エチオピアの発酵食品インジェラとは?食べる雑巾といわれちゃうアフリカ産クレープの作り方&食べ方




日本の納豆も世界から相当嫌われていますが、今回紹介するエチオピアのインジェラも世界から相当嫌われている発酵食品のひとつ。笑

発酵食品は、発酵の過程でいろんな栄養素が生まれて複雑な味になるので、慣れてないとつらいのもわかります。

でも、さすがにこのあだ名はひどすぎないでしょうか?

食べる雑巾!!!

あまりにもつらいあだ名をつけられてしまったインジェラですが、その正体はいったいどんな食べ物なのでしょう?

今回は、エチオピアの発酵食品インジェラとはどんなものなのか、作り方や食べ方とともにまとめてみました。

インジェラとは?

インジェラは、エチオピアで食べられている、発酵したクレープです。

代表的な主食で、日本でいえばお米、欧米でいえばパンのような存在ですね。
野菜やお肉などと一緒に食べることがおおいのだそう。

まず、インジェラがどんな食べ物なのかよりも、エチオピアってどこやねんw

とお思いの方も多いので、エチオピアのことから順に説明していきましょう。

エチオピアの主食

エチオピアは、アフリカ大陸にあるアフリカ最古の独立国のひとつで、正式名称をエチオピア連邦民主共和国といいます。

アフリカ大陸の中で、ざっくり場所を示すと、右上のほう・・・です。東に位置していて、実は海に全く面していません。すべての国境が他の国に囲まれた内陸の国です。

内陸の国は、いろいろな文化が混ざり合います。

食文化も多様で、いろいろなおもしろい食べ物が多い国だといわれています。

原料は話題の健康食「テフ」

インジェラが世界的に注目されている理由は、海外セレブなどがこぞって食べている健康・美容食材の「テフ」が主原料だからです。

テフはイネ科の穀物で、インジェラは、テフを水で溶いて、乳酸菌で発酵させたもののことを指します。

テフは日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、海外セレブの間で人気の穀物です。スーパーフードの一つとして、キヌアやアマンサラスと同じくらいの人気があります。

見た目はイネ科であるため、お米や麦などにも少し似ています。米粒よりも小さい粒で、雑に扱うとどんどん手からこぼれてしまいそうな形をしています。

テフという名前の由来は、なんとエチオピアの言葉で「見失う」という意味なのだそう!見失うほど小さい粒であることが特徴の穀物なんですね。

日本はアジアの国なので、お米や豆類を多く食べますが、アフリカ大陸ではお米や豆類よりもテフを食べます。世界全体でみると、大豆よりもたくさん食べられているそうですよ。

もともとはエチオピアなどいくつかの国で食べられているだけでしたが、スーパーフードとして有名になると、世界中で大人気になり、もともと食べていたエチオピア人がテフ不足で食べられなくなる事件が起きたといいます。

2006年から2015年まで、テフ不足によりエチオピアでは輸出を禁止していたため、日本には伝わるのが遅かったのではといわれています。

「テフ」の栄養バランスと効果

テフは炭水化物だけでなく、たんぱく質やビタミンなどもバランスよく含まれているのが特徴です。

特にアミノ酸のバランスがよく、他の穀物には少ないリジンが多く含まれていることでも知られています。

炭水化物は糖質であり、ダイエットの大敵だと思う方も多いかもしれませんが、テフの炭水化物は腸内環境を整えるといわれている「レジスタントスターチ」が多く、腸活的にもとてもおすすめの食材の一つです。

テフを定期的に食べると、腸内の乳酸菌の量が増えるという実験もあります。

インジェラの作り方

エチオピアの発酵食品のインジェラは、その原料の栄養価が高く、腸活食材としても優秀なことがわかりました。

もともとテフという栄養いっぱいの原料を使っているだけでなく、発酵させて作ることで、より多くの成分が生まれます。

インジェラの作り方は以下のとおりです。

テフを粉状にして水で溶く

乳酸菌を使って、2~3日発酵させる

薄いクレープ状に片面だけ焼く

発酵させているので、生地には多くの気泡があるのが特徴で、そのざらざらとした見た目が、旅行者たちに揶揄される雑巾と似ていることから、変なあだなをつけられてしまいがちなようです。

エチオピアの家庭料理としてポピュラーですが、家庭によってはテフだけでなく、トウモロコシの粉を混ぜてつくることも多いようです。

インジェラの味

発酵しているため、味はかなり独特で、酸味が強いのが特徴です。

食べたことがある方の口コミをみても、その味は賛否両論です。笑

まずい派の方々の意見

舌にのしかかってくるような酸味が……。レモンを食べた時のように、くーっと唾液腺が刺激されているのを感じます。強烈なカウンターパンチという訳ではないのですが、後半になって効いてくるジャブのような嫌らしさがありますね、この酸味は。

世界一周中、いろんな料理を食べましたが、これほどまでにオカズよりも目立とうとする主食は初めてです。

参考:http://sekaishinbun.net/2013/09/01/ethiopia-food/

始めは「意外とおいしいじゃん!」などと思ったもののそれも束の間、延々と続く酸味にすぐに嫌気がさしてくる。

食べ進むうちに、舌先に触れるだけで「オエッ」と吐き気がするようになった。さらに追い込まれると、見るだけでそのような反応を示すようになる。これは付け足さないわけにはいかない。

参考:http://isshu-sekai.com/2012/02/199th.html

おいしい派の方々の意見

実際に食べてみた感想としては…、「ん?そんなに悪くない。いや、むしろ美味しいんじゃない、コレ!」でした。私の舌がおかしいのでしょうか?

味は確かに酸っぱいです。しかし、日本のパン屋さんでも、発酵させた黒パンで少し酸味があるものが売られていますよね。私の中ではそんなイメージです。

こういう酸味がある食べ物なんだと思えば、普通に美味しいのです!しかも、唐辛子の辛さと一緒に食べると何とも合うではありませんか!

参考:https://tabippo.net/injera/

https://twitter.com/ToshikazuTanaka/status/1103178807459094528

https://twitter.com/Extremeethnic/status/1102198978089611267

https://twitter.com/ethiopia_yuki/status/1101876679604097024

https://twitter.com/paaaruo/status/1101635102801580032

食べるのに勇気がいる口コミだらけですね。笑

インジェラの食べ方

エチオピアではインジェラを食べる際に、少しルールがあるようです。

焼いたインジェラはそのまま食べるのではなく、冷まして他の料理を乗せる台として使われるのだとか。

料理を食べた後にお皿の代わりにしていたインジェラを、おかずののこりと一緒に食べるのがエチオピア流です。なんか、とても効率的ですね。

洗い物がいらないのは、うれしいかもしれません。笑

まとめ

エチオピアの発酵料理、インジェラを紹介してみました!

雑巾みたいとか、まずいとか、さんざんないわれようなのでさぞかし特徴のある味であることは確かですが、お店や家庭によってかなり味が違うようですね。

酸っぱいものが苦手な人は難しいかもしれませんが、日本の発酵食品が好きな人は、一度食べてみる価値はあるかもしれません。

なにしろ、原料はスーパーフードのテフですし、腸内環境も整えてくれる要素はいっぱいです♪

日本でもインジェラが食べられるお店があるようなので、私も食べに行ってこようかな♪ 

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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