【この記事で解決できるお悩み】
・発酵資格には、どんな資格があるの?おすすめを一覧でおしえて!
・発酵関連のお仕事や発信活動につながる資格はどれ?
・独学向きのおすすめ資格はどれ?
・通信・オンラインで取得できるおすすめ資格はどれ?
・発酵に関連する資格がたくさんあって選べない…選び方のコツはある?



この記事では、こんなお悩みを解決します!
ここ数年、発酵文化や発酵食品を体系的に学ぶことができる「発酵資格」が増えました。
でも、「発酵食品ソムリエ」「発酵マイスター」「発酵ライフアドバイザー」など、資格名を並べるだけだと、違いがよくわからず、迷ってしまう方も多いみたい。



実はわたしもよくわからなくて、複数の発酵資格をとったひとりです。みなさんには最初から自分に合う資格を選んでほしい…泣
そこで今回は、発酵関連資格を複数取得した経験がある発酵の資格ホルダーが、それぞれの資格とその違いを徹底比較!
この記事を読んだ方が、最初から自分に合う発酵資格を見つけられるようにサポートします!
この記事を書いた人:
腸活研究家 長谷川ろみ
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。詳しくはこちら
発酵資格はどれがいい?8つのおすすめ発酵資格一覧


発酵資格とは、一般的に「発酵」「発酵食品」「菌や酵素のはたらき」などについて学び、一定の知識を得た人に与えられる民間資格のことを指します。
有名な発酵の民間資格は、以下の8つです。まずは、どんな発酵資格があるのか、一覧表からチェックしてみましょう。



今回は独学でも迷わず、忙しい人でも学ぶ環境がつくりやすい通信講座をメインに厳選!発酵資格が気になる方はチェックしてね!
発酵資格に国家資格はあるのか?
発酵資格には、国家資格はありません。
今回おすすめする8つの発酵資格は、すべて民間資格です。
民間の発酵資格は、発酵資格を運営している民間団体や企業が独自の審査基準を設けて、それぞれ認定試験を行っています。
「発酵」というテーマが同じでも、民間団体によって少しずつ大事にしているポイントが違うので、資格を選ぶ時には必ず「何を学ぶか?」に注目し、カリキュラムもきちんと確認する必要があります。



信頼性が高い民間資格を選びたい方は、こちらの記事も読んでみてね。


また、資格を選ぶ上では「学ぶ目的」もとても重要です。
発酵資格は、大きく分けて2つの種類があります。
ひとつは、将来、仕事や活動につながりやすい本格的な資格。そしてもうひとつが、趣味として発酵を学びたい人向けの資格です。



発酵の仕事をすることが目的なのに、趣味の資格をとってもお仕事にはつながらないし、逆に趣味でいいのに本格的な資格をとるのはお金がもったいないよね…。


発酵の「仕事」につながる資格おすすめ3選


ここからは発酵の「仕事」につながる可能性が高い発酵資格を3つご紹介!
ひとつずつ見ていきましょう。
発酵マイスター(一般社団法人 日本発酵文化協会)
発酵マイスター養成講座は、一般社団法人日本発酵文化協会が認定・運用する資格です。





歴史と伝統があり、とても有名な資格だよ~!
・本気で発酵を学びたい方
・歴史がある資格を取りたい方
・実際に地域の発酵食品を試食するなど、五感を使って、感覚的に学びたい方



安定的なカリキュラムで信頼感があります。生徒のみなさんも年齢層が高めで、落ち着いている上品な方が多かった印象があるなぁ…
発酵マイスターのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
歴史があるので知名度が高い 高額なので本気で学ぶ意欲がある人が多い 取得後も勉強&情報を収集する機会がある | 取得費用が高額(約20万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 講座や試験の日時が固定で忙しい人は取得が難しい |
残念なのは、歴史があり、決められたルールのもとにしっかり運用されているため、融通が利きにくい点です。
講座日程や試験日程はあらかじめ決まっているので、フルタイムのお仕事や家事や育児にお忙しい人は合わせるのがちょっと大変。
取得後のサポート制度も、制度として存在するものはサポートしてもらえますが、もともと制度がないものは相談しても実現しにくいという特徴があります。



