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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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痩せホルモンを出す方法まとめ!ダイエットと腸内環境改善に深いつながりがある理由(体験談付き)

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

ちょこちょこお話しているので、この腸内革命を見てくれている方は、わたくし長谷川ろみが、

幼少期に異常といっていいぐらいの便秘と、それによるおデブに悩まされていた

ということをご存知だと思います。

初めての方は、はじめまして。
そうなの、元おデブなの。笑 詳しくはこの辺を見てね!

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長谷川ろみのプロフィール

 
今になって思うと、便をおなかの中に2週間から3週間、ためたままにしていたのが、そもそもの原因。

そこにいる悪い菌たちの発酵によって、悪いガスがたまり、恒常性維持機能と呼ばれる自律神経系、内分泌系、免疫系がぐちゃぐちゃになっていたのでは?と思わせる具体的な症状がありました。

「水を飲んでも太る」「絶食しない限りは痩せない」「常に吐き気」「汗を全くかかない」「お腹がいっぱいという感覚がない」などなど、腸について勉強してみると、「だからか!!!」と思わせる、心当たりがいっぱい。

その中でも、今日のテーマは、デブだった時、絶対にちゃんと出てなかったでしょ?と疑っている「痩せホルモン」です。

今回は、痩せホルモンの正体や痩せホルモンを出す方法に迫ってみたいと思います。

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目次

「痩せホルモン」とは?

「痩せホルモン」って、名前がキャッチーだから、いろんな場所で使われているけど、実際はどんな効果がある、なんという物質なのでしょうか?

まずは定義から深堀してみましょう。

「痩せホルモン」=「インクレチン」?

まずは「痩せホルモン」の定義から整理してみましょう。

「痩せホルモン」は、私たち人間がもつ臓器「小腸」に存在している細胞から分泌される「消化管ホルモン(=消化管で作られるホルモン)の一種です。

「消化管ホルモン」には、たくさんの種類があるのだけど、一般的に「痩せホルモン」といわれているのは、

すい臓を刺激して
インスリンの分泌を増加させる働きをもつもの

を指しているんだって。

この

すい臓を刺激して
インスリンの分泌を増加させる働きをもつもの

のことを、総称して「インクレチン」と呼んでいます。

「インクレチン」の種類

「インクレチン」と総称されているホルモンには、こんな名前のものがあります。

GLP-1
GIP

どちらもインスリンを分泌するために働く物質なのだけど、微妙にやっていることが違うみたい。ウィキペディアにその違いが書かれていました。

GLP-1とGIPとはいずれも血糖値依存的に膵臓のβ細胞からのインスリン分泌を促進する。しかし、2型糖尿病においてはGIPによるインスリン分泌促進作用は障害されているとの報告がある。

また、GLP-1は膵α細胞からのグルカゴン分泌を抑制し、血糖低下に働くが、本作用がGLP-1によるα細胞への直接的な作用なのかどうかは議論が分かれている。

さらに、GLP-1は胃の内容物排出速度を遅らせ、満腹感を助長することで食欲を抑制したり、食後の急峻な血糖上昇を抑制したりする作用がある。一方GIPは脂肪細胞にそのGIP受容体が存在し、脂肪細胞への糖の取り込みを促進することで肥満を助長させる。

参考:ウィキペディア

一般的にメディアなどで「痩せホルモン」として紹介されるのは、「GLP-1」が多い気がしませんか?

その理由は明確で、「GLP-1」は、インスリンが増えるだけでなく、食欲を抑えることもわかっているからなんですね。

痩せホルモン「GLP-1」とは?

「GLP-1」はどんな物質なのか、わかっていることをまとめてみましょう。

食事をすると分泌される
満腹中枢を刺激する
糖質の吸収を抑える
インスリンを分泌しやすくする
分泌量には個人差(体質差)がある

ふむふむ。
たしかに痩せそう!笑

わたしたちは、「痩せるホルモン」と呼ばれるインクレチンの中でも、「GLP-1」と呼ばれるホルモンを正常に分泌することで、痩せやすい体を作ることができるのです。

「GLP-1」は増やせる?

