むずむず脚症候群の原因は?乳酸菌が改善に貢献してくれるかもしれない理由




女優の菜々緒さんがツイッターで、足がむずむずして眠れないとつぶやいたことで、話題になった「むずむず脚症候群」

実はまだはっきりと原因がわかっているわけではないのですが、日本人の2~5%ぐらいは、「むずむず脚症候群」にかかっているかもしれないといわれています。

そして、大麦エキスを乳酸菌が発酵することによってできた物質がむずむず脚症候群の症状を改善するという臨床データも発表されたり・・・なんかまた菌のちからが気になるニュースが・・・。

今回はむずむず脚症候群の症状や原因、そして乳酸菌が作った発酵物について、ご紹介します。

むずむず脚症候群とは?

むずむず脚症候群は、その名のとおり脚を中心にむずむずとした不快感が起こる病気で、別名:レストレスレッグス症候群といいます。

むずむずした不快感とは、人によって表現方法が違い、とても難しいのですが、肌を虫がはうような感じがするとか、かゆいとか、落ち着かないと表現する方が多いようです。

症状

活動的な昼間には、症状がでることは少なく、夕方から夜にかけて、脚をどうしても動かしたいという強い欲求が生まれたり、なんとなくむずむずしたりするのだとか。

脚を動かすとその欲求は収まるのですが、またじっとしていると同じむずむずした感じが再発するので、ゆっくり眠ることができません。

むずむず脚症候群になると、眠れずに不眠に陥る方が多いようです。

眠れないので、昼間の活動にも支障をきたし、疲れやすかったり、眠くなったりすることもあるようです。

どんな人が起こりやすい?

むずむず脚症候群は、男性が1に対し、女性が1.5倍で、鉄分の不足や代謝異常が関係しているのではないかといわれています。

妊娠中の方が発症することもあります。

また、鉄欠乏性貧血や糖尿病の方、透析治療中の方なども同時発症という形で発症することが多く、脳内のドーパミン神経機能障害などにもなんらかの関係があるのではないかと言われています。

気を付けたほうがいいこと

むずむず脚症候群を悪化させるといわれているのは、カフェインです。

コーヒーや紅茶、アルコールやチョコレートなども避けたほうが良いとされています。

バランスのよい食事を採ることが重要ですが、特に鉄分不足に気をつけなくてはなりません。

鉄分を多く含むものとしては、大豆やほうれん草、ひじきやもずくなどの海藻類が有効です。

薬などで緩和させることもできますが、特にパーキンソン病の薬が効きやすいことがわかっています。(パーキンソン病の薬が効きやすいだけであって、パーキンソン病とむずむず脚症候群は全く違う病気です)

むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群は、まだはっきりとした原因がわかっていません。

ただ、私たちが体を動かそうとしたときに、運動の調節をしているといわれる神経伝達物質の「ドーパミン」に関連する神経細胞の機能低下と関係があるのではないかといわれています。

ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。 運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

参考:ウィキペディア

パーキンソン病の薬が効くことがあるのは、パーキンソン病はドーパミンが不足し、体の動きに障害があらわれる病気のためです。

ちょっと似ているんですね。

パーキンソン病になると、このドパミン神経が減少し、ドパミンが十分につくられなくなります。

その結果、運動の調節がうまくいかなくなり、体の動きに障害があらわれるのです。

参考:https://www.nmp.co.jp/public/pk/index.html

体が何かのバランスを崩す原因は、これ!と言えるような1点だけの問題ではなく、腸内環境や内分泌や自律神経や免疫系などの一連のバランスによるものなので、原因をはっきりさせるのはとても難しそうです。

でも、逆に言えば、腸内環境や恒常性維持機能の何かのバランスが崩れていることによる病気だというのは、確実そうですね。

むずむず脚症候群と微生物の関係

むずむず脚症候群という不思議な病気ですが、調べてみると便秘傾向の方が多くなりがちだといいます。

やっぱり何かの腸内細菌が関係していて、ホルモンの材料の一部が作られにくくなっていたりするのかしら・・・そのへんは定かではありませんが、ひとつおもしろい論文を発見しました。

なんと、大麦焼酎粕を乳酸菌で発酵させた物質を使った錠剤を毎日4週間摂取したところ、むずむず脚の病状と便通が改善したというんです。

18~59歳の日本人女性10名(むずむず脚症候群に罹患する不眠症状を訴えているボランティア)に
ファーベックスKT配合錠剤を毎日摂取4週間摂取して頂いたところ、むずむず脚の病状と便通が改善しました。
応用薬理, Vol. 89, No. 1/2, pp. 5-8, 2015.

参考:http://www.kitii.co.jp/bio/research/ferbex/

検査人数が多くないから、信頼性がある検査はこれからかもしれませんが、同時に肌の荒れや化粧のノリも改善したという報告もありました。

微生物のちからで、むずむず脚症候群が治る時代がくるのかな…すごいぞ、微生物…。

まとめ

鉄分不足の女性に特に多いといわれるむずむず脚症候群。眠れないなんて、本当につらそうです。

原因ははっきりわからないけど、ドーパミンに関連があるということは、やっぱり恒常性維持機能のバランスの問題とは切っても切れないですね。

むずむず脚症候群を回避するために今できることは、鉄分不足にならないようにバランスのよい食事をとり、腸内環境を整えておくことかもしれません。

私は、今日も海藻が入ったお味噌汁を飲もう!関係あるかわかんないし、ただ飲みたいだけだけど。笑

参考にしてみてくださいね。

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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