ところてんダイエットはなぜ痩せる?やり方や効果、注意点まとめ




ところてんは、とてもカロリーが低い食べ物です。

それだけは知っているけど、実はところてんって何でできているのか、よくわかっていない方も多いのではないでしょうか?

ところてんの正体がわかれば、ところてんをもっとダイエットや腸活に活用したくなるかもしれません。

今日は、ところてんダイエットのやり方や注意点をまとめてみたいと思います。

ところてんとは?

実は、ところてんの歴史はとても古く、もともとは中国から遣唐使伝えてきた仏教などと一緒に伝わってきた食べ物のひとつでした。

漢字では「心太」と書きます。

今では「ところてん」と呼ばれていますが、「こころてん」や「こころふと」、「こころてい」や「こころたい」など、いろいろな呼び方をされていたようです。

なんだか響きがかわいいですね。

ところてんの原料

ところてんの原料は、天草(テングサ)という海藻です。

海藻といえば、腸活界ではキングともいえる食物繊維量を誇り、また低カロリーの食材ですよね。

ところてんは、わかめやめかぶ、のりなどの仲間であると言えそうです。

海から天草をとってきた時点では、赤褐色の海藻です。もちろん透明ではありません。わかめやめかぶとかわらない見た目をしていた天草を天日干しにしたものを煮込みます。

そしてその煮だした液をかためたものが、ところてんです。

ところてんと寒天の違い

ところてんと寒天は、原料は同じです。

しかし少し製法が違います。ところてんは、もともと中国から伝わったと言われていますが、寒天は日本で江戸時代に生まれたという説があります。

寒天はところてんを作るところまでは一緒ですが、ところてんを冷凍し、水分を取り除いて乾燥させたもののことを言います。

何度も凍らせて、溶かしてを繰り返すので、その過程で細胞組織が壊され、不純物が少なくなったもののことを寒天といいます。

ところてんのほうが不純物が多く、海藻そのままの性格が強いのに対し、寒天は不純物が少ないため、いろいろな料理に使いやすいと言われています。

寒天は磯の香りは少なくて、海っぽさがなくなってしまうものの、色つやがよくおかしなどの繊細な料理にも使いやすいですよね。

ところてんと寒天とゼラチンの違い

お菓子作りなどではところてんや寒天を元に固めることがありますが、同じ用途で使われやすいのが、ゼラチンです。

ゼラチンも透明な粉で、寒天などと同じようにゼリーなどを固めることができますが、原料が全く違います。

ゼラチンの原料は、牛骨や豚の皮です。よって動物性たんぱく質のかたまりということになります。寒天やところてんは、植物性なので、実は全く違うものなんですね。

ところてんダイエットはなぜいいのか?

ところてんは、植物性の海藻であることはわかりましたが、なぜダイエットにいいといわれているのでしょうか?

とにかく低カロリー

ところてんは、そのほとんどが海藻と水でした。だから、容積に比べて驚くほどカロリーが低いんです。

100gあたり2kcalと言われていますから、ほぼゼロに等しいレベルで低カロリーなんですね。

おなかいっぱいになるまで食べても、ほぼゼロカロリーなので、かさまし食材としていろいろなダイエットフードのアレンジに使われています。

他にも低カロリーのかさまし食材として有名なのが、こんにゃくや春雨ですが、実は春雨は結構カロリーが高いんです。

高いとは言っても、本当のごはんや麺と比べたら大したことがないので、ダイエット食材として使えるのは確かなのですが、こんにゃくや寒天、ところてんなどと同じ気持ちで食べてしまうと、結構カロリーが高いので注意が必要です。

▼100gあたりのおおよそのカロリー
寒天:3kcal
生芋こんにゃく:7kcal
春雨:345kcal

食物繊維が豊富

ところてんは、そのほとんどが海藻でできています。

海藻といえば、食物繊維やミネラルがいっぱい含まれた栄養食であることはこのサイトの常連さんならご存知ですよね。

ところてんに含まれる海藻は、私たちの腸にたまった老廃物を一緒に巻き込んで外に出してくれることがわかっています。

腸のぜん動運動を活発にしたり、腸内細菌のえさになったりして、腸内をキレイにしてくれます。このところてんや寒天の働きによって、便秘が解消したり、腸内環境が安定してくれる効果があると言われています。

糖の吸収を抑える

食物繊維は、なにも便秘を予防するだけではありません。

他にも豊富な食物繊維が、糖の吸収を穏やかにしてくれることが知られています。

私たちの体は糖質を取り込むと、血糖値が上がり、インスリンというホルモンが分泌されるようになっています。

この血糖値の急上昇があることで、脂肪をためにくくしたり、太りやすくなることがわかっていて、なるべく急な血糖値の上昇を抑えるために、糖質制限ダイエットやGIコントロールダイエットが注目されています。