実際にアメリカなどの諸外国では、「GLP-1」を増やすためのお薬を、肥満の治療薬として使っているようですが、日本ではまだ、糖尿病の治療薬としての使い方しかされていません。

だから、サプリメントとかで簡単に増やすことはできないんですね。楽に摂取しようとするのは、ちょっと難しいかもしれません。

しかーし、もともと「GLP-1」は、私たち人間のカラダの中、それも消化管で作られるホルモンです。

であれば、体内で増やすことにチャレンジすることができそうです。

「GLP-1」が減ってしまうとどうなる?

逆にもともとちゃんと分泌していた人の「GLP-1」が減ってしまうとどうなるのでしょうか?

インスリンが分泌されにくくなることで、糖質の代謝が追いつかなくなり、血中に余ったブドウ糖が、脂肪として蓄積されます。

満腹中枢が刺激されにくくなるので、食べ過ぎに気が付かずに、どんどん食べてしまうことも・・・。

怖いですね。
というか、太っていたころを思い出すと、まさにこれじゃん!と納得せざるを得ないです。

どうにかして、「GLP-1」を分泌しなければ!!笑

痩せホルモン「GLP-1」を出す方法

痩せホルモン「GLP-1」は、消化管ホルモンの一種であるとお伝えしました。

消化管である、腸(腸内環境)を安定させておくことはとても大事です。
安定というのは、腸内環境を整えて、便秘などは皆無な状態にしておくことを指しています。

では、具体的に痩せホルモン「GLP-1」を出す方法には、どんなものがあるのでしょうか?

発酵食品を食べる

乳酸菌や納豆菌、麹菌などの菌が多く含まれる食材として、ヨーグルト・キムチ・お漬物・味噌・納豆・甘酒・塩こうじなどがおすすめです!

菌はたとえ死んでいたとしても、腸内細菌たちのえさになりますから、あんまり生きていることにこだわる必要はないと思います。

それよりも発酵によって生まれたビタミンやミネラルを含むバランスのよい食事が、とても大事です。

食物繊維を食べる

食物繊維は消化されずに腸まで届くので、腸内細菌のえさになりやすく、腸内環境を整えることが知られています。

同じように腸まで届きやすいものがオリゴ糖です。
普通の白砂糖(ショ糖)は、腸に行く前に分解されて脂肪になってしまうことが多いけど、オリゴ糖なら腸内細菌が喜んでくれるかもしれません。

具体的に食物繊維が多い食材をあげると、豆類・ごぼう・アボカド・オクラ・海藻類・きのこ類などがあります。毎日いろいろな種類を食べたいですね!

魚の脂「EPA」を食べる

以前、ABC朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』を見ていたら、魚の脂「EPA」ににGLP-1の分泌を高め効果があると紹介されていました。

お魚の脂であるEPAやDHAは、ヤセ菌が増えるという論文も出ているほど、腸内環境にとってよい影響があるといわれている脂の1つです。

積極的にとりたいけど、お魚ってお料理が面倒ですよね。。。そんな時は、サバ缶でも大丈夫なんだって。

私は、サバ缶やサプリメントでDHAやEPAを意識してとるようにしています。

ここまで見ると、腸活中の方は気が付いている方もいるのではないでしょうか?

そう、痩せホルモンを出すために特別にしないといけないことはないんです。

単純に、腸内環境を整えるための食生活=痩せホルモンを出すための食生活なんだよね!

痩せホルモンを出す方法まとめ

痩せホルモンについてまとめてみました。

痩せホルモンは、インクレチンと呼ばれるすい臓を刺激してインスリンの分泌を増加させる働きをもつものの中でも、「GLP-1」と呼ばれるホルモンのことを指すことが多いようです。

この「GLP-1」の特徴をあげてみると・・・

食事をすると分泌される
満腹中枢を刺激する
糖質の吸収を抑える
インスリンを分泌しやすくする
分泌量には個人差(体質差)がある

こんな感じ!

「GLP-1」をサプリメントなどで増やすのは難しいので、普段の食事で腸内環境を整えることが大事になります。

具体的には

発酵食品を食べる
食物繊維を食べる
魚の脂「EPA」を食べる

ことがどうやらよさそうですよ♪
ダイエット中の方は、参考にしてみてくださいね。

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