の大好物。

腸内環境が整ったり、痩せ体質になりやすくなると言われています。

レジスタントスターチの腸活効果

レジスタントスターチは、腸活するなら知っておいて損はない炭水化物のひとつ。

同じ炭水化物を食べるなら、「難消化性」のレジスタントスターチのほうが、腸内細菌のエサになりやすいし、血糖値もあげにくい。

血糖値をあげにくいということはインスリンも分泌されにくいので、余計な脂肪をため込みません。無駄に太りません。

血糖値を上げにくい

インスリンが過剰分泌されない

ムダに脂肪をため込まない (ムダに太らない)

2017年に中国で行われたレビュー(※2)によると、レジスタントスターチを摂取すると、便にこんな変化があることもわかっています。

便の酪酸濃度を増加させた
便のPHが低下した(酸性になった)

ん?

てことは、腸内細菌が結構食べてるな。

酪酸が増えて腸内が酸性になっているということは、善玉菌と呼ばれる腸内環境をよくしてくれる菌たちが過ごしやすい環境になっていて、増殖しているということです。

逆に腸内がアルカリ性に傾くと、悪玉菌が過ごしやすい環境になります。

ひょっとしたら腸内細菌は、女子高生と同じくらいタピオカが好きかもしれません。

参考にしてみてね。

ばいばいきん。

参考:研究結果&論文等

※1 Gong cha(ゴンチャ) カロリー(エネルギー量)・カフェイン量情報
https://www.gongcha.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/Energy_and_Caffeine_Gong-cha-Japan_2021-07-15.pdf

※2 Positive effects of resistant starch supplementation on bowel function in healthy adults: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27593182/

※この内容は、診断・治療または医療アドバイスを提供しているわけではありません。あくまで情報提供のみを目的としています。
※診断や治療に関する医療については、医師または医療専門家に相談してください。この内容は医療専門家からのアドバイスに代わるものでもありません。

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長谷川ろみ

本サイトの編集長|元おデブの腸活研究家|腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中|イライラおデブ→海外逃亡→腸覚醒→元楽天→腸活ドリル準備中|健康経営アドバイザー|発酵ライフ推進協会本校オンライン校長|著:発酵菌早わかりマニュアル|
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