夏本番が近づいてきましたね!
この季節は、炭酸が本当においしい!笑
私はジンジャーエールが好きで結構飲むんですが、ジンジャーエールと兄弟と言っても過言ではない、「ジンジャービア」っていう飲み物、ご存知ですか?
ニュージーランドやオーストラリア、そしてイギリスなどで人気なので、海外によく行く方は見かけたことがあるかもしれません。
名前のとおりしょうがを使った飲み物で、「ビア」ってつくけど、基本的にはノンアルコールの飲み物です。
今回は夏においしいスキッとドライなジンジャービアの作り方や、ジンジャーエールとの違いをまとめてみました。
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ジンジャービアとは?
「ジンジャービア」は、1700年中頃からイギリスで飲まれてきた、健康飲料です。
「ジンジャーエール」の始まりは19世紀末のカナダだといわれているので、「ジンジャーエール」よりも「ジンジャービア」のほうが歴史が古いことになります。
1700年代といえば、日本は江戸時代です。笑
「ジンジャーエール」よりも甘みが抑えられて微炭酸なので、「ジンジャービア」はちょっと大人の味です。しょうがが好きな方、かなりドライな「ジンジャーエール」が好きな方は、はまってしまうかもしれません。笑
ジンジャービアとジンジャーエールの違い
作り方も材料も似ている、「ジンジャーエール」と「ジンジャービア」。
ざっくりその違いをみてみると・・・こんな感じ。
=甘い生姜汁を炭酸水で割る
ジンジャービア
=甘い生姜汁を発酵させる
両方とも炭酸を感じる飲み物ですが、「ジンジャーエール」はそのまま炭酸水を入れているだけだけど、「ジンジャービア」は発酵によってガスを発生させている・・・ということがわかりますね。
基本的には「ジンジャービア」もアルコール分は含まれないそうです。
ジンジャービアのおいしい作り方
ジンジャービアは、各ご家庭で作られてきたオリジナルの味がある場合が多く、いろいろな材料が入るらしいのですが、そのうち基本となるのが以下になります。
材料
水:1リットル
皮ごとすりおろした生姜汁:60cc
砂糖:60g
レモン汁:1/2個分
ドライイースト:小さじ1杯
これに唐辛子を入れたり、スパイスを入れる方もいらっしゃるようです。
作り方
1:鍋にすりおろした生姜汁、砂糖、1/4カップの水を入れて、砂糖が溶けるまで煮詰めて、生姜シロップを作る
2:火を止めて1時間おいておく。
3:ペットボトルに生姜汁と残りの材料を入れて、ふたを閉めて振る。1日ぐらい常温で放置してから冷蔵庫に入れて、冷えたら出来上がり。
なぜ炭酸になるのか?
イースト菌を入れるとなんで炭酸になるの?発酵食を作ったことがない方は、そんな疑問を持つかもしれません。
実はイースト菌は、糖が大好物なんです。
イースト菌は糖を分解して、二酸化炭素を作ります。その二酸化炭素が水に溶けたのが炭酸です。
だから炭酸ができたということは、イースト菌が発酵している証拠なんですね。笑
イースト菌は他に、アルコールも発生させます。だから「ジンジャービア」は厳密にいえば、アルコールゼロとは言えません。
でも日本ではアルコール度数が1%未満のものは、ノンアルコール扱いとなるので、「ジンジャービア」はお酒には分類されません。
ジンジャービアの注意点
お酒を作るのは、日本ではもちろん違法です。
「ジンジャービア」はお酒には分類されません。・・・とは言ったけど、「ジンジャービア」のお砂糖を多めにしたり、発酵期間を長くすると、アルコールが発生しすぎてしまうことがあるのでご注意ください。
お砂糖が多い=イースト菌のえさが多いということなので、それだけたくさん二酸化炭素やエタノール(アルコール)を出してしまう可能性があります。
ジンジャービアとは?まとめ
「ジンジャービア」は、イギリスで古くから飲まれている健康飲料の一種で、ショウガを使ったおいしい炭酸飲料です。
「ジンジャーエール」との違いはこちらです。
=甘い生姜汁を炭酸水で割る
ジンジャービア
=甘い生姜汁を発酵させる
すっきりさっぱりした夏を過ごしたい方は、「ジンジャービア」もためしてみてね!