わたしも日程が合わず、資格取得までに時間がかかりました…。お仕事の提案やサポートの依頼をしても実現しなかった経験があります。しょうがないけど、他の資格と比べると残念…。
発酵マイスターの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | ベーシック講座4科目を 受講済みであること |
受講費用 | 202,400円(税込) 内訳: 176,000円(税込) +ベーシック講座4科目26,400円 |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:日本各地の発酵食の試食や地域性に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵とは、発酵と腐敗、発酵⾷品の歴史 ➁発酵⾷品の魅⼒、微⽣物の分類、発酵菌(細菌・酵⺟・カビ)、発酵⾷品における三⼤発酵 ➂発酵を抑える五⼤要素、栄養素 ➃醤油・味噌・清酒・⾷酢・みりん・塩麹・甘酒・納豆(種類・歴史・製造⽅法・効果) ➄⽇本各地の発酵⾷品 (鮒鮓、鰹節、かんずり、久寿餅、チーズ) |
学習動画教材 | あり(ライブ) |
学習期間 | 4日間(通信の場合) ※日時固定のZoom講義 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | 東京会場かオンライン受験 |
試験日程 | あらかじめ決められた日程のみ |
合格基準 | 非公開 |
年会費 | 10,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、定例会(数か月に1回)ほか |
一方で、発酵について隅から隅まで網羅的に学ぶことができるのがうれしいところ。その分、お値段は少し高めです。
通信講座もありますが、いつでも自由に閲覧可能なアーカイブ配信ではなく、決められた日時にライブ接続して参加する、4日間集中講座になっています。



いつでも復習できるように、アーカイブ配信されたらいいのになぁ…。
さらに発酵マイスターが人気の理由は、おいしい発酵ランチと講座内の発酵食品の試食です。
4日間の講義の中で毎日提供される発酵ランチは、それもちゃんと実技科目として認識されていて、発酵食のおいしさを自分の舌で体感できます。
発酵マイスターの口コミ・評判





試食の豊富さやランチのおいしさに定評があるので、せっかく発酵マイスターを取るなら通信講座より、通学講座のほうがおすすめです。ランチのおいしさは、やっぱり感動するよ~!
\ 試食やランチで発酵を舌から学ぼう(*´▽`*) /


発酵ライフアドバイザー(発酵ライフ推進協会)
発酵ライフアドバイザー養成講座は、発酵ライフ推進協会が認定・運用する資格です。


資格取得後のサポート充実度ならNO1の資格で、オンラインコミュニティや勉強会があるのはもちろん、無料で講師養成講座も受けられます。
そのため、資格取得後は講師になったり、発酵教室や発酵カフェを開業する方も多いのだとか。
本格資格の中では低価格なので、実はコスパ最強かも…?!…しれません。



講師養成講座は、他の資格だと別途3~5万円くらいお金がかかる内容です。これが無料なのはありがたい。講師になるか迷っている人でも気軽に受けられるので、自分の将来の可能性が広がるよね。
・本気で発酵を学びたい方
・発酵関連の仕事や活動をしたい方
・資格取得後も学べる環境や人脈を広げる環境がほしい方
オンラインコミュニティ内で集まったメンバーでイベントをしたり、マルシェに出店するなど、資格を取得した後も一緒に活動している人もいるようです。



生徒のみなさんも何かしらの発信や活動につなげることを目指す、行動的な方が多い印象があります!
発酵ライフアドバイザーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
無料講師養成講座など、取得後のサポート制度が豊富 オンラインコミュニティがあるので仲間を作りやすい 仕事につながる資格の割には価格が安くコスパが良い | 取得費用が高額(約15万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 歴史が浅いので取得者がまだ少ない |
残念なのは、まだ歴史が浅く取得者が多くない点…。
ただ、取得者が多すぎないからこそ、いろいろなチャンスが巡ってきやすいというメリットもあります。



わたしはメディア出演など、おもしろいお誘いを結構いただいてます!人数がまだ少ないからお誘いをいただきやすいってのはあるよね、きっと。
発酵ライフアドバイザーの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 149,600円(税込) |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法と その伝え方に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵基礎学 (乳酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵のメカニズム) ➁発酵微生物学 (微生物の種類や特色) ➂日本の発酵食 (醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢の醸造方法、発酵のメカニズム) ➃発酵ライフ学 (発酵調味料を作る際のポイント、保存の際の注意点、発酵調味料の選び方) |
学習動画教材 | あり(動画アーカイブ) ※通信の場合 |
学習期間 | 約1週間(通信の場合) ※約7.5時間の動画視聴 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | オンライン受験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (合格するまで何度でも受験可) |
合格基準 | 約70%以上(180点/250点) |
年会費 | 12,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、講師養成講座の無料受講、 アシスタント体験制度、カリキュラム企画買取制度、 オンラインコミュニティ、月1勉強会&イベント 定例会(数か月に1回)ほか |
発酵ライフアドバイザーの通信講座は、忙しい方でも自分のペースで独学できるように、申込みから365日以内なら、いつでも・どこでも・なんどでも閲覧可能な動画講座(アーカイブ配信)になっています。



フルタイムでお仕事をしている方、育児・家事に忙しい方なら、ダントツで発酵ライフアドバイザーのオンライン講座がおすすめ!
勉強するタイミングはもちろん、試験を受けるタイミングも自分で決めることができるので、資格の最短取得時間が1か月程度と短くなりやすいのも魅力のひとつです。



