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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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モリンガにデメリットはある?期待の効果効能と副作用・注意点をまとめてみた!

モリンガにデメリットはある
困った人
スーパーフードのモリンガにスゴイ効果効能があるのはわかったけど、良い点ばかりで逆に心配。デメリットや注意点もちゃんとおしえて。

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の結論
・モリンガのデメリットは「アルカロイド(=カフェインなど)」が含まれること
・しかし、デメリットに勝るメリット(効果効能)がある
・妊娠中の方やお子さまは注意が必要だが、老化予防や便秘解消のために活用するのがおすすめ

別名「奇跡の木」と呼ばれることもある、スーパーフードの「モリンガ」。

葉も茎も、余すところなくほとんど全て食べることができる植物で、もともとは古代ギリシャの時代から利用される治療薬でした。

90種類以上の栄養素が含まれ、抗菌効果や炎症抑制効果、アンチエイジング効果が世界中で注目されている人気のハーブですが、メリットばかりに焦点があたり、デメリットはあまり紹介されないため、不安を感じる人も多いようです。

そこで今回は、スーパーフードの「モリンガ」のデメリットや危険と言われる理由をピックアップ!習慣的に食べる際の副作用や注意点も整理してみましょう。

長谷川ろみ
この記事を書いた人:腸活研究家 長谷川ろみ詳しくはこちら

目次

結論!モリンガのデメリットと危険な理由

スーパーフードの「モリンガ」を習慣的に食べるデメリットとして、注目されている理由はひとつ。

「アルカロイド」の存在です。

アルカロイド
=植物に含まれる特殊な塩基性成分のこと
=少量でも動物が摂取すると強い生理作用がある
=主なアルカロイドは、ニコチン・モルヒネ・コカイン・カフェインなどがある
長谷川ろみ
もちろんアルカロイドはモリンガに限ったものではありません。植物にはよく入っているものなので、心配しすぎる必要はないです。ただ、注意は必要!

モリンガに含まれるアルカロイドは、カフェインです。妊娠中の方はもちろん、小さいお子さまもモリンガを大量に食べるのは避けましょう。

避けたほうがよい人がいるのはもちろんですが、モリンガはカフェインが入っているから「絶対食べたらダメ」と言うほど危険性が高いわけではありません。

モリンガを販売している株式会社イープのホームページによると、モリンガの粉末の摂取量の目安は以下のとおりです。

【摂取量の目安(粉末の場合)】
成人:3.0g/日
子ども:1.5g/日
幼児:0.5g/日

引用:株式会社イープ 豊富な栄養素と期待できる効果 https://moringa-japan.com/about/1-2/

長谷川ろみ
食べる量にはくれぐれも注意してくださいね。

安全性についての厚生労働省の見解

厚生労働省は、モリンガについて具体的な注意喚起をしています。

その内容は、以下のとおりです。

モリンガの葉の抽出物を妊娠ラットに対し高用量を経口投与したところ、流産がみられたとの文献報告がありました。このため、モリンガ(加工品を含む。)の摂取に際しては、妊娠している方又は可能性のある方は十分にご注意して下さい。なお、国内におけるモリンガの加工品の販売につき照会した事業者に対しては、仮に販売する場合には妊婦等への注意喚起表示をするよう指導しました。

(※1)厚生労働省 Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ※)について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/4e-3.html

長谷川ろみ
実際にどんな文献なのか見てみましょう。

危険な理由① ラットの流産が確認されたことがある

1988年にインドで行われたマウスを使った研究(※2)によると、マウスに10日間、175㎎/㎏のモリンガの抽出液を与えたところ、流産してしまったと言う内容でした。

期間:10日間
モリンガ量:175㎎/㎏

この量をヒトの体重(50㎏)に換算すると…

175㎎×50㎏=8.75kg
長谷川ろみ
10日間で8.75kgのモリンガパウダーを摂取するとなると、1日計算にして毎日800gです。さすがに食べきれない…ですよね。

この研究結果からは、あくまでこの研究はモリンガパウダーを過剰摂取した場合の結果でしかないという結論となり、現実的にはどんなに頑張っても食べきれないため、モリンガパウダーは過剰摂取に気をつけようとする文脈で語られることが多くなりました。

モリンガには多くのビタミンやミネラルが含まれていますが、特に「葉酸」がとても多く、妊娠中の赤ちゃんの体の発育に貢献してくれます。

そのため、モリンガの原産国であるガーナでは、妊娠中に飲むと良いとされているようです。

危険な理由➁ モリンガの根が危険! 

