便秘には「生しいたけ」より「干ししいたけ」がおすすめ?便秘解消&うま味アップの裏技とは?




みなさん、きのこは好きですか?

嫌いな人も多いかもしれませんが、好きなのに毎日は食べないという方も多いはず。外食だと、出現率が低くて、なかなか出会えないですよね。

わたしは、主にお味噌汁にいれて、毎日なにかしらのきのこ類を食べるようにしています。やっぱりきのこは食物繊維が豊富で、便秘予防に役立ってくれている気がするんだよね。

その中でも、今回取り上げるのは、干ししいたけです。

干ししいたけって、水に戻すのが面倒だし、値段も高いし(量を考えるとそうでもないんだけど)、あんまり買わない・・・という方も多いと思うのですが、便秘予防のためにおすすめしたい理由がもりだくさん!

なぜ、便秘解消・便秘予防のために干ししいたけがおすすめなのか、さっそく説明したいと思います。

干ししいたけとは?

まずは干ししいたけとはなんなのか、整理してみましょう。

干ししいたけ
=しいたけを干したもの

あたりまえですね。笑

干ししいたけの種類

干ししいたけにも大きく2つの種類があります。

「どんこ」と「こうしん」です。スーパーのしいたけ売り場で見たことがある方も多いんじゃないかな。

どんこ
=寒い時期に生育したしいたけ。肉厚で傘が開ききる前に収穫しているので、傘が割れて、お花のように見える。
こうしん
=かさが開ききってから収穫されることも多く、少ししわが入ったものが多い。肉厚のものもあれば、中肉のもの、形が変形したものなど、さまざまである。

どんこは、高級なものが多く、お値段がはります。とにかく見た目が綺麗なので、おいしそうにみえるかもしれません。

生しいたけと干ししいたけの違い

生のしいたけを干したのが、干ししいたけでしたが、生しいたけと干ししいたけにはいったいどんな違いがあるのでしょうか?

ここでは腸活・便秘解消・便秘予防に関わる2つの違いをとりあげてみました。

干ししいたけにはグアニル酸が豊富

生しいたけにはあまり含まれないにも関わらず、干ししいたけにはたくさん含まれるものがあります。

それは、うまみ成分の「グアニル酸」です。

グアニル酸とは、三大うま味成分のひとつと言われています。

グルタミン酸=昆布など
イノシン酸=かつおぶしなど
グアニル酸=干ししいたけなど

うま味は、このうち1つだけがはいったものよりも、2つ、3つと種類が増えたほうが深みが増すと言われていて、複数のうまみ成分を一緒にとることが推奨されています。

わたしも、お味噌汁にかつおぶしときのこ類を一緒に使ってみたり、昆布とかつおぶしを混ぜてみたりしますが、やっぱり複数いれたほうがおいしいです。

干ししいたけに多く含まれるグアニル酸は、生のしいたけにはほとんど含まれていません。乾燥させたり、冷凍した後に加熱すると何倍にも増えることが知られています。

うま味成分の食べ過ぎ予防効果

グアニル酸をはじめとするうま味成分は、食べ物をおいしくしてくれるだけではありません。なんとダイエット効果や消化促進効果があるといわれています。腸活的にもうれしいですよね。

味の素株式会社イノベーション研究所が発表した研究結果によると、うま味成分が含まれた食べ物は、満腹感が強く、食べ過ぎを防いでくれるんだって。

健康成人12名に通常に昼食を摂取させ,最後にMSGを添加したスープと添加しないスープを摂取する.

そして,スープ摂取後の食事感覚をビジュアルアナログスケール(VAS)を用いた質問票で測定し,実際の食後の自由にデザート(ケーキ・スナック類)を選択摂取させ,デザートの摂取カロリーがどう変わるかについて検討した.

