パインデトックスで、腸内環境がリセットできる?!糖質制限ダイエットやりすぎな人におすすめの理由




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

最近、「糖質オフ」や「糖質制限ダイエット」が流行っています。糖質である炭水化物を制限すると、自然と増えてしまいがちなのがタンパク質。

肉好きの方は、ほれみたことかと、肉ばっかり食べているかもしれません。でもお肉ばかりの食生活は腸内環境を悪化する可能性があるんです。

今回は、特に糖質制限ダイエットや筋肉増強のために肉の消費量が多い方におすすめのパインデトックスをご紹介したいと思います。

肉の食べ過ぎが招くリスク

みなさんは、お肉好きですか?実は私もお肉大好き!

私たちの食生活を見てみると、食肉の消費量はこの50年で約10倍に増えているそうなんです。

そのかわりに減っているのは、炭水化物や野菜、そして果物。昔の日本人にとっては、食事の基本だった食べ物がどんどん脇役になっています。

糖質制限ダイエットの流行がコワイ?

特に肉をたくさん食べる人が増えてきたことの背景として、糖質制限ダイエットの流行があると言われています。

白いごはんが太ると嫌われるかわりに、代謝をあげて痩せやすくしてくれるタンパク質の1つとして、お肉が人気に。

特に若者のお肉の摂取量はかなり多くなっていると言われています。「平成28年国民健康・栄養調査」にはそのタンパク質摂取量が発表されています。

▼20代のたんぱく質平均摂取量
男性74.5g
女性60.5g

▼厚労省が定める日本人の食事摂取基準
男性60g
女性50g

うーん、ちょっと摂りすぎとも言えそうですね。

腸内環境が悪化するメカニズム

お肉はもちろん、私たちの血やカラダをつくるたんぱく質でできているので、カラダにとって重要な食べ物の1つです。

でも、あまりたくさん食べすぎると、腸内環境を悪化させ、悪玉菌を増やしてしまうと言われています。

酵素栄養学の第一人者である、鶴見クリニック理事長の鶴見隆史先生のコメントによると・・・

良かれと思って、たんぱく質をたくさんとっている人も多いと思いますが、体内で消化しきれなかったたんぱく質は、腸内で腐敗し、そこから窒素残留物というアンモニア物質が発生します。

すると、ガスや便が臭くなるほか、便秘や肌荒れを引き起こす原因に。さらに腸内腐敗が進むと、大腸がんや動脈硬化のリスクも高まります。(鶴見先生)

参考:https://fytte.jp/news/meel/1711/post_161570.php

おならがやけに臭い人、便秘になりやすくなった人は、もしかしたらお肉の食べ過ぎによる腸内環境の悪化が原因かもしれません。

そこで、注目されているのが、パイナップルを利用したパインデトックスです。

パインデトックスとは?

パイナップルは、昔からダイエット食の1つとして注目されてきました。

1980年代にはハリウッド女優の「ジュディ・マゼル」が考案したパイナップルダイエットが流行ったこともあるほど、昔から愛されるダイエット食材なんです。

パイナップルダイエットは、制限が細かく難しいものではあったのですが、最近はそんなルールをもうけずに、ただパイナップルを食べることで、腸内環境を整える手助けをしてくれることが注目されています。

酢豚に入ったパイナップルの意味

酢豚によく入っているパイナップル、はたしているのか?いらないのか?とよく話題になります。自分が好きな方でいいと言えばいいのですが、肉の消化を良くするためには、酢豚にパイナップルが入っていたほうがいいと言えます。

その理由は、パイナップルに含まれる酵素です。
パイナップルに含まれる「ブロメライン」という酵素には、肉のタンパク質をやわらかくしてくれる働きがあり、胃や腸への負担を軽減してくれると言われています。

最近は見かけなくなりましたが、昔は、店で提供されるステーキにパイナップルが添えられていることがよくありました。

パイナップルに含まれるブロメラインには、肉などのたんぱく質を分解する働きがあるので、今思うと、とても理にかなっていますよね……。

ブロメラインをとることで、腸への負担も軽減されますし、ルローをほどき末梢への血流を改善する(血液がサラサラになる)効果も期待できると言われています。食後のフルーツには、酵素をとるという大切な役割があるんですよ。」(鶴見先生)

参考:https://fytte.jp/news/meel/1711/post_161570.php

ブロメラインとは?

