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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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妊活成功への道は、「腸内環境改善」への意識から!便秘が不妊をまねく理由

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

最近「腸内環境」が大事であると、さまざまなメディアに取り上げられています。

ある時は、ダイエットのため、またある時は健康のため、そしてまたある時は美容のため・・・でも実はそれだけではないんです。

妊活のためにも「腸内環境改善」への意識は重要なんだとか!
便秘が不妊の原因となるケースも少なくないのです。

今回は、妊活成功のために「腸内環境」を意識する必要性や便秘が不妊をまねく理由について調査してみました。

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目次

妊活と腸内環境にはどんな関係があるのか?

腸内環境が悪いと、私たちの体はさまざまな異変を起こします。腸内環境が悪化している様態に起こることとして一番有名なのが「便秘」です。

思い浮かべてみてください。

生ゴミが捨てられた、ゴミ捨て場の光景・・・。異臭をはなち、周りのものもどんどん腐らせていく・・・この状態が腸の中で行われているのですから、カラダに良いわけないですよね。

カラダへの影響はもちろんですが、自律神経系や内分泌系にも影響をおよぼし、やる気や考え方にも影響が・・・そして、まさかの「妊娠しやすさ」にも影響が生まれると言います。

ロート製薬グループの摩耶堂製薬株式会社のコラムでは、原因不明の便秘と妊娠しやすさの関係について、触れていらっしゃる記事がありました。

検査をしても原因が分からない原因不明の不妊には、「便秘」が関係しているかもしれません。「え?便秘と妊活、関係あるの?」と思ったあなた。

あまり知られていませんが、実は腸内環境は、妊娠しやすさと関係があると言われています。

参考:https://www.mayado.jp/library/constipation/pregnant-constipation1.html

生ごみが腸に溜まったまま・・・と考えると、かなり怖いですよね。
早くださなくちゃ・・・。

ここからは具体的に腸内環境の悪化が、なぜ妊娠しやすさに関係があるのか見てみたいと思います。

ケース1:有害なガスが妊娠のじゃまをする

便秘になると、腸内に老廃物が溜まって悪玉菌が増殖し、有害なガスを発生させます。この毒ガスが多くなると、腸壁を通じて血液に取り込まれてしまいます。

血液は全身にまわりますから、この毒も一緒に体中をめぐることになります。毒素を含んだ血液は、もちろん妊娠時に重要な子宮や卵巣にもまわり、機能低下の原因になることもあると言われています。

ケース2:腸が子宮や卵巣を圧迫し、着床のじゃまをする

妊娠って体内の臓器たちがちゃんとタイミングを計って、協力しないとできないことです。だからちょっとでも腸が固くなって、圧迫したりするとなかなかそのタイミングが合いにくくなると言われています。

妊娠するためには卵巣や卵管といった小さな臓器が、タイミングと場所を合わせて協力することが大事。便で硬くなった腸に邪魔されていると、受精や着床の可能性が下がり、不妊につながることもあるのです。

参考:https://www.mayado.jp/library/constipation/pregnant-constipation1.html

不妊治療の一環で、ホルモン剤や注射の使用、並びに高度治療中の便秘対策をすることが多いのは、骨盤内の子宮や卵巣などを便によって圧迫しないためなんですって。

ケース3:免疫力が落ち、精子など無害なものまで攻撃対象に?

もう一つびっくりする可能性は、精子など体外から入ってきた無害なものを免疫の異常によって攻撃してしまうというケースです。

腸内環境が悪化すると、免疫系・自律神経系・内分泌系にも異常を起こしやすくなるといわれています。免疫細胞の約7割が腸に集まっているのですから、腸が異常な状態だと、免疫も混乱します。

花粉症の人が増えたり、アレルギーの人が増えたりしていますが、これも普通なら素通りしてもいい花粉や異物を無駄に攻撃してしまうことが原因です。

妊娠についても同じで、通常は受け入れられるはずの精子が異物とみなされて攻撃され、結果的に受精を妨げてしまうんですって。

精子や受精卵は、異物ですが、女性の身体を攻撃するものではありません。ところが、免疫作用が混乱すれば、精子や受精卵を排除しようとしてしまい、妊娠の成立や継続が妨げられてしまうおそれがあります。

精子や卵子、受精卵といった本来無害なものまで攻撃対象とみなされ、排除しようとすることも。妊娠を目指すなら、日頃から腸内環境に気を配り、免疫が誤作動を起こさないよう気をつけることが大切です。

参考:https://www.mayado.jp/library/constipation/pregnant-constipation1.html

こんなことがあり得るなんて・・・!花粉症やアレルギー持ちの方は、精子も排除しているのかも・・・。妊活中の方は特に、腸内環境と向き合うことをお勧めしたいです・・・。

妊活中の便秘対策

妊活中の方は、腸内環境の改善を普通の方よりももっと強く意識する必要があるかもしれません。

不妊治療を受けることも大事かもしれないけど、普段の生活習慣を変えることも検討したいですよね。腸内環境に優しい生活習慣の見直しで、高くてツラい不妊治療の必要がなくなるかもしれないし・・・。

ロート製薬グループの摩耶堂製薬株式会社さんは、妊活中におすすめの便秘対策5つとして、この5項目を挙げていました。

適度に水分を摂る
よく噛んで食べる
規則正しい生活をする
1日30分を目安に歩く
ふだんのお茶をルイボスティーにする

参考:https://www.mayado.jp/library/constipation/pregnant-constipation2.html

ルイボスティーはカフェインなしなので、どんな状態でも飲みやすいお茶です。おいしいし、おすすめ。あとは、当たり前のことを、ちゃんと毎日することって、本当に大事だなと思います。

よく噛んで食べる、ちゃんと毎食ゆるくでいいので、バランスを考えて食べる。単純なことだけど、メニューに野菜がなかったら、「野菜がないな」と気がつけるようになるのは大事なことです。

最近、しょっちゅう一緒に食事をするようになった友達が、私が野菜がない、野菜がないとうるさいので、周りの友達が「一緒に食事するようになってから、野菜をよく食べるようになった」と喜ばれました。笑

案外みんな、1食1食のバランスって考えてないものなんだよね。
そこに気が付くことに意識するだけでも変わってくると思います。

妊活と腸内環境まとめ

腸内環境の悪化による便秘は、妊活の大敵です。

悪玉菌が出す有害なガスが血液を汚し、カラダにまわった血液が臓器の機能を低下させたり、腸内環境の悪化によって免疫力が落ち、免疫が異常行動をおこして精子を排除しようとしたり・・・人間のカラダというのは、不思議なもので、便秘ひとつでいろいろな影響がでてきます。

妊活する!と決めて、すぐに医療に頼った不妊治療をする前に、日々の食生活の見直しや意識改革で、少しずつ自分のカラダをいたわることができるようになると、妊活はもちろん健康的なカラダの基盤が出来るように思います。

私も日々気を付けています♪一緒に健康的なカラダの基盤をつくりましょう!

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