ムリなく1か月程度で資格取得できます。早く発酵ライフアドバイザーとして活動をはじめたい、せっかちさんにもおすすめです。
また、通信講座でも資格取得後のサポートが充実しているのは、かなりめずらしい発酵資格であるといえるでしょう。



通信講座は、独学はしやすいけど、資格をとったら終わりなのが普通なんだけど…発酵ライフアドバイザーはお得感ある!
発酵ライフアドバイザーの口コミ・評判





発酵や酵素のメカニズムがめちゃくちゃわかりやすいと評判の講座です。ちゃんと理屈を知って、理解したい方にはうってつけ!
\ 資格取得後のサポート充実度ならNO1(*´▽`*) /


発酵食エキスパート(株式会社ウーマンスタイル)
発酵食エキスパート資格は、株式会社ウーマンスタイルが運営し、発酵食大学が認定する資格です。
通信部の受講が完了すると発酵食エキスパート3級、大学に6割出席すると発酵食エキスパート2級、大学院に6割出席すると発酵食エキスパート1級の受験資格がもらえます。





本当に大学みたい!最短でも半年受講して、やっと試験を受ける権利がもらえるタイプなので、道のりは遠いけど、やりがいはありそう!
・本気で発酵を学びたい方
・発酵が好きな友達や仲間がほしい方
・大学に通うような感覚で時間をかけてじっくり学びたい方



じっくり時間をかけて学ぶから、ほんとうに気心しれた仲間ができやすいのはうれしいよね!
発酵食エキスパートのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
疑似大学のような形式で体系的に学べる 座学だけではない体験(蔵めぐりなど)ができる 実習やグループワークが多く、人脈が築きやすい | 取得費用が超高額(約20~30万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 資格取得までに時間がかかる(大学コースは京都・石川どちらかに通学しなければならない) |
残念なのは、今回紹介する8つの発酵資格の中で、いちばん高額であるところ…。また、大学コースまで行くならば、必ず通学が必要なのも、資格取得までのハードルを高くしています。
もちろん、その分内容は充実していますが、本当に大学に通うぐらいの心構えがないと、かなりつらいと思われます。



口コミを見ると「つらい派」とめちゃくちゃ「楽しい派」にくっきり分かれているんだけど、わかる気がするなぁ。
発酵食エキスパートの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 301,230円(税込) ※1級通学+2級+3級をすべて受講する場合 |
学習方法 | 通信か通学(一部通学必須) |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法や 地域の発酵文化(蔵めぐりなど)に着目したカリキュラム |
学習内容 | 3級:発酵食を暮らしに活かす知恵を取得し、 食生活で実践できる(通信部の受講が必要) 2級:発酵食を暮らしに活かす知恵と実践法を実践できる (発酵食大学/認定校を修了) 1級:発酵食を暮らしに活かす良さと実践法を伝えられる (大学院を修了) |
学習動画教材 | 3級:あり(ライブ+アーカイブ) 2級:通学 1級:通学ORオンライン |
学習期間 | 3級:6か月 2級:6か月 1級:2か月 |
サポート期間 | 在校期間と同じ |
試験会場 | 3級:在宅(Web試験) 2級:在宅(Web試験) 1級:金沢 |
試験日程 | カリキュラム受講後に以下の受験資格を満たしたら受験 3級:通信部受講済 2級:発酵食大学6割の出席 1級:発酵食大学院必要単位の取得 |
合格基準 | 80%以上 |
年会費 | 3級:5,500円 2級:8,800円 1級:11,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |



学費の30万円のほかに、金沢までの交通費なんかも必要なので、ある程度お金を貯めてからトライする必要がありますね!
発酵食エキスパートの口コミ・評判





発酵資格を取るまでだけでなく、通学自体にも達成感がありそう!本気の人にはおすすめです。
\ もはや発酵の大学!本気の人だけが選ぶ道 /
発酵を「趣味」にする資格おすすめ5選


ここからは発酵を「趣味」にする発酵資格を5つご紹介!
ひとつずつ見ていきましょう。
発酵食品ソムリエ(ユーキャン)


発酵食品ソムリエは、NPO法人発酵文化推進機構が認定し、ユーキャンが運営している資格講座です。
教材は発酵分野で権威のある学者、小泉武夫(こいずみ たけお)先生が監修しています。
小泉武夫(こいずみたけお)
=1943年生まれ。福島県の酒造家の生まれ。
=東京農業大学名誉教授。農学博士。(専門:食文化論、発酵学、醸造学)
小泉先生は、発酵業界の第一人者と言っても過言ではないほどの有名人!
本屋さんには100冊以上、小泉先生の本が並んでいます。



