カカオプロテインの便秘改善メカニズムがすごかった!バレンタインにチョコレートを食べよう




工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

もうすぐバレンタイン!いろいろな楽しい事件がありそうな日ですが、もう一方で、チョコレートを罪悪感なく食べまくれる日でもあります。笑

昔は、チョコレートといえば、「太る」「カラダに悪い」というイメージがありましたが、むしろ最近はその逆で「健康によい食べ物」として認識されることも多くなってきました。

そしてチョコレートは腸内環境を整えてくれるという、腸活フードとしても注目されているんです。その理由は、チョコレートに含まれる、「カカオプロテイン」にあります。

今回は、注目の「カカオプロテイン」の正体を探ってみましょう。

「カカオプロテイン」とは?

チョコレートに含まれるカカオの健康効果に関する論文を見ると、これまでは「カカオポリフェノール」によるものが主流でした。

でも最近は、「カカオプロテイン」に注目が集まっています。

「カカオプロテイン」はその名の通り、カカオに含まれるたんぱく質のことです。

「カカオプロテイン」の特徴

「カカオプロテイン」はほかのプロテインに比べて消化しにくいという特徴があります。難消化性のタンパク質であるため、小腸では消化される大腸まで届くことができます。

難消化性食物繊維などと同じ働きをしてくれるんですね。

それだけではありません。なんとフィーカリバクテリウムという種類の酪酸を生成してくれる菌を増殖するのに役立っていることがわかったのです。

難消化性のたん白質であるカカオプロテインの含有物と考えられた。カカオプロテインは大腸まで届き、便のかさを増加させ、フィーカリバクテリウムを増殖(⇒酪酸産生)させることが期待でき、この相乗効果により便通改善が促されたと推測された。

参考:http://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/2344

「カカオプロテイン」が増やすフィーカリバクテリウムとは?

フィーカリバクテリウムは、私たち人間にとって有用であるといわれる「善玉菌」の一種として認識されています。

その特徴は、大腸で短鎖脂肪酸の1種である酪酸を作ることができること。

酪酸が大腸にたくさんできると、善玉菌が喜び、悪玉菌が嫌う環境を作ることができるので、腸内環境のバランスが良くなります。

また、短鎖脂肪酸を作れる菌は、「痩せ菌」といわれることも多いように、痩せにくい体質にしてくれることがわかっています。

「カカオプロテイン」は、フィーカリバクテリウムを増やすことによって、痩せやすくしたり、腸内環境のバランスをよくしてくれるんですね。

実際にカカオプロテインは、便秘改善に効くという研究結果も発表されています。

「カカオプロテイン」の便秘改善効果

「カカオプロテイン」を食べると、私たちのカラダは便秘になりにくくなることがわかっています。

カカオが含まれないホワイトチョコレートとカカオが多く含まれる高カカオチョコレートを比べた研究結果が日経スタイルさんに掲載されていました。

15人にカカオが含まれないホワイトチョコレートを、16人に高カカオチョコレート(カカオ分72%)を1日25gずつ、2週間食べ続けてもらった。なお、どちらもカロリーの差はなく、試験期間中に体重の増減は見られなかったという。

 するとホワイトチョコ群に比べて高カカオチョコレート群は(1)排便回数が多くなった(2)便の色が薄くなった(3)便の量が増えた--といった効果が確認された。

参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO08495950Y6A011C1000000?channel=DF140920160927

便秘改善効果のメカニズム

カカオプロテインは、難消化性のために小腸で分解されずに大腸まで届きます。そこでフィーカリバクテリウムを増殖させます。

フィーカリバクテリウムは、酪酸をたくさん作るので腸内環境は善玉菌が好む環境になり、便秘になりにくい腸にしてくれることがわかっています。

カカオプロテイン、すごいですね!!

「カカオプロテイン」の便秘改善効果まとめ

チョコレートに含まれるカカオプロテインは、難消化性のタンパク質です。
難消化性のタンパク質がなぜそんなに便秘改善効果があるのかは、こんなメカニズムがあるからです。

難消化性のタンパク質は、大腸までとどく

大腸でフィーカリバクテリウムのえさになる

フィーカリバクテリウムが増える

フィーカリバクテリウムは酪酸を作る

酪酸が増えて、善玉菌が増える

便秘になりにくい腸内環境ができる

すごーーーく遠いようですが、直接的にちゃんと関係しています。カカオはやっぱりキレイのためによいといえそうですね。

わたし、実はチョコレート中毒といっても過言ではないぐらいチョコレートを食べるのですが、腸内環境検査をすると毎回、酪酸性生菌が多いって出るんです。笑

もしかしたらチョコレートのおかげだったのかも?
これからもチョコレートを食べ続ける言い訳ができました。笑

みなさんもためしてみてくださいね!

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長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中!

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、元気でポジティブな仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪

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