
最近、ミルクセラミド入りのヨーグルトが発売されているのをご存じですか?
ヨーグルトと言えば、乳酸菌入りでお通じがよくなったり、腸内環境が整えると言われて、毎日の食習慣に摂りいれている方も多いと思います。
でも、ミルクセラミド入りのヨーグルトは普通のヨーグルトと何が違うんだろう?
その前にセラミドとミルクセラミドって何が違うんだろう?
今回は、セラミドとミルクセラミドの違いをまとめてみました。
セラミドとは?
そもそもセラミドとはなんなのでしょうか?
セラミドは私たちの肌や髪の中に含まれる保湿成分です。株式会社ユアスタイルさんのホームページによると、セラミドは以下の通り。
肌や髪のうるおいに欠かせない働きをします。肌の角質層は角質細胞が何層にも重なってできており、その一つ一つを接着しているような状況です。セラミドは細胞間脂質の主成分にあたり約半分の50%を占めています。もともと体内にある成分で、肌にうるおいを与えます。
参考:http://sp4u.jp/element/ceramide.html
肌や髪のセラミドが不足すると、髪の毛がぱさぱさになったり、乾燥肌が進無と言われているので、セラミド配合の化粧水などが人気ですよね。
ミルクセラミドとは?
セラミドはわかったけど…「ミルクセラミド」ってなんなのでしょうか?
実はセラミドには様々な種類があります。私たちの肌に含まれるものだけではなく、食べ物の中にも含まれています。
牛乳などの乳製品に含まれるのが、「ミルクセラミド」です。
牛乳からバターを作る際には、バターミルクと呼ばれる液体ができますが、これにはスフィンゴミエリンが多く含まれているといわれています。このバターミルクからタンパク質や余分な成分を除去し、フリーズドライにしたものがミルクセラミドなのです。
参考:http://beauty.oricon.co.jp/beauty/cosme/column/4539/
ミルクセラミドとセラミドの違い
ミルクセラミドを摂取すると、中に入っている「スフィンゴミエリン」が、スフィンゴミエリナーゼという酵素によってセラミドに合成されるのだと言います。
=スフィンゴミエリンを摂取
=体内でセラミドが作られる
というメカニズムで、セラミドが体内でつくられることになります。だから保湿力が高まる成分としてミルクセラミドも注目されているんですね。
ミルクセラミドの効果効能
スキンケア大学さんの記事によると、ミルクセラミドから作られるセラミドは保湿力が高くなりやすく、乾燥肌や乾燥した髪を保湿してくれる可能性が高いのだとか。
参考:http://www.skincare-univ.com/article/012187/
冬の乾燥肌が気になる方にはとてもおススメです!
ミルクセラミドをたくさん摂るには?
ミルクセラミドをたくさん摂りたいからといって、牛乳をがぶ飲みするのはお勧めしません。1日に必要なミルクセラミドを摂ろうとすると、牛乳を1日に1リットル以上も飲まないといけないんですって。
こんなことしちゃったら、太っちゃう。笑
参考:http://ceramide-style.com/
さすがに牛乳で必要な量のすべてを摂取するのは不可能なので、あらかじめ成分を抽出してあるサプリメントやヨーグルトなどから摂ることも候補の1つに入れてみるといいかもしれません。
ミルクセラミドとセラミドの違いまとめ
ミルクセラミドとセラミドの違いは、とても単純で、ミルクセラミドはセラミドの一種と考えてよさそうです。
セラミドは私たちの肌や髪に含まれる保湿成分ですが、ミルクセラミドは乳製品に含まれる物質で体内に入るとセラミドを合成することができます。
ミルクセラミドをたくさん摂取したいからといって、牛乳をがぶ飲みしてもあまりカラダにイイことはないので、ミルクセラミド入りヨーグルトを食べてみたり、サプリで補ってみたり、いろんな方法を試してみるのがいいかもしれません。
参考にしてみてね!
売り上げランキング: 350,511