発酵のプロというだけでなく、発酵をわかりやすく丁寧に説明してくださる印象があります。わたしも小泉先生の本を何十冊も読んでるよ。
・体系的に学ぶことができる質の良いテキストを探している方
・趣味の範囲で、コスパ良く全体像を把握したい方
・人気のユーキャンで資格を取りたい方
ユーキャンと言えば、発酵や腸活だけではなく、他にも数多くの通信講座・資格講座を運用している会社です。
もともと通信講座に関してはノウハウがあり、低コストで質の良い体系的なテキストを作ることができます。
すごいのは、質の高い教材であるにも関わらず、かなり低価格で提供されているところ。
ユーキャンの発酵ソムリエなら、費用を抑えながら発酵食品についての体系的な知識をひととおり学ぶことができます。
発酵食品ソムリエのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
発酵学の第一人者、小泉武夫先生が監修 質の高い教材が低価格で手に入る 発酵食品ソムリエと名乗れる | 監修者への好みが分かれる 資格を生かすのが難しい(取得したらおわり) 仕事や人脈にはつながらない |
ユーキャンという通信講座のプロが作った質の良い教材が低価格で提供できる一方で、認定団体と運用団体が違うことにはデメリットもあります。
発酵に詳しい人が運用しているわけではないため、資格取得後の特典やサービスはほとんどありません。
資格取得後も続けて勉強をしたり、発酵に興味がある仲間とのつながりを作りたい人には向きません。



とにかく値段を安く抑えながら、独学で体系的に勉強したい!という方には、めちゃくちゃおすすめです。テキストは写真や絵も多くて、ホントにわかりやすいよ!
発酵食品ソムリエの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 32,780円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵食品の歴史 ・発酵食品の作り方 |
学習内容 | 発酵の仕組みや発酵をもたらす微生物 世界の発酵食品の歴史、製法、健康効果 健康発酵レシピ |
学習動画教材 | あり(DVD) |
学習期間 | 3か月 |
サポート期間 | 6か月 |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (最大3回まで受験可) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |



郵送で送られる教材の中には、ちゃんと動画教材も入ってて、テキストだけだと眠くなっちゃう…という方でも大丈夫!笑
発酵食品ソムリエの口コミ・評判





一人でコツコツ独学したい&仕事や活動に繋がらなくてOK!という人なら、ユーキャンの発酵食品ソムリエがおすすめ!


\質の良い教材を低コストで探しているならコレ(*´▽`*) /
発酵ライフアンバサダー(発酵ライフ推進協会)
発酵ライフアンバサダー養成講座は、発酵ライフ推進協会が認定・運用する資格です。


30,000円台の発酵資格は、その内容の多くが「発酵食品」や「発酵食品の作り方」に関するものに偏りがちです。
料理スキルを上げるために発酵を勉強する人はそれでいいのですが、せっかく資格を取るならば、ちゃんと「発酵のしくみ」や「酵素のしくみ」、「発酵菌がしていること」を自分の口で説明できるようになりたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そんな「身近な発酵うんちく博士」を目指す方におすすめなのが、この発酵ライフアンバサダーです。
・なぜ発酵食が体にいいのかメカニズムが気になる方
・酵素のしくみを体系的に知りたい方
・今すぐ資格が欲しい方(自分のスケジュール次第で数週間でも取得可能)



舌や感覚で学ぶというより、科学的にメカニズムが理解できて、自分の言葉で説明できるようになるよ。まさに「アンバサダー(宣伝大使)」!
発酵ライフアンバサダーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
発酵界の人気講師、是友麻希先生が講師 超短時間(最短2週間)で資格取得が可能 発酵ライフアンバサダーと名乗れる | 歴史が浅い 資格を生かすのが難しい(取得したらおわり) 仕事や人脈にはつながらない |



是友先生の説明テクをどんどん真似しよう!笑 学ぶ内容もメカニズムに特化していて、他の資格とちょっと毛色が違うので、他の資格と組み合わせて取る人も多いみたい!
発酵ライフアンバサダーの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 33,000円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵とは? ・発酵食品の健康効果 ・酵素のしくみや役割 |
学習内容 | ・発酵のメカニズム1、2 発酵って何? 発酵食品はなぜ体にいいの?そんな疑問を解決。 ・発酵酵素学1、2、3 酵素って何? 発酵食は加熱すると死んでしまうの?発酵食における酵素の役割を学ぶ。 |
学習動画教材 | あり(動画アーカイブ) |
学習期間 | 1か月 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | オンライン受験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (合格するまで何度でも受験可) |
合格基準 | 60%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |



試験はいつでもオンラインで受けられるし、不合格でも再受験可能で良心的!集中してトライすれば、1週間で資格取得=発酵アンバサダーを名乗れるぞ!
\ みんなの発酵博士になりたい人におすすめ(*´▽`*) /
発酵食スペシャリスト(がくぶん)
発酵食スペシャリストは、一般社団法人ホールフード協会が認定し、がくぶんが運用する資格です。
まさに「発酵食スペシャリスト」という名のとおり、実際に発酵食を作る方のためのレシピがたくさんついてくるのが最大の特徴!
料理家のタカコナカムラ先生が監修をつとめていらっしゃることからもわかるように、発酵の知識を身につけるというよりは、発酵料理をたくさん作れるようになる資格です。
・座学よりも発酵食レシピをもとに実際に料理をしたい方
・試験が苦手な方、試験なしで資格がとりたい方



