ビフィズス菌と乳酸菌の違いってなに?

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乳酸菌やビフィズス菌の製品が増えれば増えるほど、よく聞かれる質問。
 
「ビフィズス菌と乳酸菌の違いってなに?」
 

 
確かに違いはかなりわかりにくいし、ビフィズス菌は乳酸菌の一種であると言われることもあれば、全くの別物ですという言い方をされることも。個人的にはどっちも間違いではない気がしていますが、今日はそのビフィズス菌と乳酸菌の違いについて書いてみます。

 

 

ビフィズス菌は乳酸菌の一種なのか?

最近、「ビフィズス菌は乳酸菌の一種」という言い方をするメディアや媒体をよく見ます。
これは定義の問題なのだと思うのだけど、例えば
 
=乳酸を作る菌
 
と定義するならば、
 
=乳酸を作る菌(でも他にも酢酸やビタミンなどたくさん作る)

という意味で、確かに一種かもしれません。でも、乳酸菌商品を扱う企業のホームページや専門家の方のご意見を伺うと結構、「善玉菌の一種ではあるけど、違うもの」という認識の場合が多いように感じます。
 

乳酸菌とビフィズス菌はよく同じ物として扱われますが、どちらも善玉菌の一種ではあっても実は別物なのです。
参考:フジッコ http://cremoris.fujicco.co.jp/lact_bifidus/

 

ビフィズス菌と乳酸菌はどちらもヨーグルトなどに使われていて、「同じもの」と思っている人も多いのでは? しかし、実は分類学的にも菌の性質も異なります。
参考:ヘルスケア大学ドクター監修記事 http://www.skincare-univ.com/article/007484/

 
思えば、違いを語るなら「ビフィズス菌」と「乳酸菌」について知らないとだめですよね・・・まずはその「ビフィズス菌」と「乳酸菌」について触れてみましょう。
 

ビフィズス菌と乳酸菌の違い

ビフィズス菌と乳酸菌には、結構明確な違いがあります。実は。
今回はその点に注目して、2つの菌を見ていきましょう。まずはカンタンな図にしてみました。
 

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図解!ビフィズス菌と乳酸菌の違い

いろいろと細かい違いはあるにせよ、ビフィズス菌と乳酸菌が大きく違うのは、「住んでいる場所」、「酸素が好きか?」、「何が作れるか?」の3点なんです。
 

ビフィズス菌 乳酸菌
住んでいる場所 主に人や動物の腸の中 自然界のどこでも(人や動物の腸内にも)
酸素が好きか? 嫌い 好き
何が作れるか? 乳酸と酢酸 乳酸

 

ビフィズス菌とは?

ビフィズス菌は、生物学上「ビフィドバクテリウム」と呼ばれています。
 
ビフィズス菌のとても大きな特徴の1つに、住んでいる場所があります。ビフィズス菌は、ヒトの腸内に最も多くすんでいる善玉菌の代表格であるということ!私たちの腸内に棲む善玉菌の99.9%がビフィズス菌であり、これが最大の特徴です。
 
人間の腸内環境には、1~10兆個のビフィズス菌が住んでいると言われていますが、乳酸菌はたった/10000~1/100以下。その理由は、ビフィズス菌が酸素を嫌う性質も関係しています。
 
酸素がキライなビフィズス菌は、人間が住んでいる自然界に長く生息できないんです。だからどうしても自然界全般には住みにくく、人間や動物の腸内に住んでいます。腸内環境にいることが居心地がいいんでしょうね。
 
そこで何をしているかというと、人間が食べたもののうち「糖」を分解して、乳酸や酢酸を作っています。乳酸は腸内環境を善玉菌にとって心地よいPHに調整してくれる働きをしますが、酢酸は乳酸以上に殺菌効果が高く、善玉菌にとっては生活しやすい環境、そして悪玉菌にとっては生活しにくい環境を作ります。
 
だから、ビフィズス菌は悪玉菌を減らすという言い方をすることもあるんですね。
 

乳酸菌とは?

乳酸菌は、乳酸を作り出して身体によい働きをする細菌の総称です。だから、実は「乳酸菌」と言われる菌には、本当にたくさんの種類があります。
 
住んでいる場所は自然界のどこでもです。人間や動物の腸内でも生きていけるし、自然の草や土にもいます。また漬物やお味噌などの発酵食品の中にもいるし、牛乳や乳製品の中にもいます。
 
「通性嫌気性」と呼ばれる性質を持っているので、酸素があってもなくても生きていける、比較的丈夫な菌なのです。
 
ただ人間の腸の中に入ったとしても、ずっとそこで生きていくことは少なく、うんちと一緒に外に出てしまうことがほとんどで、腸内の善玉菌のうち0.1%以下しか乳酸菌はいないと言われています。
 

ビフィズス菌と乳酸菌、どっちを摂るべきか?

こういう質問をされると、「どっちも!!」と言いたくなってしまいます。
 
腸内環境をよくする=腸内に住む菌の種類を増やすことでもあるから、やっぱり、ビフィズス菌と乳酸菌のどっちも必要だし、追加するなら乳酸菌もいろんな種類の乳酸菌をお腹の中で飼うべきなんです。
 
だから、ビフィズス菌と乳酸菌の違いを考えるよりも、いろんな発酵食品・ビフィズス菌と乳酸菌製品を摂ったり、また腸内細菌のエサとなる好物を摂ることの方が重要かもしれません。
 
腸内環境を整えるために目安となる考え方があります。それは「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」を同時に摂ることです。
 

プロバイオティクス
これは腸内細菌を整えて健康維持に役立つ生きた微生物のこと。
善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌のことを指しています。
 
プレバイオティクス
ビフィズス菌や乳酸菌を元気にするエサのような役割をする食べもののこと。

 
水溶性食物繊維やオリゴ糖などは小腸で吸収されず、大腸まで届いて乳酸菌やビフィズス菌の増殖に役立ちます。
 
プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に進行する「シンバイオティクス」を目指しましょう。
 

ビフィズス菌と乳酸菌の違いまとめ

ビフィズス菌と乳酸菌、結構違うかもしれません。でも、どっちがどっちで・・・と考えるよりも、まずは食べちゃうのが大事なのではないでしょうか?笑
 
ビフィズス菌や乳酸菌などの微生物だけでなく、食物繊維やオリゴ糖などのエサも忘れずに、いろいろな食品をバランスよく食べて、腸内環境の改善にトライしてみてくださいね。

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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