【考察】渡辺直美さんに見るおデブと腸の関係性

腸活をするようになって変わったことは、たくさんあります。

たくさんある中で「腸活で痩せました」というお話をすることが多いのは、目に見える変化のほうがわかりやすいから。

写真をお見せすれば、一目で効果がわかるのはやっぱり便利です。笑

でも、伝わりにくいことは承知の上で、今回は書いてみたいことがあります。

実は、わたしが、体感としていちばん「変わった」と思っているのは、ココロの中であること。最近よく聞く単語で言うと、「自己肯定感」に近いかもしれません。

今回は、そんなわたしの体験談をお話してみたいと思います。

※この記事は長谷川ろみのStand.fm「聴くだけ腸活ラジオ」内での話題を元に原稿にしています。
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おデブには2種類ある

もともとわたしは、かなり自己肯定感が低い人間でした。今思うと、小さい頃からずっと太っていたことも影響しているような気がしています。

学校でちょっとでも目立つことをすると、「なに?あのデブ?」って言われちゃうし、公園に行けば知らない人に「デブはむこういってろよ」って追い払われたりもします。

哀しいことに、この世はおデブに冷たいです。

と、ここまではわたしの体験。そして、ここからは勝手な考察です。

実は、昔から疑問に思っていたことがあるの。

太っててもめちゃくちゃ明るい人って意外と多い。

例えば、ぽっちゃり女芸人の渡辺直美さんとか、まいうーの石ちゃんさんとか。どう考えても、自己肯定感が低いとは思えない。学校にもいました。おデブでも人気者のお調子者。

そう、おそらく、おデブには2種類あるんです。

ネガティブおデブとポジティブおデブの違い

わたしがこの事実に気がついたのは、渡辺直美さんがテレビで

「わたし、便秘ってあんまりなったことないんです」

っておっしゃっていたのを聞いたことがきっかけです。

おデブ時代のわたしはとにかく代謝が悪く、汗を全くかかないし、手足は冷えきっていて、2週間に1回しか便がでないことも珍しくありませんでした。

「おデブ=便秘」の印象があったわたし。

渡辺直美さんをテレビで観察するようになりました。そしたら、たしかに汗は滴り落ちるほどかいています。明らかにわたしとは種類が違いました。

便秘のデブ(わたし)
=代謝が悪くて、汗をかけない
=腸内環境が悪く、不健康
=基本的にネガティブ
便秘じゃないデブ(渡辺直美さんほか)
=代謝が良くて、汗もかく
=腸内環境が良く、健康
=基本的にポジティブ

そして便秘かどうかが、ネガティブとポジティブの分かれ目です。

便秘のデブは、デブが原因でネガティブなのではなくて、腸内が腐敗してしまっていることが原因でネガティブなのかもしれません。

なぜ腸内環境が乱れているとネガティブになるのか

2019年にベルギーなどの研究チームが行った研究(※1)によると、腸内環境とメンタルヘルスには関連があることがわかっています。

この研究によると、酪酸を作ってくれる菌が腸にあまりいないとネガティブになったり、自信がなくなったり、やる気がなくなったり、うつになる可能性が高くなるということがわかりました。

1:質の高い生活を送る人は酪酸菌が多い
2:うつ傾向が高い人はコプロコッカス属(Coprococcus)とディアリスター属(Dialister)の細菌がほとんどいない

日本の大妻女子大学をはじめとする研究チームが、2019年に発表した研究結果(※2)でも、酪酸とポジティブな意識には関係がありそうという内容が確認できます。

主観的に自分が健康だと思っている人は、酪酸産生菌が多い傾向にある

健康でも健康でなくても、「わたしって健康~」って思っているポジティブな方は、おなかの中に酪酸菌が結構いらっしゃる可能性があります。

人間、酪酸菌に操られてますね。笑

幼少期のわたしは、チャーハンとか焼きそばとか、コロッケとかメンチカツとか、炭水化物がメインのお食事がメインで、野菜もタンパク質もバランスよく採っているとは言えませんでした。

それだけならまだましなのだけど、とにかく食べるのが好きで、めちゃくちゃよく食べて、食べて、食べ過ぎる子でもありました。

そして、いつもお腹は詰まっていました。

酪酸菌が元気なわけがありません。

あの異常なまでのネガティブと自信のなさは、腸内細菌の影響も少なからずあったのではないかと、うたがっています。笑

本当の問題は、おデブではない

腸内環境の大切さに気が付いた23歳のころから、わたしは急にポジティブになりました。

今もスリムなモデル体型とは程遠いのに、病的に「痩せたい痩せたい」と繰り返し思っていた脳みそは激変し、自分がちょっと好きになりました。

痩せないと自信持てないというのは、ちょっとした自分の中の言い訳だったのかもしれません。

今は別に、そんなに痩せてなくても、健康で元気で、毎日楽しいならそれでいいと思っています。

でもなー。経験者は語るじゃないけど、やっぱり今の日本では、痩せているほうが周りの人たちも優しいし、どうでもいい変な批判も少なくなるし、自己肯定感が上がりやすい環境に恵まれるような気はします。

昔のわたしみたいにネガティブなおデブさんは、ぜひ腸活ダイエットしてみてね。

参考:紹介論文&研究結果

(※1)The neuroactive potential of the human gut microbiota in quality of life and depression
https://www.nature.com/articles/s41564-018-0337-x

(※2)主観的健康感と腸内細菌叢の関連性に関する研究
http://journal.otsuma.ac.jp/2019no29/2019_101.pdf

※この内容は、診断・治療または医療アドバイスを提供しているわけではありません。あくまで情報提供のみを目的としています。
※診断や治療に関する医療については、医師または医療専門家に相談してください。この内容は医療専門家からのアドバイスに代わるものでもありません。

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長谷川ろみ

本サイトの編集長|元おデブの腸活研究家|腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中|イライラおデブ→海外逃亡→腸覚醒→元楽天→腸活ドリル準備中|健康経営アドバイザー|発酵ライフ推進協会本校オンライン校長|著:発酵菌早わかりマニュアル|
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