
今や日本人の約半数が保菌していると言われている「ピロリ菌」。胃がんの原因は、ほとんどがこの「ピロリ菌」が原因だと言われるようになってから、ピロリ菌の検査や除菌法に注目が集まっています。
でもね、ピロリ菌の除菌が年々難しくなっているらしいのです。そんな中救世主として表れたのが、われらが発酵食品のヨーグルト!今回はヨーグルトを併用した除菌方法や効果的な食べ方をまとめました。
年々難しくなるピロリ菌の除菌
ピロリ菌の除菌は、薬を使えば9割以上が成功すると言われていた時代がありました。でも今やピロリ菌除菌の成功率は、1回目で約7割、もし除菌に失敗したら、2回目3回目と薬を変えて、根気よく対応が必要になっています。
ピロリ菌の除菌中は、食べ物の制限があったりと不自由な暮らしを強いられるのですが、これが結構つらいんですよね・・・。
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1次除菌判定:4週間たったら判定、成功していたら終わり。
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2次除菌開始:違うピロリ菌除菌薬を飲み始めて食事制限をする。
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2次除菌判定:4週間たったら判定、成功していたら終わり。
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3次除菌開始:これまた違うピロリ菌除菌薬を飲み始めて食事制限をする。
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こんな風に永遠と続いてしまうような気さえしてきます。最近はこんな風に長引く例が増えているんですって。
なぜ、ピロリ菌の除菌が難しくなってるの?
この理由で一番大きいとされているのは、以下の2つです。
2、抗菌剤が効かないピロリ菌の出現
参考:http://yakudatu.biz/836.html
ちょっと~~~!薬を飲まないなんて、ダメです。笑
ながびいちゃうよ・・・。
1番は自業自得だとしても2番はどうでしょう。年々ピロリ菌の種類が増えていて、抗菌剤が効かない「耐性菌」がたくさん出現しているんですって。これはちょっと、困った状況ですね。
参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/448703/
ピロリ菌除菌率をアップさせる方法
ピロリ菌の除菌が難しい状況になっているのであれば、新しい除菌方法を生み出さないといけません。そこで近年、ピロリ菌をなるべく早く除菌する方法が注目されています。
ヨーグルトの併用が効果的
最近とても多く取り上げられているのが、ピロリ菌の除菌中にヨーグルトを食べるという、「ヨーグルト併用ピロリ菌除菌療法」と呼ばれる方法です。
特にヨーグルトの中でもピロリ菌除菌に効果が高いと言われる「LG21乳酸菌」を併用する方法がはやっているんだとか。
さらに耐性ピロリ菌に感染していた人では、除菌成功率が薬だけの場合28%であるのに対し、LG21乳酸菌入りのヨーグルトも併用した場合は38.5%と、有意に差がありました」(高木さん)
参考:https://www.news-postseven.com/archives/20110328_16020.html
おお!これは期待できそう!LG21乳酸菌入りのヨーグルト、ピロリ菌を除菌する場合は、活用したほうがよさそうですね!
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ピロリ菌除菌率アップ方法まとめ
私たちを取り巻くピロリ菌の状況はこのように年々変わっているようです。胃がんになりたくなければ、ピロリ菌がいるかどうか検査し、いれば必ずすぐに除菌できた時代は終わってしまったと言っても過言ではありません。
それも・・・これからがもっと怖い。除菌失敗率が70%以下になることだってあり得るのです・・・。
現状、お医者様や研究者の方が押しているのは、やっぱりヨーグルト。特にLG21乳酸菌入りがおすすめなんだそう。
実際にピロリ菌の除菌をされる際には、お医者様の指導のもと、ヨーグルトを活用する方法も検討してみてくださいね。