抗生物質を飲むと腸内細菌が死滅?!腸活中の薬の影響ってどうなの?

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私たちが、風邪、インフルエンザ、そして不治の病とされる感染症などとたたかう時に、きっても切り離せないのが、「薬」や「」です。

1928年のペニシリンの発見で、それまで不治の病とされた感染症の多くが治療可能になりました。「抗生物質」が一般化し、多くの人が命を落とさずに済むようになったと同時に、最近では「抗生物質」の過剰摂取によって、腸内フローラが乱れることが懸念されています。

抗生物質を飲むと、腸内環境はどうなるの?
ちょっと気になるこの疑問。

今回は、抗生物質を飲んだ時、、腸内細菌にどんな影響があるか、腸活と抗生物質についてまとめてみました。

抗生物質とは?

まず、抗生物質とはなんなのでしょうか?
いちばん有名なのは、世界初の抗生物質と言われているペニシリン。

ほかにも抗生物質は5,000~6,000種類があると言われ、そのうち約70種類が実際に使われています。

抗生物質の意味をウィキペディアで調べると・・・

抗生物質とは「微生物が産生し、ほかの微生物の発育を阻害する物質」と定義される。

広義には、「微生物が産生」したものを化学修飾したり人工的に合成された抗菌剤、腫瘍細胞のような「ほかの微生物」以外の細胞の増殖や機能を阻害する物質を含めることもある。

参考:ウィキペディア

抗生物質は、人間にとってよくない菌の力を抑えるために使われる薬です。

例えば、手術をしたときにそのキズから感染症にならないように抗生物質を飲みますし、親しらずが腫れた時も、はやく腫れをひかせるために抗生物質を飲みます。

でも、抗生物質は悪い菌にだけ、効くわけではありません。
良い菌にも効いてしまう可能性があるのが問題なのです。

抗生物質はいい菌も殺す?!

抗生物質は悪い菌の力を抑えることができる薬なので、それなりに効果は強力です。

抗生物質は私たちのカラダの中に入ると、私たちにとって良い菌、悪い菌関係なく影響を与えてしまうので、腸内フローラのバランスを壊す可能性があることが注目されています。

多くの影響があることが予想される抗生物質ですが、結構かんたんに処方されちゃうのが、余計に心配される理由です。

抗菌薬が効かないウイルス性の急性呼吸器感染症(いわゆる風邪)に対しても、処方の必要がないにも関わらず、米国および日本において60%以上の患者さんに対して抗菌薬が処方されているという報告があります。

参考:http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release160726.pdf#search=%27%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA+%E8%85%B8%E5%86%85%E7%B4%B0%E8%8F%8C+%E5%BD%B1%E9%9F%BF%27

ちょっと怖いですよね。。。

抗生物質を飲んだ時の影響は?

スタンフォード大のソネンバーグさんが実際に抗生物質を飲んだ時の腸内環境への影響を試してみています。その結果はこちら。

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抗生物質を飲んだら〇ヶ月腸内環境は戻らない

シプロフロクサシンと呼ばれる、ごくありふれた抗生物質の治療が腸内細菌にどう影響するかを調べたところ、治療開始直後から患者の腸内細菌の数は10分の1から100分の1に激減し、細菌の種類も25%から50%の菌が死滅してしまったという。

数週間後、患者1人の細菌叢はほぼ元通りになったが、残る2人のうち1人は症状が回復しても抗生物質の影響が腸内にはっきり確認でき、残る1人は治療が終わって2ヶ月経っても細菌叢が回復しなかったという。さらに同じ抗生物質による2回目の治療では腸内細菌への影響がさらに大きかったという。

参考:https://lab.mykinso.com/special/column_kouseibusitsu/

うわ~怖い!2ヵ月たっても回復しないほど、抗生物質の影響は大きいんですね。個人差はありそうですが、一度抗生物質を使ってしまうとしばらく腸内環境は乱れたままになってしまうよう。

抗生物質を飲むことによる病気の可能性

マウスでの実験ではありますが、こんな報告もありました。
無害なはずの菌が大量に発生して、症状が悪くなることも・・・。

マウスに抗生物質を与えると乳酸菌などが減る一方でカビの一種であるカンジダ菌が異常に増殖。通常は無害なカンジダ菌が作り出す物質が血液を通じて大量に肺に達し、ぜんそくがひどくなった。

抗生物質の種類によって異なるが、最も多い場合は2週間で腸内のカンジダ菌が通常の100万倍に増えた。

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXDZO68349730V10C14A3MZ4001/

うーん。。。
他にも抗生物質の乱用による病気が懸念されています。
クロストリジウム・ディフィシル感染症もそのひとつ。

クロストリジウム・ディフィシル感染症も抗生物質の乱用が関係している可能性が高い。

今後の研究で、抗生物質の使用と腸内細菌叢の乱れ、その乱れが関係する健康への影響がはっきりしてくると抗生物質の使用法や是非についても新たな議論が巻き起きる可能性がある。

参考:https://lab.mykinso.com/special/column_kouseibusitsu/

抗生物質との向き合い方

人間は免疫力を持っています。人によってその力の差は大きく、たくさんの菌と共存してきた人ほど、免疫力が強くなると言われています。特に幼児期の体験は大事なようです。

急増する時期に清潔すぎる環境に置くと腸内細菌の種類が十分に増えず、大人になってからもバランスが悪いままになる危険性がある。幼児期に屋外で土を触って遊んだり、おもちゃをしゃぶったりする経験は大切だ。

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXDZO68349730V10C14A3MZ4001/

花粉症やアレルギーを現代の贅沢病だと言う人もいるほどですから、抗菌・除菌もほどほどにしないといけませんね・・・。

個人的には、お薬に頼らなくてもやっていけるなら、飲みたくないです。親しらずが腫れた時は、しゃべれなくて仕事に支障がでたのでしょうがなく飲んだけど・・・笑

ただ、お医者さんと相談すると、抗生物質に耐えられる、耐性乳酸菌製剤を処方していただきました。腸が気になる方、お腹が弱い方、便秘がちな方などは、そのことを医師に伝えてみましょう。

抗生物質を飲んだ時の影響は?

抗生物質はとても強い薬で、私たちのカラダに住む悪い菌を殺し、病気や炎症から守ってくれます。しかし、同時に良い菌にも影響を与え、体の中の菌のバランスを崩してしまうことが問題視されています。

1回抗生物質を飲んでしまうと、2カ月も腸内細菌のバランスが崩れた例もあるようなので、抗生物質を飲む時は、その影響に関してもちゃんと意識しておきたいですね。

心配している腸内細菌のことを医師に相談すると、耐性乳酸菌製剤を処方してもらえたり、アドバイスがあるかもしれません。

まずは、病気になって抗生物質を飲まなくてよいように、普段から免疫力を鍛える食生活や運動をすることが大事です。参考にしてみてくださいね。

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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