通信講座で受ける料理教室みたいなイメージに近いかも?!試験なしでも発酵資格が取得できるので、座学や理論は眠くなっちゃうような人におすすめです!
発酵食スペシャリストのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ホールフードを提唱するタカコナカムラ先生が監修 試験なし(講座修了)で資格が取得できる 発酵食スペシャリストと名乗れる | 監修者への好みが分かれる 資格を生かすのが難しい(取得したらおわり) 仕事や人脈にはつながらない |



発酵食スペシャリストのメインコンテンツは、タカコナカムラ先生オリジナルのレシピ!超時短で発酵食品がつくれるよ。
発酵食スペシャリストの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 39,900円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵食品の作り方 ・発酵食品の選び方 |
学習内容 | 発酵食の基礎知識 発酵食レシピ 発酵食でつくるヘルシーライフ |
学習動画教材 | あり(DVD) |
学習期間 | 4か月 |
サポート期間 | 無料で6ヶ月延長可 (実質10ヶ月) |
試験会場 | ー |
試験日程 | ー |
合格基準 | ー |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |



発酵料理教室に通いたいけど、通学はムリだなぁ…と思っている方の選択肢のひとつになりそう!
発酵食スペシャリストの口コミ・評判



発酵を学問として勉強するというよりは、料理本(レシピ)に近いので、発酵学を学ぶことをイメージしていると、ちょっと期待ハズレに思うかもしれません。料理がしたい人におすすめだよ。
\ 通信の料理教室を探している人におすすめ(*´▽`*) /
発酵食品マイスター(日本安全食料料理協会)
発酵食品マイスターは、日本安全食料料理協会が認定する資格です。
実は発酵食品マイスターは、特に通信講座・通学講座を受講しなくても、完全独学で受けることができます。
・低価格で資格を取得したい方
・あらかじめ持っている発酵知識に自信がある方



通学講座も通信講座もなし!完全に独学で試験だけ申し込みOKの形式って、発酵資格だとかなりめずらしいかも…!英検や漢検を思い出すなぁ…
発酵食品マイスターは、もともと持っている発酵知識を生かして、自分の実力を試してみたい方にはおすすめですが、1から勉強を始めようとしている方には向きません。
その理由は発酵食品マイスター専用の教材・テキストがないからです。(市販では売っていない)



漢検や英検は本屋さんに行けばテキストや問題集が売っているけど、発酵食品マイスターは、そもそもテキストがないの…!笑 独学OKだけど時間はかかっちゃいそうww
発酵食品マイスターのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
お金がかからない(試験だけなら1万円のみ) 安いので、他の資格と組み合わせやすい 発酵食品マイスターと名乗れる | 似た名称があり、混同されやすい 資格を生かすのが難しい(取得したらおわり) 仕事や人脈にはつながらない |



お金は受験料の10,000円しかかからないけど、何を勉強したらいいかわからないから、完全独学でいくって決めたら、のんびり勉強するしかないかも?笑
発酵食品マイスターの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 10,000円(税込) |
学習方法 | 独学 |
学習概要 | ・発酵調味料の種類と効果 ・日本の発酵食品 |
学習内容 | 主な日本の発酵食品 醤油、味噌、納豆の種類・製造方法・効果 甘酒、塩麹の製造方法と効果 ぬか漬けの効果 酢の効果と食以外の酢の利用 |
学習動画教材 | ー |
学習期間 | 約2-6ヶ月 ※完全独学のため個人差あり |
サポート期間 | ー |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 年に6回(2ヶ月ごと) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
さすがに完全独学は難しいけど、他の資格より発酵食品マイスターが取得したい!と思ったら、SARAスクール



うんうん、それがいいよ。笑 時間がもったいないもんw
2つの資格対策講座
対策講座は以下の2種類です。
資格対策講座の内容は、発酵食品マイスターと発酵食健康アドバイザーの両方の内容が含まれています。2つの資格が同時にとれるので、効率的です。
さらにプラチナコースなら、試験が完全に免除されるので、対策講座終了と同時に資格を獲得することができます。資格取得まで、サクサクすすめたい人におすすめです。
基本コース(試験必要) | プラチナコース(試験免除) | |
---|---|---|
受講条件 | だれでもOK | だれでもOK |
受講費用 | 59,800円(税込) | 79,800円(税込) |
学習方法 | 通信 | 通信 |
学習期間 | 3か月 | 1か月 |
試験会場 | 在宅試験 | 免除 |
試験申し込み | 別途必要 | 免除 |
受験料 | 10,000円(税込) | 免除 |



