過敏性腸症候群の人は唐辛子(カプサイシン)は食べるな?!腸とスパイスの関係性




私は根っからの便秘体質です。笑

そのためか、便秘の方に向けたアドバイスはいくらでもでてくるのだけど、下痢で悩んでいる人とか、過敏性腸症候群の方に向けたアドバイスに疎かったの。

でも、イベントを定期的にやるようになって、ストレス等ですぐにお腹がゆるくなってしまう方や過敏性腸症候群と医師に診断されたことがある方にお会いする機会がかなり増えました。

そして、1つ気が付いたことがありました。

過敏性腸症候群って診断されたことがあるっていう方って、総じて「辛いものが苦手」って言っているよね?!

調べてみると、やっぱり過敏性腸症候群の方は辛いモノ(カプサイシン)との相性が悪く、いろいろな研究論文も発表されています。

今日は、どちらかというとおなかがゆるい方がどのように辛いものと付き合うべきなのか、研究論文等を交えて整理してみました。

過敏性腸症候群とは?

まずは、過敏性腸症候群のおさらいからです。


=炎症や潰瘍のような器質的疾患が認められないにも関わらず、下痢や便秘、もしくはその両方を繰り返すなど、腸が不快な症状が続くこと

過敏性腸症候群は、病院の消化器内科を受診してもレントゲンや内視鏡、便の検査などでは異常が見られないにも関わらず、突然の腹痛に悩んだり、下痢が止まらなかったり、逆に便秘になったり、その両方が継続的に続いたり、といった腸の不調が続く状態です。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群の原因は、明確にはわかっていません。

最近の研究では、過敏性腸症候群の原因はストレスであることが多く、ストレスによって自律神経や内分泌系がおかしくなり、腸の動きがおかしくなってしまっている可能性が指摘されています。

ストレスって本当に怖いですね。

過敏性腸症候群と辛いモノ

過敏性腸症候群の方は、唐辛子などのスパイスに過剰反応をしてしまうことがあるという論文が発表されています。

確かに私の周りでも過敏性腸症候群の疑いがある方は、カプサイシンの入った辛い物を苦手とする方がとても多いので、ちょっと気になります。

カプサイシンは腸内環境を改善する効果がある

この腸内革命をよく見てくださる方ならわかると思うのですが、なんでも食べ物はその人の体質や状態によって、薬にも毒にもなるというのが、正直なところです。

カプサイシンは、血行を良くするため、血行が悪く、代謝不良の方にとってはとてもよい影響を与えてくれることがわかっています。

農林水産省のホームページによるとカプサイシンはアドレナリン分泌の促進を助け、私たちのココロとカラダを活動的にしてくれる力があります。

消化管から吸収され血中に入ると、感覚神経から中枢神経系を介して、副腎からのアドレナリン分泌を促進します。このアドレナリンが、脂肪代謝などエネルギー代謝を促進したり、発汗を促したりします。

参考:農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/

アドレナリンとは、副腎という機能が出すホルモンのことで、私たちの交感神経を刺激し、瞳孔が開き、心臓の鼓動は早まり、血圧も上昇します。ココロもカラダもアクティブな状態になるということです。

唐辛子などに含まれるカプサイシンは、私たちの体を活動的にしてくれますし、脂肪の代謝を促進し、ダイエットやデトックスの見方になってくれることもあります。

過敏性腸症候群の人はカプサイシンを食べないほうがいい!

一方で、すでに過敏性腸症候群になってしまった方がカプサイシンを摂取するとどうなるのでしょうか。

過敏性腸症候群の方の腸には、腸管に微小な炎症が起きやすいことがわかっていて、特にストレスなどで体調がすぐれないときにカプサイシンを含む刺激物を食べると、下痢になったり、皮膚に炎症が起こったりする可能性が高いことがわかっています。

・カプサイシンの受容体(TRPV1)は、過敏性腸症候群の方のほうが多く持っている。
・その量は健常者の3.5倍に値する。

参考:Increased capsaicin receptor TRPV1-expressing sensory fibres in irritable bowel syndrome and their correlation with abdominal pain
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2564830/

健常者の3.5倍も刺激を受けやすいとなれば、確かに症状の悪化の危険がありますね・・・。

スパイスが好きだと過敏性腸症候群になりやすい?!

上記はすでに過敏性腸症候群になってしまった方についての研究で、なるべくカプサイシンは食べないほうが良いという結果でした。

しかし、辛いモノが過敏性腸症候群になる可能性を高めているという研究結果もあるんです。

・ほとんどスパイスをとらない人週に10回以上スパイスをとる人を比べると、過敏性腸症候群になる確率は、スパイスをとる人のほうが1.92倍高い
・該当するスパイスの例としては、唐辛子、カレー、ジンジャー、シナモン、ウコンがある。

参考:Consumption of spicy foods and the prevalence of irritable bowel syndrome.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24151366

まとめ

過敏性腸症候群は、いまだにはっきりした原因がわからない腸の不具合です。

一説にはストレスがその原因で、自律神経や内分泌系の異常によって、腸に影響が及んでいる可能性が高いと言われています。

過敏性腸症候群だと医師に診断された方は、カプサイシンの受容体が普通の人より多くなっている可能性が高く、カプサイシンによる刺激でより下痢や便秘などの異常を起こしやすいことがわかっています。

自分がその疑いがあるとお思いの方は、医師に相談するのはもちろんですが、刺激物はあまり食べないほうが良いのかもしれません。

過敏性腸症候群は腸の病気ではありますが、体はつながっているので、ストレスを除去したり、規則正しい生活をすることで症状が変化することもあるようです。

参考にしてみてくださいね。

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長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中!

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、元気でポジティブな仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪

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