モリンガのアルカロイドは、主に葉にはほぼ含まれておらず、根に多く含まれています。

日本で購入できるモリンガパウダーは、そのほとんどが葉を加工したものなので、アルカロイドの含有量についてそこまで深く心配することはありません。

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モリンガの効果効能

モリンガにはデメリットももちろんありますが、そのデメリットを消し去ってしまうぐらいたくさんの効果効能があります。

2015年に行われたアメリカの研究(※3)では、モリンガに含まれる多種多様なポリフェノールとフェノール酸、ならびにフラボノイド、グルコシノレート、そしてアルカロイドがさまざまな効果効能が発表されています。

効果効能➀ 血糖値の上昇を抑制する
効果効能➁ コレステロール値の上昇を抑制する
効果効能➂ 便秘解消やデトックスをする
効果効能➃ アンチエイジングや生活習慣病の予防をする

一つずつ見ていきましょう。

効果効能➀ 血糖値の上昇を抑制する

モリンガには、血糖値の上昇を抑制する効果があります。

ヒトを対象とした実験はまだ数が少ないですが、血糖値の上昇を抑制するケルセチン、イソチオシアネート、食物繊維といった成分がたくさん含まれているからです。

ケルセチン
=ポリフェノールの一種で、タマネギなどの野菜に多く含まれる
=抗酸化作用のほか、血流を改善する効果や動脈硬化を予防する効果がある
イソチオシアネート
=ポリフェノールの一種で、キャベツや大根などアブラナ科のの野菜に多く含まれる
=抗がん作用・抗菌作用のほか、動脈硬化を予防する効果がある
食物繊維
=糖分の消化吸収を緩やかにする

2012年にアメリカで行われた研究(※4)では、モリンガの葉の粉末(7g)とアマランサスの葉の粉末(9g)を3か月摂取すると、空腹時の血糖値が平均で13.5%低下させたというデータが確認できています。

効果効能➁ コレステロール値の上昇を抑制する

モリンガには、コレステロール値の上昇を抑制する効果があります。

2000年にインドのナイジェリア大学で行われた研究(※5)によると、モリンガの葉の抽出物を1日1mg/g体重で経口投与しただけでコレステロールレベルがそれぞれ低下しました。

血中のコレステロール値:14.35%減少
肝臓のコレステロール値:6.40%減少
腎臓のコレステロール値:11.09%減少
長谷川ろみ
これはすごいんじゃない?!

効果効能➂ 便秘解消やデトックスをする

モリンガには、便秘解消やデトックスをする効果があります。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれているため、腸内環境を整えつつ、老廃物をきっちり排出(デトックス)します。

効果効能➃ アンチエイジングや生活習慣病の予防をする

モリンガには、アンチエイジングや生活習慣病の予防をする効果があります。

ケルセチンやクロロゲン酸などの抗酸化物質が含まれるポリフェノールがたくさん含まれているからです。

ケルセチン
=ポリフェノールの一種で、タマネギなどの野菜に多く含まれる
=抗酸化作用のほか、血流を改善する効果や動脈硬化を予防する効果がある
クロロゲン酸
=ポリフェノールの一種で、コーヒー豆やじゃがいもに多く含まれる
=抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果がある

葉の抽出物にはフリーラジカルに対する強力な抗酸化作用があることがいくつかの研究により明らかになっています。
酸化ストレスによる早期の老化や生活習慣病などの予防に効果が期待できそうです。

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まとめ:モリンガにデメリットはある?期待の効果効能

スーパーフードの「モリンガ」を習慣的に食べるデメリットとして、注目されている理由はひとつ。

「アルカロイド」の存在です。

アルカロイド
=植物に含まれる特殊な塩基性成分のこと
=少量でも動物が摂取すると強い生理作用がある
=主なアルカロイドは、ニコチン・モルヒネ・コカイン・カフェインなどがある

カフェインが含まれるので、妊娠中の方やお子さまは注意が必要です。

モリンガにはデメリットももちろんありますが、そのデメリットを消し去ってしまうぐらいたくさんの効果効能があります。

効果効能➀ 血糖値の上昇を抑制する
効果効能➁ コレステロール値の上昇を抑制する
効果効能➂ 便秘解消やデトックスをする
効果効能➃ アンチエイジングや生活習慣病の予防をする

気軽にモリンガの葉のエキスをとりたい…とお思いの方は、モリンガはもちろん、82種類の薬草成分を3年半発酵熟成させたエキスが入ったオーガニックハーブティーもおすすめです。

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参考文献

(※1)厚生労働省 Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ※)について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/4e-3.html
(※2)Abortifacient activity of a medicinal plant “moringa oleifera” in rats
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22557610/
(※3)Review of the Safety and Efficacy of Moringa oleifera
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25808883/
(※4)Effect of supplementation of drumstick (Moringa oleifera) and amaranth (Amaranthus tricolor) leaves powder on antioxidant profile and oxidative status among postmenopausal women
https://link.springer.com/article/10.1007/s13197-012-0859-9
(※5)Hypocholesterolemic effects of crude extract of leaf of Moringa oleifera Lam in high-fat diet fed wistar rats
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10661880/
(※6)Review of the Safety and Efficacy of Moringa oleifera
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6680322/
(※7)The in vitro and ex vivo antioxidant properties, hypolipidaemic and antiatherosclerotic activities of water extract of Moringa oleifera Lam. leaves
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18249514/

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