その結果,MSG添加スープを飲んだ後の満腹感指標は持続し,デザートの摂取カロリーの有意な低減が認められた。

うま味を効かせた食事を習慣的にとることで、高カロリーの食事を避けて健康的な食生活を維持できる可能性があることが判明した。

参考:うま味物質の健康価値―グルタミン酸ナトリウムの生理機能
https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=405

糖尿病ネットワークさんでも、うま味成分には注目しているようです。たしかに出しを聞かせると、塩味はあんまりなくてもおいしく感じますよね。

和食は食塩量が多くなりがちな料理だが、基本となるだしのうま味を効かせることで減塩も可能だ。時間のあるときに多めに手作りして冷蔵保存したり、冷蔵庫に昆布を水に浸しただけの「昆布水」を常備するのも手軽で便利な方法だ。

参考:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/022217.php

うま味成分の胃酸分泌改善効果

うま味成分が消化を助けてくれることを実験した研究結果もあります。

彼らはイヌを用いてペットフード(肉餌)にうま味調味料(MSGとIMPの複合調味料)を添加したときの胃液の分泌量の変化を経時的に観察した.

そして,うま味調味料を添加した肉餌を食べることで胃液の分泌量が高まり,胃でのタンパク質の部分消化が促進することを見いだした.さらに,慢性萎縮性胃炎患者を対象にした,MSGの胃酸分泌改善効果に関する臨床研究によりその効果も確認した(10).

参考:https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=405

うん、やっぱり消化機能を活発にさせてくれるようです。腸への負担も減りますね。

干ししいたけには食物繊維が豊富

もうひとつ、大事なのは、食物繊維の多さです。生のしいたけよりも乾燥しいたけのほうが、10倍も食物繊維が多いというから驚きです。

▼菌床栽培の生しいたけの栄養素
…4.2g、カリウム…280mg、ビタミンD…0.4μg、葉酸…44μg

▼原木栽培の生しいたけの栄養素
食物繊維…5.5g、カリウム…270mg、ビタミンD…0.4μg、葉酸…75μg

▼乾しいたけに含まれる栄養成分
食物繊維…41.0g、カリウム…2100mg、ビタミンD…12.7μg、葉酸…240μg

参考:椎茸問屋の株式会社姫野一郎商店
https://shiitake-himeno.co.jp/blog/2336

食物繊維は腸内細菌のえさになったり、腸のぜん動運動をしやすくしてくれたりと、腸内環境を整え、便秘の予防や改善に効果があると言われています。

生しいたけよりも乾燥しいたけを積極的に食べたほうがよさそうですね。笑

干ししいたけを習慣化する方法

干ししいたけは、ちょっと大きな袋に入っていて、値段もお高めに感じることも多い食材です。

でも、意外と用途はたくさんあるし、食べても食べてもなくならないぐらいたくさん入っているので、普通のきのこを買うよりもお得かもしれません。

でも、たとえお得だとしても、水に戻す手間がやっかい・・・という、家事したくない派の忙しい方も多いことでしょう。

そんな時におすすめなのは、しいたけをすりおろしがねでおろしてしまうこと。

粉末状におろした干ししいたけは、お味噌汁にも、サラダにも、煮物にも振りかけるのが可能です。それもうま味成分たっぷりだからおいしいの。

先日、2019年5月15日放送のガッテン!で、干ししいたけの特集が組まれていたのですが、ガッテン!によると、おろし干しシイタケをアイスクリームにかけて食べるのもおいしいらしい!笑

おろし金で、あまり力を入れずに円を描くように干しシイタケをおろすと、簡単に粉末状にできちゃうんです。使いたいときに、使う分だけおろせばOK。

番組ではアイスクリームにかけましたが、ほかにもカレーやみそ汁などに仕上げにひとふりするのもオススメ。加熱中に入れると、よりうまみが引き立ちます。

参考:戻し0分でうまみ30倍!?真・干しシイタケ究極活用術
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190515/index.html

アイスクリームはやったことなかったなぁ・・・笑 今度トライしてみます!!

まとめ

干ししいたけ、食べたくなりました?笑

水に戻すのが面倒だったり、ちょっと高価なイメージがあるかもしれませんが、意外と日常使いできるやり方を覚えてしまえば、普通に毎日きのこ類を買うよりも、効果の高い使い方ができるかもしれません。

便秘解消・便秘予防効果も期待できるし、いろんな食べ物がおいしくなる魔法の粉のような存在として、毎日つかってみるのもありかもしれませんよ。

ぜひ、毎日の腸活の参考にしてみてください。
長谷川ろみでした!

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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