みなさん、こんにちは♪
長谷川ろみです。
好評だった前回のインタビュー「新しい発酵食文化の創造と世界への発信」に引き続き、今回も発酵料理研究家の是友麻希先生にインタビューをさせていただきました!
前回は拠点となる魚と発酵食の専門店「にっぽんのひとさら」、そして、今後の是友発酵隊とのプランについてお話を伺いましたが、第2回の今回は、是友先生、そして私たち是友発酵隊のメンバーが目指そうとしているモノをより具体的にお伝えしたいと思います。
では・・・前回の続きへ・・・ズームイン!!
「是友発酵応援隊(仮)」、なぜ今なのか?

是友先生(以下こ):なぜ、今、このような団体を作ろうと思ったか・・・
ろ:はい、なぜ、今なのか・・・(ドキドキ)
こ:正直申し上げて、実は、最初は作るつもりはなかったんです。笑
ろ:あははw そうだったんですか?!・・・え、でもそしたら、ますますなんで?
こ:ぶっちゃけてしまうとね、応援隊のみなさまに「つくって!!」って懇願されたんです。
「私たちはどうしたらいいの??」って相談されて・・・というのが、本音。笑
ろ:あははw 先生っぽいです!笑 そうですよね・・・当時、どうしたらいいんだろう~という悩みは、発酵隊メンバーの共通のものだったと思います。でも、それで動いてくれる先生、やっぱりかっこいい!!!
こ:でもね、私もそのとき、発酵隊のみなさんに、すごーーーーーく大きなことに気がつかせてもらったの。
「是友発酵応援隊(仮)」と「にっぽんのひとさら」をつなぐもの

こ:飲食店のオープンが決まったとき、正直、ちょっと不安だったんです。今までやったことのないことだから。
ろ:あぁ・・・そうですよね!先生業がとても長かったと聞いています。
こ:そうなの・・・だから、これまでやってきた先生業はちょっとお休みして、「飲食店の経営者として1からがんばっていかなければいけない!!」って、ちょっと、気合いが入りすぎていたところがあったのね。
ろ:たしかに、先生と経営者って、考え方によっては真逆かも・・・。根本的に全然違う考え方をしなくてはいけないんですもんね。

ろ:わぁ、そういうことか・・・!ほんとですね!
こ:今までの先生業と同じように、みんなと一緒に作り上げていけばいいんだって、気がつけたんです。これは、私にとっては、すごく大きな気づきだったの。
ろ:そうか~♪先生だからこそできる、先生らしいことを。
先生のカリスマ性は、ほんとにすごくて、みんな応援したくなっちゃいますから!笑
こ:あははw ありがとう! 良く考えたら、別に丸の内に飲食店をオープンするからと言って、一般的な「丸の内の飲食店」を目指す必要はないんです。
↓料理人の是友先生

こ:私には、こんなに応援してくれるメンバーがいるんだから、今までと同じように、その人達と一緒にやっていけばいいんです。気負わずにね。
ろ:なるほど・・・そういう経緯で発酵隊とにっぽんのひとさらが繋がったんですね。
こ:これからも、応援してくださる皆さんと一緒に、食のすばらしさを発信していきたいと思っています。その発信拠点がにっぽんのひとさら。でも、拠点だけではなく、一緒に考えてくれる発酵隊のみなさんがいる・・・。だから、私がやることは、これからも変りません。
発酵伝道師の活躍の場所をつくるために

こ:そう!でもこれまでと、ひとつだけ違うとしたら・・・この伝道師を、増やしていくこと。もちろん、私だけではなく、発酵隊のみなさんだけでもなく、もっと多くの人の活躍の場所を作っていくこと。今集まってくれている発酵隊のメンバーや、これから集まってくれるメンバーのために、できることは何でもしたいという気持ちです。
ろ:新しい団体として、具体的にどんなことを進めていくか、先生の中ですでに決まっていることはあるんですか?
こ:うーん、これから決めます。笑
ろ:あははw ですよね!笑
こ:みんなで決めます。笑
最初に決めすぎても、理想論でしかなくなるなので、「できる!」とか「やりたい!」って思ったことは、どんどんやっていきたいよね!
ろ:うんうん、それがいちばん楽しそうです!
↓みんなでイベント準備中!

ろ:あ、この前、発酵隊のみんなにお話いただいたことですね。
こ:そうそう。この団体の目的は、「発酵ライフの提案」と「伝道師の活躍の場所の提供」なの。ここだけはぶれることなくやっていけたらいいなと思っています。今、一番大切なことだから。
ろ:「発酵ライフの提案」って、具体的に言うと、どういうことですか?
こ:発酵ライフの提案は、お味噌作ったり、漬け物作ったり、キムチ作ったり・・・生活に根付いた発酵ライフの送り方を提案していきたいと思っています。今年の9月くらいまでには、スタートしたいな。
ろ:今、絶賛準備中ですよね!
こ:そして、伝道師の活躍の場所の提供は、まずは、伝道師を育てることが必要だと思っています。その伝道師たちが活躍できる場所を提供したり、活躍の場所をサポートしていきたいなーって。
ろ:技術や知識があっても、何をしたらいいのかわからない方はとても多いですもんね。活躍の場所があれば、そこでまた学ぶことができると思います。
こ:わたしは長年料理教室を主宰していたノウハウがあるので、自宅で教室をしている方たちのサポートなどはできるし、一人でやるより、みんなでやったほうが絶対楽しいじゃない?それに今回気が付かせてもらえた気がします。
ろ:この間お話いただいたけど・・・本当にやらないといけないことはたくさんありますよね。メンバーはいればいるほど楽しいし、団体のパワーが増していく感じがします♪
↓おいしいお醤油準備中♪

だから、一緒にやってくれる人がどんどん増えるように、そんな団体にしたいと思っています。
ろ:そっかぁ・・・早く仲間がほしいですねー。今回の立ち上げメンバーの後は、いつごろから新しいメンバーを募集される予定ですか?
こ:最近よく、団体に加わりたい、入りたいって聞かれるの。すごくありがたいことで、是非、加わってほしいんだけど・・・とりあえず、体制を整えるので、ちょっとだけ待ってください。
今年の秋には、一緒にやりたいひとを募集できるようにします!
ろ:もうすぐですね!みんなで頑張らなくちゃ♪ 私もがんばります!
編集後記
是友先生、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
1人だとできないことも、是友先生や団体メンバーのみんなで力を合わせればできるのでは?
すでに私はそんな可能性を感じています!
実際に発酵文化について学んでも、生かす場所がないという悩みはよくあること。でも是友先生とそして団体メンバーで力を合わせれば、その「場所」を作ることもできるのではないでしょうか♪
この記事を見てくださっているみなさんもぜひ、発酵文化の推進拠点「にっぽんのひとさら」に遊びに来てくださいね!!