試験免除制度は、かなり珍しいなぁ…!
発酵食健康アドバイザー(日本インストラクター技術協会)
発酵食健康アドバイザーは、日本インストラクター技術協会が認定する資格です。
発酵食健康アドバイザーは発酵食品マイスターと同じく、特に通信講座・通学講座を受講しなくても、完全独学で受けることができます。
・低価格で資格を取得したい方
・あらかじめ持っている発酵知識に自信がある方
発酵食健康アドバイザーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
お金がかからない(試験だけなら1万円のみ) 安いので、他の資格と組み合わせやすい 発酵食品マイスターと名乗れる | 似た名称があり、混同されやすい 資格を生かすのが難しい(取得したらおわり) 仕事や人脈にはつながらない |



発酵食健康アドバイザーも発酵食品マイスターと同じように、独学ならお金の節約はできるけど…現実的に考えるとかなり難しいのが正直なところ…笑
発酵食健康アドバイザーの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 10,000円(税込) |
学習方法 | ー |
学習概要 | ・発酵とは? ・発酵食品の歴史 ・発酵関連の微生物 |
学習内容 | 発酵の概要、発酵と腐敗、発酵の種類、発酵食品と歴史 発酵に関わる微生物(乳酸菌、酢酸菌、納豆菌、酪酸菌、酵母菌) 発酵食品における主な発酵 発酵食品と酵素、発酵を抑えるための要素 |
学習動画教材 | ー |
学習期間 | 約2-6ヶ月 |
サポート期間 | ー |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 年に6回(2ヶ月ごと) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
さすがに完全独学は難しいけど、他の資格より発酵食品マイスターが取得したい!と思ったら、SARAスクール
2つの資格対策講座
基本コース(試験必要) | プラチナコース(試験免除) | |
---|---|---|
受講条件 | だれでもOK | だれでもOK |
受講費用 | 59,800円(税込) | 79,800円(税込) |
学習方法 | 通信 | 通信 |
学習期間 | 3か月 | 1か月 |
試験会場 | 在宅試験 | 免除 |
試験申し込み | 別途必要 | 免除 |
受験料 | 10,000円(税込) | 免除 |



さあ、あなたに合うのは8種類の発酵資格のどれだった?決められなかった人は、もう一度目次にもどって探してみてね。
発酵資格を選ぶ際に重要な5つのポイント





ここからは、自分に合う発酵資格を選ぶために前もって考えてほしい5つのポイントをご紹介します!
発酵資格を選ぶ際の5つのポイントは、こちら。
ひとつずつ見ていきましょう。
発酵資格取得の「目的」は? (趣味VS仕事)
資格を選ぶ時にいちばん重要なのは、なんのために資格を取りたいか、目的をはっきりさせることです。
特に発酵資格の場合は、「仕事や活動につなげるつもりがあるか?」がとても大事な基準のひとつ。
なぜなら発酵資格は、明らかに「仕事や活動につながりやすい資格(=高額なものが多い)」と「仕事や活動につながりにくい資格(=低額なものが多い)」に分かれているから。
目的さえはっきりすれば、発酵資格のうちの半分は除外することができます。



ここを間違えると、明らかに無駄な出費が増えちゃうから、注意が必要!
どんな「内容」を学ぶか? (発酵のメカニズムVS発酵料理)
そして、もう一つの重要なポイントが、何を学ぶかです。
発酵資格はプロを目指す人向けの高額資格3種(発酵マイスター、発酵ライフアドバイザー、発酵食エキスパート)があることはお話ししました。
この3種は、プロを目指す人向けなので学ぶ内容に大きな偏りはなく、網羅的に学ぶことができます。
しかし、趣味目的の人向けの資格は、資格ごとに学べる内容に少し偏りがあります。
学ぶことができる内容は、大きく分けると2種類あります。
➀発酵料理の作り方や応用レシピを学ぶ
➁発酵のメカニズムを学び、ヒトへの効果を学ぶ
1つ目のパターンは、いわゆる「発酵で料理上手を目指す人向け」。発酵を勉強すると、おいしい料理が時短で作れるようになるからです。
そして2つ目のパターンは、「発酵のしくみを知って、自分や周りの人の腸への効果を期待する人向け」。しくみを知っているのと知らないとでは、料理の仕方・発酵食の選び方・発酵食の活用方法が変わります。
腸活に興味がある人は、しくみから学ぶのがおすすめです。
発酵資格によって、料理上手になりたい人向けの資格があれば、発酵のメカニズムを整理して学べる資格もあります。



どっちのほうがより興味があるか、最初に整理しておくと、自分に合った発酵資格が選びやすくなるよ。
どんな「方法」で学ぶか?(通信VS通学VS独学)
発酵について、学ぶ目的と学ぶ内容が決まったら、どんな「方法」で学ぶか?を検討しましょう。
学ぶ方法には大きくわけて、通信講座、通学講座、独学の3種類があります。
通信講座
書籍やテキスト、DVD、YouTube動画のアーカイブ配信、Zoomのライブ配信等で構成される勉強道具一式が手元に届くタイプの講座。時間や場所にとらわれず、自分のタイミングで受けられる。



