加齢臭の原因物質は「菌」だった?!男性も女性も注意すべき「ノネナール」とは?




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

私自身アラフォーなのですが、同じくらいの歳の人たちと話していると、急によく目立ち始める悩みが・・・「」!

特に男性は、「加齢臭、気をつけないと…」と悩んでいる方をよく見かけます。

そんなに気にしなくてよさそうないい匂いをまとっている方も多いのだけど、「加齢臭」が気になるからこそ、匂いに気を付けているんだって。笑

実は加齢臭の原因物質のひとつ「ノネナール」には、「菌」が深くかかわっているといわれています。

今回は、腸内細菌ではなく、皮膚に住み着いている菌と加齢臭の原因物質について、まとめてみました。

加齢臭の原因物質とは?

加齢臭の原因物質は、はっきりいうと1つではありません。

匂いって目に見えないから、いろんな複合的な原因によって、発生している・・・というのは想像しやすいですよね。

人それぞれ独特の匂いを持っているので、「加齢臭」ってひとくくりにするのは結構難しそうですが、一般的に「加齢臭」とはどんな匂いをさすのでしょうか?

加齢臭とは?

ウィキペディアで「加齢臭」を調べてみると、このように説明されています。

加齢臭(かれいしゅう)は、主に中年以降の男女にみられる特有の体臭の俗称。

30代 – 40代の男性にみられる独自の体臭は、いわゆる加齢臭の主成分ノネナールとは異なることが発見されたため、機能性香料のメーカーにより区別しておやじ臭などと呼ばれる場合がある。皮膚ガスを構成する成分の一つである。

参考:ウィキペディア

加齢臭=主成分をノネナールとした中年以降に強くなる匂い

だとすれば、男性も女性も性別にかかわらず、加齢臭はでます。笑

男性のほうが心配している方が多い印象だけど、あんまり性別は関係ないみたい。

でも、男性に多いまたちがった匂いもあって、それは「おやじ臭」といわれたりもするそう。どんどん細分化していくのかも?!

加齢臭は何歳から気にするべき?

主成分をノネナールとした中年以降に強くなる匂いに限って言うと、男性は40代以降、女性は閉経後に匂いが強くなるといわれているそうです。

なぜなら、加齢臭の臭いの原因は、菌が関係しているから!

皮脂などの老廃物の分泌などが多い場合は、菌のえさが多いということになるので、臭いを多く発生させてしまう可能性があるのです。

加齢臭の原因物質とは?

2001年に資生堂リサーチセンターが、高齢者の体臭の原因の一つに「ノネナール」があることを発見しました。

2001年4月、”Journal of Investigative Dermatology”誌に資生堂リサーチセンター研究員の土師信一郎らにより、高齢者の体臭の原因の一つが2-ノネナール(C9H16O)であることが発表された。「加齢臭」という言葉は、土師らにより「加齢により体臭も変化する」という概念を示す言葉として命名された。

参考:ウィキペディア

ノネナールは、一般的に2つの方法によってつくられます。

1:皮脂腺の中のパルミトオレイン酸という脂肪酸と過酸化脂質が結びついて発生

2:皮膚に住んでいる常在菌「マラセチア菌」が発酵する過程で発生

常在菌「マラセチア菌」とは?

常在菌「マラセチア菌」は、わたしたちの肌によくいる普通の菌です。

ニキビの原因になる過酸化脂質を作るため、あまり増えすぎたり、えさを与えすぎると困ったことも起こしかねない菌ではあります。

マラセチア菌はアクネ菌等と同様に日頃から皮膚に住みついている常在菌の1つです。アクネ菌と同じく皮脂分解酵素のリパーゼを分泌し、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解、遊離脂肪酸が酸化されると毒性のある過酸化脂質に変化し、炎症へと発展するのです。

参考:http://www.aizawa-hifuka.jp/acnecare/acnecause/bacteria/malassezia/

この常在菌「マラセチア菌」が作るものの1つに、先ほどから出てきている加齢臭の原因ノネナールがあるのです。

加齢臭の予防のためにできること

ノネナールが原因の加齢臭を防ぐには、皮脂を必要以上には出さないのが大事なことです。

カラダが老化すると、代謝が衰えて、過酸化脂質などの酸化物・老廃物が皮膚の上にたくさんたまるのだそう。

それを常在菌「マラセチア菌」がぱくぱく食べるので、どんどん加齢臭を誘発するノネナールが作られてしまうのです。

ということは、皮脂の発生を抑えることがすごく重要なんですよね。

皮脂の発生を抑えるには?

皮脂の発生を抑えるには何をしたらよいのでしょうか?めっちゃ難しい問題!笑

でも、大きなメカニズムとしては、以下のようなイメージを持つことが大事かもしれません。

皮脂の発生を抑える

ホルモンバランスを整えて、代謝をよくすることが重要

腸内環境を整えることが重要

おお、腸活だ!無理やりつなげたわけじゃないですよ。笑

皮脂が多く分泌され過ぎてしまうのは、代謝がよくなかったり、ホルモンバランスが悪い可能性が高いし、そうなってしまう原因の1つとして腸内環境の乱れが挙げられます。

ホルモンバランスを整えて、代謝をよくするには?

ホルモンバランスを整えて、代謝をよくする=腸活をするといっても過言ではないのですが、具体的にどんなことが大事といわれているか、例をあげてみましょう。

オムロンさんのサイトにはこのようなアドバイスがありました。

・脂っこい食事を減らす
脂っこい食事を続けてとると、皮脂の分泌量が増え、マラセチアの増殖を助長することになります。

・ビタミンBとCを多くとる
ビタミンB群(とくにB2、B6)とビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早める働きをします。

・睡眠をしっかりとる
睡眠不足も、皮膚の抵抗力を低下させる要因です。夜更かしはやめましょう。

参考:https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/96.html

まさに、腸活する際に重要なことですね。

脂っこいものばかり食べている方は、それらをすこしお休みして、麹を使った発酵食品を採ることをおすすめします。

お味噌汁や甘酒、塩麹を使ったお料理にはビタミンB群がたくさん含まれているの。

加齢臭の原因物質と予防法まとめ

加齢臭は、加齢によって皮脂が増え、常在菌「マラセチア菌」が増え、ノネナールが発生してしまうことが大きな原因の1つでした。

加齢臭を防ぐためには、皮脂を出し過ぎないことが大事で、そのためにはホルモンバランスを整えて、腸内環境を安定させ、代謝のよいカラダをつくることがとても重要です。

加齢臭を防ぐためにも、腸活がんばりたいですね♪
参考になれば幸いです。

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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