ところてんに含まれる豊富な食物繊維は、この血糖値の上昇を抑えてくれる働きをするので、ホルモンの過剰分泌を防ぐことができ、その結果脂肪をため込みにくい体を作ってくれます。

ところてんを食べることは、

糖尿病
コレステロール
中性脂肪の蓄積

を抑えることにもつながると言われているのは、このインスリンコントロールのちからのためです。

ところてんダイエットのやり方

ところてんは、低カロリーなだけでなく、脂肪の蓄積を抑えて、便秘などを予防してくれることがわかりました。

ここからは、ところてんダイエットを実際に行う方法をチェックしてみましょう。

ところてんダイエットは、とてもシンプルです。大きくわけて2つの方法で試されている方が多いようです。

方法1:1食おきかえところてん
1日の食事のうち、1食をところてんが主食のものに変える方法
方法2:毎食ところてん
すべての食事の前にところてんを食べて、食欲を抑える方法

方法1:1食おきかえところてん

1日の食事のうち1食の主食となるものをところてんに置き換えるダイエット法です。

このダイエット法のいいところは、ところてんによって確実に1回分の摂取カロリーを減らし、食物繊維を増やすことができることです。

主食をところてんにすれば、おかずが多少豪華で血糖値が上がりやすいものであっても、ダイエットサポートをしてくれます。

方法2:毎食ところてん

こちらは、毎食の食事の前にところてんを食べて、空腹をおさえてから食事をするのがポイントのダイエット法です。

1日3回の食事の前に150gのところてんを食べると、不思議と少しお腹が収まり、バク食いの回数を減らしてくれます。

食事の前に食べるのがお勧めですが、食事以外の時間でもおなかがすいたらおやつにところてんを食べる癖をつけるのも、ダイエットのためにはとてもよいかもしれません。

ところてんダイエットの注意点

一見いいところしかなさそうなところてんダイエットですが、いくつか注意点があります。ただところてんダイエットをしていると、なかなか続きにくいかもしれませんが、これらのコツをあらかじめ抑えておけば、長く続けることができるかもしれません。

しかし、ところてんは栄養価が非常に低い食品なので、ところてんだけを摂取すると栄養不足になり、肌荒れ、髪のかさつき等の美容・健康への弊害を引き起こし、極度の栄養不足はリバウンドの原因にもなるので注意が必要です。

アレンジで飽きないようにすることが大事

ところてんはおいしいですが、歯ごたえがないので満足感がないとおっしゃる方がとても多いダイエット食材です。

こんにゃくや春雨と比べると、確かに食べている感覚が少ないんですよね・・・。これを無理に食べると、ところてんがきらいになってしまう可能性もあるので、あまり我慢しすぎず、いろいろな味付けやトッピングに挑戦するのもひとつのコツです。

ところてんについてくるたれは通常お酢を使ったかなりシンプルなものですが、さすがにかなりヘルシーではあるものの、飽きてしまいやすいでしょう。

いろいろな調味料と合わせて、自分が好きな味を探してみるのもたのしいですよ。

ゴマダレ
中華ドレッシング
めんつゆ×青のり
めんつゆ×ゆずコショウ
めんつゆ×天かす
ポン酢×アボカド
オリーブオイル×キムチ
オリーブオイル×にんにく×塩麹
オリーブオイル×納豆×塩麹

わたしはそうめんのようにめんつゆを使うと、付属のたれよりおいしくいただけるのでめんつゆとなにかをアレンジすることが多いかもしれません。笑

ところてんだけだと栄養不足

ところてんはとても低カロリーな、おすすめのダイエット食材ですが、栄養素が極端にすくない食材でもあるので、それしか食べないとなると、かなり過激なダイエットになってしまいます。

健康的にヤセるためにも、ところてんだけにするのはやめて、他の栄養バランスのよい食材と一緒に組み合わせることが大切です。

ところてんに黒蜜やチョコレートをかけて、甘くして食べる方もいますが、実は高カロリー&低栄養食材になってしまうことも、あたまの片隅に置いておいてください。

洋風のケーキを食べるよりは低カロリーではありますが、黒蜜も大さじ1杯で50calほどはあるので、ちゃんとデザートであることを意識して食べ過ぎないようにしてくださいね。

まとめ

ところてんダイエットは、低カロリーで食物繊維がたっぷり、そして血糖値の上昇も抑えてくれる、パワーフードであることがわかりました。

低カロリーなので、たくさんたべてもダイエットとしては問題ありませんが、栄養価は高くないので、他の食材ときちんと組み合わせて、バランスを考えて採り入れるのがとても大切です。

ダイエットのお供にところてん、ぜひチャレンジしてみてください♪

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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