仕事や家事、育児に忙しい方は、通信講座が最強!
通学講座
実際にスクールや教室に通い、講師の授業を受けるタイプの講座。場所や時間に制限があるが、発酵食品の試食などの体験ができる。



発酵資格の通学講座は、試飲・試食をするチャンスが多いの。やっぱり試食は楽しいよね。
独学
書籍やテキスト、DVD、YouTube動画などの市販品を手に入れて、自分ひとりで勉強すること。
この場合はテキスト代+試験代のみになるので、勉強&資格取得コストを低く抑えられる。



のんびりゆっくり、自分のペースで勉強するぞ…と思うなら、独学もあり。勉強自体が趣味の人向けです。
発酵資格取得までにどのくらいの「期間」がかかるか?
発酵の資格を取得するまでに、どのくらいの「期間」が必要かは、発酵資格を選ぶ際の重要なポイントです。
発酵資格の取得まで平均期間:3~6か月
平均的には3~6か月かかるものが多いですが、中には1年以上かかるものや、逆に数日しかかからない資格もあります。
発酵資格取得後の自分を想像し、いつごろまでに資格があるとベストなのか考えてみるとよいでしょう。



発酵を軸になんらかの活動をしたい人は、プロ向きかつ、早くとれるものを選ぶのがおすすめ。資格自体をとることが重要なのではなくて、資格をきっかけにやりたいことを見つけたり、人脈からヒントを得ることができます。
発酵資格取得までにどのくらいの「費用」がかかるか?
発酵の資格を取得するまでに、どのくらいの「費用」が必要かは、発酵資格を選ぶ際の重要なポイントです。
発酵の資格の費用には、大きくわけて2つのパターンがあります。
➀発酵のプロを目指す資格→15万円以上
➁発酵を趣味にする資格→3万円前後



目的次第で値段も変わってくるので、まずは目的をしっかり持つことが発酵資格選びの基本です。
目的と内容で選ぶ!発酵資格早わかりマップ





みなさんの発酵資格選びをサポートするために、「発酵資格早わかりマップ」を作ってみました!
縦軸は「発酵資格をとる目的」、「横軸は発酵資格で学ぶ内容」です。


上に行けば行くほど、本気の人が取得を目指すお仕事や活動につながりやすい資格。
また右に行けば行くほど、料理をしたい人や食文化に興味がある人に向けた資格で、左に行けば行くほど論理的・科学的に発酵を理解するのに適した資格になっています。
発酵の仕事がしたい人におすすめの資格
発酵ライフアドバイザー(発酵ライフ推進協会)
発酵マイスター(一般社団法人 日本発酵文化協会)
発酵を趣味にしたい人におすすめの資格
発酵食品ソムリエ(ユーキャン)
発酵ライフアンバサダー(発酵ライフ推進協会)
発酵食スペシャリスト(がくぶん)
発酵食品マイスター(日本安全食料料理協会)
発酵食健康アドバイザー(日本インストラクター技術協会)
料理上手になりたい人におすすめの資格
発酵食エキスパート(株式会社ウーマンスタイル)
発酵食スペシャリスト(がくぶん)
発酵食品マイスター(日本安全食料料理協会)
発酵や酵素の仕組みを理解したい人におすすめの資格
発酵ライフアドバイザー(発酵ライフ推進協会)
発酵マイスター(一般社団法人 日本発酵文化協会)
発酵ライフアンバサダー(発酵ライフ推進協会)
発酵食健康アドバイザー(日本インストラクター技術協会)



さあ、気になる発酵資格はみつかった?決められなかった人は、もう一度目次にもどって探してみてね。ここから先は、よく聞かれる質問にもお答えします!
発酵資格に関するよくある質問


ここからは発酵資格に関するよくある質問について、解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
発酵食品ソムリエと発酵マイスターの違いは?



よく聞く「発酵食品ソムリエ」と「発酵マイスター」。両方知名度が高い資格だと思うけど、違いがわかんない。何が違うの?