では、このパイナップルに含まれる酵素「ブロメライン」がどんなものか、みてみましょう。まずはウィキペディアから。

生のパイナップルの果実に含まれており、肉を柔らかくすることから、酢豚などの料理に用いられるとされるが、加熱調理後や煮て作られる缶詰の果実ではこのような効果はない。キウイフルーツのアクチニジンやイチジクのフィシン、パパイヤのパパインも同様なタンパク質分解酵素(システインプロテアーゼ)である。

参考:ウィキペディア

ブロメラインは熱に弱く、だいたい60℃以上に加熱するとその効果が失われてしまうと言われています。そう考えると、酢豚のパイナップルも後入れじゃないと意味がないかも?

パイナップルは加熱せずにそのまま食べたほうがよさそうですね。酵素を活かしたまま食べることができれば、こんな効果が期待できます。

ブロメラインはたんぱく分解活性の他に、抗浮腫、抗炎症、抗血栓、血栓溶解作用などの他、血液中の接着分子や血管内皮細胞の機能を変化させたり、免疫系細胞とサイトカイン生成の調節・活性化に関係したりするなど、種々の生理活性を有しています。

参考:http://www.5aday.net/v350f200/doko/seiri2_m.html

動物実験の段階ではありますが、このブロメラインががん細胞と戦ってくれたという研究結果もあるとか・・・期待しちゃいますね。

動物試験のレベルでは、がん細胞(ザルコーマL-1)をブロメリンとともに培養した後、マウスに接種したがん細胞の増殖を調べたところ、腫瘍の形成や転移がコントロールに較べ抑制されています。またがん細胞接種後ブロメリンを与えたところ腫瘍の形成が抑制されたとする報告もあります 2)。

参考:http://www.5aday.net/v350f200/doko/seiri2_m.html

パインデトックスのやり方

パインデトックスをやりたい!と思ったら、どんな方法がいいのでしょうか?

厚生労働省が発表した「2015年国民健康・栄養調査」では、20代~40代の半数以上が全くフルーツを摂取していないというデータが出ています。わたしたちのフルーツ離れはかなり深刻・・・であれば、意識的に、でもムリなくパインデトックスをする方法を考えてみましょう。

食事のあとにフルーツを食べる習慣がある方は、ぜひパイナップルもメニューにいれてください。そういった習慣がない方は、パイナップルを使った、パインデトックスウォーターを作って、リラックスタイムに飲むようにすると効果的です。

パインデトックスウォーターレシピ

▼材料
・パイナップル 1/4カット
・生姜 1かけ
・ミネラルウォーター 300ml
▼作り方
大きめのガラスピッチャー(メイソンジャーやタンブラーでも可)に、適当な大きさに切った材料と水を入れる。

パイナップルだけいれたパインデトックスウォーターでも、パインデトックスはできますが、追加でカラダをあたため、消化をたすけるといわれる生姜をいれると、効果が高まります。

他にもリラックス効果があるハーブや好きな香りのフルーツを一緒に入れると、自分自身が楽しみながらデトックスすることができるので、ぜひやってみてください。

パインデトックスまとめ

パイナップルは糖質ダイエットや筋肉増量ダイエットのために、タンパク質である肉をたくさん摂ろうとしている方にお勧めの食材です。

その理由は、パイナップルに含まれる酵素「ブロメライン」が肉の消化を助けてくれて、胃や腸の負担を軽減させてくれるから。

酢豚やステーキにパイナップルがついてくるのは、肉との相性の良さが理由です。

ただし、パイナップルの酵素は熱に弱いので、火を通す食べ方ではなく、生のままがベスト。胃腸が疲れている気がする方は、ぜひ試してみてくださいね。

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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