腸活の質問に答えます回:みりんのアルコールは腸に悪いのか?

今回はStand.fm(ラジオ)で質問をいただきました!
今回はこちらの質問に答えていきたいと思います。

※この記事は長谷川ろみのStand.fm「聴くだけ腸活ラジオ」内での話題を元に原稿にしています。
音声で聞きたい方はコチラ>

腸活に関する質問

私は面倒くさがりで、味噌・醤油こうじ・・みりんを混ぜて、味噌汁に入れて飲んでいます。でも以前のラジオで、「アルコールは腸にも良くないし、発酵を妨げる」という事を聞いて、みりんは大丈夫なのかなと心配になりました。 (中略) みりんは別で使ったほうがいいですか?

まず、最初に言いたい!めっちゃおいしそう!!味噌、醤油こうじ、、みりんを混ぜたら、おいしいに決まってます。

おいしいからなんでもよし!と言いたいところですが、いちおわたくし、腸活研究家なので、まずは「みりん」について、ちゃんとおさらいしてみたいと思います。

「みりん」には2種類ある

「みりん」には、大きくわけて2種類あります。

ひとつは、いわゆる「本みりん」。日本で昔から飲まれている甘いお酒です。その後、料理のコクを出すために調味料としても使われるようになりました。お砂糖のぱきっとした甘みと比べると、ふかーいコクがある甘味が楽しめます。

本みりん
=原材料はもち米、米麹、焼酎
=米麹が持つ酵素がもち米のでんぷんやたんぱく質を分解し、アミノ酸や有機酸を作る
=長期熟成したものはメラノイジンが含まれ、抗酸化作用があると言われている
=通常、アルコールは14%程度
=比較的高価なものが多い

アミノ酸や有機酸がたくさん含まれるので元気になるし、そのまま飲んでもおいしいお酒です。

一方、近年増えている安価な調味料が「みりん風調味料」。「本みりん」と同じものだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、作り方が全然違います。混ぜているだけなので、酵素の働きはありません。味も全然違います。そのまま飲んでおいしいかは…微妙?笑

みりん風調味料
=原材料は糖類、米、酸味料、調味料
=原材料を混ぜて作る
=通常、アルコールは1%程度でほぼ含まれない
=比較的安価なものが多い

こう見てみると、「みりん」と一言にいっても、質問してくださったリスナーさんがどんなみりんを使っているかによって、答えは違ってきます。

本みりんの場合

「みりんは別で使ったほうがいいですか?」というご質問なので、おそらくリスナーさんは、味噌・醤油こうじ・・みりんを混ぜて食べることで、味噌や醤油に含まれる麹菌やキムチに含まれる乳酸菌が弱まってしまうことを心配されているのかなと思います。

菌の種類にもよりますが、一般的に菌はアルコールに弱い生き物です。

本みりんにはアルコールが14%含まれているので、たしかに混ぜると弱っちゃう菌が多いかもしれません。

でも…個人的には、あんまり気にしなくてもいいのかなと思います。

菌は生きたまま食べないといけないと思っている方が多いのだけど、生きていても死んでいても、腸内細菌のエサになってくれることにかわりはありません。

また、味噌や醤油、キムチは作られる段階で発酵しているから、人間にとってうれしいアミノ酸や有機酸、抗酸化物質はすでに完成済みなんです。食べる直前に菌が弱ったとしても、それらの有効成分は摂取できるし、そんなにデメリットは多くないかなと思うんだよね。

どうしても生きたまま食べたいというなら、みりんのかわりに甘酒を使うのもおすすめだけど、菌は熱にも弱いので、お味噌汁を火にかけて作るなら、どっちにしろ弱ってしまいそう。冷や汁形式ならいいけどね。笑

こんな風に、気にしすぎるときりがないんです。わたしは死菌でもいい派なので、みりんのアルコールはそんなに気にしていません。

みりん風調味料の場合

みりん風調味料は、そもそもアルコールが1%しか入っていません。

よって、リスナーさんが心配されている、味噌・醤油こうじ・・みりんを混ぜて食べることで、味噌や醤油に含まれる麹菌やキムチに含まれる乳酸菌が弱まってしまうという問題は、本みりんと比べると気にしなくてよさそうです。

でも、そもそも酵素による分解がないので、有機酸やアミノ酸、抗酸化成分は少ないんだけどね。

質問の答えまとめ

自分がおいしいと思える、続けられる方法で食べるのがいちばん!笑

アルコールによって菌が弱ったところで、すでに有効成分は含まれているし、死菌も腸内細菌のエサになるので、メリットはそのまま、デメリットも特にないのでそんなに気にすることはないと思います。

どうしても生菌を食べたいと言う方は、みりんのかわりに甘酒を使って、熱を加えないでお味噌汁を作ると生菌をより多く食べることができる可能性は高いのですが、それでもカンペキではないので、自分がいちばんおいしいと思える方法で食べることをおすすめします。

参考にしてみてね。

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長谷川ろみ

本サイトの編集長|元おデブの腸活研究家|腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中|イライラおデブ→海外逃亡→腸覚醒→元楽天→腸活ドリル準備中|健康経営アドバイザー|発酵ライフ推進協会本校オンライン校長|著:発酵菌早わかりマニュアル|
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