「発酵食品ソムリエ」と「発酵マイスター」は、学ぶ「目的」と「費用」が全く違うよ。
発酵資格早わかりマップでみる「学ぶ目的」の違い
「目的と内容で選ぶ!発酵資格早わかりマップ」を見てもわかる通り、「発酵食品ソムリエ」と「発酵マイスター」は学ぶ内容に比較的偏りがなく、左右でみると真ん中に近い資格。
そのため、少し似ている印象を持つ方もいるかもしれません。


でも、大きく違うのが、学ぶ目的です。
「発酵食品ソムリエ」は気軽に学ぶ趣味用の資格であるのに対し、「発酵マイスター」は発酵のプロを目指す人が勉強する資格。本気度が違えば、資格取得のためにかかる費用も異なります。
発酵食品ソムリエと発酵マイスターの料金の違い
料金のみで比較すると、発酵食品ソムリエのほうが圧倒的に低コストです。
発酵マイスター養成講座は通常の受講費用のほかに、受講条件になっているベーシック講座を受けなければなりません。
ベーシック講座の受講費用は、4講座(醤油・味噌・甘酒・麹)合計で26,400円がかかります。さらに、継続的に発酵情報を得たり、資格取得者だけの定例会に参加できるために年会費を払い続ける必要があります。
資格名 | 発酵食品ソムリエ | 発酵マイスター |
---|---|---|
運営団体 | ユーキャン | 一般社団法人 日本発酵文化協会 |
目標 | 発酵を趣味にしたい | 発酵のプロになりたい |
受講費用 | 32,000円 | 176,000円 |
追加受講費用 | なし | 26,400円 |
年会費 | なし | 10,000円 |
総額 | 32,000円 | 212,400円 |



わー7倍かぁ…!全く学ぶ目的やサービスの範囲が違うのであたりまえだけど、ぜんぜん違う!
発酵資格は、資格によって学ぶ目的や内容が全く違うので、料金面も資格によって大きく異なるという特徴があります。



発酵食品ソムリエと発酵マイスターの違いがもっと詳しく知りたい人は、こちら記事も読んでね。


発酵マイスターと発酵食品マイスターの違いは?



「発酵マイスター」と「発酵食品マイスター」って同じ資格でしょ?省略してるだけだよね…?



実は全く違う発酵資格なの!わたしも最初同じ資格だと思ってました…さすがに名前が似すぎよね?!笑 目的や費用はもちろん、どんな方法で学ぶかも全く違うよ。
発酵資格早わかりマップでみる「学ぶ目的と方法」の違い
「目的と内容で選ぶ!発酵資格早わかりマップ」を見てもわかる通り、「発酵マイスター」と「発酵食品マイスター」は全く違う資格です。



発酵マイスターは日本発酵文化協会、発酵食品マイスターは日本安全食料料理協会が認定し、対策講座はSARAスクールなどが行っているよ。


学ぶ目的が違うのはもちろんのこと、発酵食品マイスターは完全独学も可能な、試験と対策講座が分離した資格です。
一方、発酵マイスターは養成講座を受けないとそもそも認定試験の受験資格がありません。
発酵食品マイスターは独学向きの資格、発酵マイスターは独学向きではない資格といえそうです。
発酵マイスターと発酵食品マイスターの学ぶ方法の違い
発酵マイスターは、通学がおすすめの一般的な通学講座です。
発酵食品マイスターは、完全に独学で勉強することもできますが、対策講座を受けることで試験自体を免除することも可能な少しめずらしい資格。



発酵食品マイスターは試験を免除する方法もあるので、試験の緊張感が苦手な人におすすめ!
資格名 | 発酵マイスター | 発酵食品マイスター |
---|---|---|
運営団体 | 一般社団法人 日本発酵文化協会 | 日本安全食料料理協会 |
独学しやすさ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
学習方法 | 通信か通学 ※通学がおすすめ | 完全独学可能 ※通信の対策講座あり |
試験免除制度 | なし | あり |
学習費用 | 202,400円(税込) | 独学:10,000円(税込) 通信(試験あり):59,800円(税込) 通信(試験免除):79,800円(税込) |
発酵食品マイスターは、完全独学で資格をとりたい人や、試験を受けずに資格を得たい人におすすめの資格です。
※完全に免除したい場合は、SARAスクール


発酵マイスターってどんなテキスト?独学できる?難易度は?
日本発酵文化協会が提供する発酵マイスターは、完全に独学だけで試験を受けることはできません。
なぜなら、発酵マイスターの「終了試験」は、発酵マイスター養成講座を受けた人だけが受験資格を持つからです。
そして、この終了試験、その内容はもちろんのこと、合格率も一切公開されていないのです。



実際に発酵マイスター養成講座を受けたことがある私の体感的な合格率や難易度はこちらの記事に詳しく書いています。ぜひ読んでみてね。


発酵マイスター養成講座のテキストは、発酵全般について網羅的に書かれていて、発酵のプロになりたい人に向けたわかりやすいテキストです。



実際にわたしが使っていたテキストです。メモたくさんしてて恥ずかしいけど…ちょっとだけ公開!絵や写真は少なめですね…


まとめ:発酵資格はどれがいい?おすすめ8選を発酵のプロが徹底比較!
結局、どの発酵資格がおすすめなのかは、個々の目的や資格取得後に発酵食品とどんな関わりをしたいかによります。
ぜひ、これから自分がしてみたい「発酵食品との関わり方」について考えてみてください。



みなさんと発酵食活用や腸活知識の情報交換ができること、楽しみにしています!
ぜひ、参考にしてみてね。