水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の効果効能!炎症性腸疾患から体を守るしくみとは?




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の研究をしているバイオ企業「林原」さんが、カナダのグエルフ大学のグループと共同で、水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の研究をすすめています。

その中でイソマルトデキストリンを摂ったマウスの腸にうれしい変化が起こったんですって。やはり水溶性食物繊維の腸への影響ははかりしれない!ということで、今回は、水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」について、調べてみました。

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」とは?

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」は、トウモロコシのでんぷんに微生物由来の酵素を作用させて製造している水溶性食物繊維の一種です。

その酵素は、なんと林原さん独自のものなんだそう。その中身が気になるけど、企業秘密なのかもしれません。ホームページでは見つけられませんでした。

水溶性食物繊維にはたくさんの種類があるけど、その多くは善玉菌のエサになり、腸内フローラのバランスをよくしてくれると言われています。

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の特徴

その中でも水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の特徴としては以下が挙げられています。

色がない
においがない
甘さがほとんどない
水に溶けやすい
食物繊維含有量80%以上

ふむふむ。これはお料理や食品に入れやすい食物繊維なのではないでしょうか?最近よく清涼飲料水に入っている難消化性デキストリンのように、市販品に食物繊維として混ぜて使われることも今後は増えてくるのかも?!

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」、ちょっと今後が気になりますね。

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」に関する新たな発見

今回バイオ企業「林原」さんが、カナダのグエルフ大学のグループと共同で進めている研究結果を詳しく見てみましょう。

日本食料新聞によると、その研究結果はこのとおり。

林原はこのほど、カナダのグエルフ大学・峯芳徳教授らのグループと共同で、同社の独自素材である水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の炎症性腸疾患モデルマウスに及ぼす影響を解析し、イソマルトデキストリンを発症前から摂取させることで、炎症を誘導する生理活性物質の分泌を減少させることが分かったと発表した。

参考:https://news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=HAMAOKA20171130122828192&cc=01&ic=015

炎症性腸疾患ってわかりますか?消化管に炎症を起こす種類の病気で、最近とても増えています。日本では食の欧米化とともに増えているので、腸内環境にも大きく関係があるのではと言われています。

炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん、英: inflammatory bowel disease、略: IBD)とは、主として消化管に炎症をおこす慢性疾患の総称で、潰瘍性大腸炎(UC: Ulcerative colitis)、クローン病(CD: Crohn’s disease)の2疾患からなる。

参考:ウィキペディア

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」を習慣的に摂取していると、これらの炎症性腸疾患の予防になったり、軽減につながるのでは?という仮説が立てられ、今後も研究が進められるとのこと。ちょっと期待してしまいますね。

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の効果効能

株式会社林原研究開発本部新規糖質プロジェクト・チームの渡邊光さんが書かれた調査報告によると、イソマルトデキストリンに期待できる効果として3つが挙げられています。

効果1:腸内環境改善効果

まずは、全体的な腸内環境改善効果から・・・水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」は、ビフィズス菌を劇的に増やすことがわかっているんです。ビフィズス菌のエサになりやすいということですね。

ラットの研究ではありますが、なんとその増加率は100倍!すごいぞ、水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」

ラットにイソマルトデキストリンを3.3%、6.7%、10.0%含む飼料を与えて2週間飼育し、盲腸内容物中のビフィズス菌、ファーミキューテス門、バクテロイデス門の細菌数を測定した。その結果、イソマルトデキストリン6.7%以上の群で、善玉菌の代表であるビフィズス菌数が対照群(イソマルトデキストリン0%)と比較して約100倍増加した。

参考:https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000580.html

効果2:便秘改善効果

腸内環境が整えば、もちろん便秘も改善しやすくなります。便秘改善効果については、マウス実験だけでなく、人間をサンプルにした実験でも改善効果が認められています。

1週間の排便回数が2~4回の成人女性10名にイソマルトデキストリンを4週間、毎食時10グラム摂取させたところ、排便日数および排便量は摂取前と比較して有意に増加し、腸内のビフィズス菌占有率は対照群(マルトデキストリン摂取群)と比較して有意に増加した。

参考:https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000580.html

腸内環境が整い、ビフィズス菌が増えたら、便秘も改善しやすいということの証明でもありますよね。

効果3:抗肥満効果

もう一つ、ダイエット中の方にも注目してほしいのが、抗肥満効果です。イソマルトデキストリンは肥満やメタボを予防する効果があるという報告もあります。

また肥満に関連すると報告されている、ファーミキューテス門細菌数(F)とバクテロイデス門細菌数(B)の比率(F/B比率)は、イソマルトデキストリン3.3%以上の群で対照群よりも有意に低下し、6.6%群ではおよそ10分の1となった。

F/B比率の低下と肥満度の低下には正の相関があることが報告されており、イソマルトデキストリンの腸内細菌叢改善作用を起点とした抗肥満作用が期待される。

参考:https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000580.html

一般的に肥満体系の方は、ファーミキューテス菌がとても多くなると言われています。そのため、ファーミキューテス菌のことをデブ菌と呼ぶ方もいるみたい。笑

逆にバクテロイデス菌はヤセ菌と言われることもありますね。

イソマルトデキストリンを摂取すると、この菌たちのバランスがやせやすいほうに傾く、すなわちファーミキューテス菌が減り、バクテロイデス菌が増える傾向にあると言われているんです。

これは、ちょっと私も水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」を食べないといけない気がしてきました。笑

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」の効果効能まとめ

水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」は、腸内環境を整えたり、腸の病気を防いだり、肥満を防止してくれる可能性があるため、とても注目されています。

その特徴は、

色がない
においがない
甘さがほとんどない
水に溶けやすい
食物繊維含有量80%以上

と言われていて、食品にも入れやすいんですよね。

そのため、注目されている新しい水溶性食物繊維の1つです。参考にしてみてくださいね。

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

↓そのままがっつり、水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」

↓水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」入りのダイエットドリンクも出ています!

【EXSLIM】スリムトップス エクサスリムLCDプロテインドリンク(ミックス 50g×14袋入り)
株式会社グローバル伸和製薬
売り上げランキング: 126,116
The following two tabs change content below.

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中!

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、元気でポジティブな仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪

▼プロフィール詳細はコチラ
▼活動内容詳細はコチラ
▼取材やお仕事の依頼はコチラ
▼instagramはコチラ
▼腸内革命ラジオ(Youtube)はコチラ

腸活メルマガ(無料)購読はコチラ!

本サイトは、腸活講座やお得情報がつまった「腸活メルマガ(無料)」を配信しています。