歯周病菌(ジンジバリス菌ほか)を減らす方法!歯周病の怖さを要チェック!

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

みなさん、毎日ちゃんと歯を磨いていますか?
そして、定期的に歯医者さんでクリーニングしていますか?

実はいわゆる歯周病菌(ジンジバリス菌)は、大きな病気にもつながりかねない危険な菌。

体質的に歯周病菌が多い人は、かなり注意をして歯周病菌と共存していかないと、歯がなくなるとか、溶けるだけでなく、血管の病である動脈硬化や脳卒中にもなりかねないんです。

今回はそんな歯周病菌(ジンジバリス菌ほか)の正体や、歯周病菌の中でも有名なジンジバリス菌を減らす方法をまとめてみました。

「歯周病菌」とは?

歯周病菌というのは、菌業界ではよくある総称…あだ名のようなものです。

歯周病にする可能性がある菌をすべて歯周病菌と呼んでいるので、歯周病菌という菌があるわけではありません。

一般社団法人奈良県歯科医師会の資料によると、歯周病菌として有名な菌には、以下の3つがあるそう・・・。

トレポネーマ・デンティコーラ
ポルフィロモナス・ジンジバリス
タネレラ・フォーサイシア

ジンジバリス菌はテレビなどのメディアでも取り上げられることが多いので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

「歯周病菌」が歯周病を起こすメカニズム

歯周病は、歯と歯茎の間にプラークと呼ばれる歯垢がもとになる病気です。

このプラークの中にいるジンジバリス菌をはじめとする歯周病菌が、歯肉に炎症を起こして、歯を支えている骨を溶かしていきます。

最初の炎症の段階では痛みがないので、自分では歯周病の進行に気が付くことができません。でもこのまま歯周病をほおっておくと、骨がどんどん溶けていき、歯を支えることができなくなるので、抜歯をせざるを得ない状況になります。

「歯周病菌」は糖尿病や動脈硬化にも関連がある?

歯周病菌は、歯肉に炎症をもたらすことがわかりました。

この「炎症」が実は重要で、炎症を起こした歯肉の血管にジンジバリス菌が入り込むと血液を介して、炎症を起こす物質が体内に放出されてしまいます。

そして、血管にも炎症が起こり始めてしまい、血液に関する病気を招くことが実際にあるのだとか。

▼炎症のメカニズム
歯周病になる

歯周病菌や炎症物質が血管に入り込む

心臓や腎臓、大腸などの臓器にも歯周病菌や炎症物質が入り込む

大きな病気につながる

大きな病気への関与は、まだ研究が進められているところではありますが、動脈硬化や糖尿病は歯周病菌の関連が深いといわれています。

「歯周病菌」を減らす方法

こんな恐ろしい歯周病菌ですので、もちろん毎日歯磨きをちゃんとすることや、定期的に歯医者さんでクリーニングやプラークチェックをしてもらうことはとても重要です。

そして最近では、そのほかにもいろいろとセルフケアの方法について研究が進んでいます。

ココアの「歯周病菌」殺菌効果

森永製菓さんは、ココアと歯周病菌の関係についてこんな研究結果を発表しています。

歯周病に関連する主要な菌、即ち、ジンジバリス菌(P. gingivalis) ,フゾバクテリウム菌(F. nucleatum),インターメディア菌(P. intermedia)に対する抗菌効果を示しています。

横軸が培養時間を、縦軸が生菌数を表します。3種類の菌ともに、ココアの添加量が多いほど抗菌効果が強く見られることが分かりました。

飲用濃度に近い3% ココアを添加した場合では、 ジンジバリス菌では培養1時間後、 フゾバクテリウム菌では培養3時間後生菌数は検出限界以下になりました。

参考:https://www.morinaga.co.jp/cocoareport/mouse/

ココアに含まれるポリフェノールには、口の中の殺菌作用、特に歯周病菌に対する殺菌作用があることがわかったとのこと!

これは歯周病を恐れる人生100年時代の私たちには朗報かもしれませんね。

歯周病菌(ジンジバリス菌ほか)を減らす方法まとめ

歯周病は私たちにとってとても身近で、痛さがない分なかなか気が付けない病気です。

しかし、歯のケアを怠ると、歯周病菌が歯肉に炎症を起こし、歯を溶かしてしまうだけでなく、今度は血管を通じて炎症物質や歯周病菌が回ってしまい、糖尿病や動脈硬化などの病気になりやすくなってしまうことがわかっています。

このような状態を防ぐために重要なのは、もちろん毎日自分で行う歯のケアと定期的に歯医者さんで行うクリーニングやチェックです。

最近では、それだけではなく、食べ物でも歯周病菌を殺菌する方法が注目され始めています。その食べ物とは…ココア。

ココアには歯周病菌を殺菌する効果があることが発表されています。

わたし、フゾバクテリウム菌、いっぱいいるんです!笑

ココアを定期的に飲むようにしようかな。ココアは最初からお砂糖がたくさん含まれている市販の飲み物が多いので、ココアの粉末だけを買ってきて、ココア甘酒にするのがよさそうです。

みなさんも参考にしてみてくださいね。

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら
The following two tabs change content below.

長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
▼プロフィール詳細はコチラ
▼無料メルマガ登録はコチラ

腸活メルマガ(無料)購読はコチラ!

腸活じんべーでは、腸活講座やお得情報がつまった「腸活メルマガ(無料)」を配信しています。