コピ・ルアクコーヒーとは?動物の腸内細菌がつくる「うんちコーヒー」がスゴイ

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映画「かもめ食堂」などにもでてきたころがある「コピ・ルアク」。1杯8000円以上もすると言われている幻のコーヒーです。
 

 
実はこのコーヒー、ジャコウネコが食べたコーヒー豆を腸内細菌や酵素のチカラを使いながら発酵させ、最終的にうんちから採られると言われる、へんてこコーヒー。一部のマニアに大人気のようなので、その作られ方や普通のコーヒーとの違いについてまとめてみました。

 

 

「コピ・ルアク」とは?

コーヒーが好きな人なら一度は聞いたことがあるであろう「コピ・ルアク」。
 
「コピ・ルアク」は、ジャコウネコと呼ばれるインドネシアやフィリピンなど温かいところによく住んでいる動物の腸内細菌が作っているコーヒーといっても過言ではありません。
 

「コピ・ルアク」ができるまで

腸内細菌が作るって、どういうことなのでしょうか?
猫のような、狐のような、ジャコウネコ科の「ジャコウネコ」が、熟した甘いコーヒーチェリーをエサとして食べます。
 
すると実の部分はジャコウネコの体にいる酵素や腸内細菌が栄養分を分解して消化されるのですが、多くの場合は真ん中のコーヒー豆の部分は未消化のまま、ジャコウネコのうんちとして排泄されます。
 
その排泄されたコーヒー豆をよく洗って、キレイに洗浄して、天日干しにした豆が「コピ・ルアク」と呼ばれています。
 
昔農民たちがコーヒー豆をつくることを禁じられてしまった時に、どうにかしてコーヒーが食べられないかと探して探して、結局フンから得たコーヒー豆を戦場してまで食べたかったことを考えると、コーヒー豆の魅力ってすごいですよね!笑
 

「コピ・ルアク」の味や香りは?

ジャコウネコの体を通ってきているわけですから、いろいろな酵素、そして腸内細菌によって、形がかえられたり、発酵の過程を踏んだコーヒーになっています。
 
発酵の影響のせいか、とても濃厚な香りがすると言われています。人によっては、ハーブやヒノキ、メープルシロップに似ていると形容する方もいるそうです。
 
すごーく飲んでみたくなっちゃいますよね。
 
ただただたくさんの方に好かれているわけではなく、1995年には、「ジャコウネコの排泄物から集めた世界一高価なコーヒー」として、イグノーベル栄養学賞を授与されています。
 
イグノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーで、これはこれですごく人気なんですよ。
 

「コピ・ルアク」の急激な人気上昇と問題点

実はこの「コピ・ルアク」は2010年前後に世界中で人気が大爆発し、2008年から2010年の間に、なんと出荷量が24倍になったという話があります。
 

2008年に50キロだった出荷量は、09年には300キロ、10年には1.2トンに急増したという。
参考:http://www.afpbb.com/articles/-/2792189?pid=6937396

 
すごいですよね!!!
 
この人気に便乗して、ジャコウネコの糞から取り出した豆ではないのに「コピ・ルアク」として売り出す場合もあったそうです・・・。確かに「コピ・ルアク」というだけでかなり高く売れますから、変な商売をしようとする人が増えやすい環境になるのもわかります・・・。
 

「コピ・ルアク」と普通のコーヒーの違い

「コピ・ルアク」コーヒーが、動物のフンからとっていて、ニガテな人が多そうなのに、こんなに人気がでるなんて・・・作り方以外にも普通のコーヒーと違う部分があるのでしょうか?
 
もちろん香りが珍しくおいしいっていうのはわかります♪
 

コピ・ルアクやカペ・アラミドは独特の複雑な香味を持つと言われており、煎り過ぎて香りが飛ばないように、浅煎りで飲むのがよいとされる。
参考:http://www.shimadzu.co.jp/kokonimo/article/01.html

 
でもこれだけ味が違うと言われるのならば、そして発酵食の1つなのであれば、
その成分は一体どんなものなんでしょうか?
 

「コピ・ルアク」の栄養分と期待効果

ここでコピ・ルアクの成分比率が発表されていたのでご紹介したいと思います。
 

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近年、コピ・ルアク特有の成分比率が科学的に割り出されたのです。見つけたのは日本人の研究者。ジャコウネコの体を通過した豆とそうでない豆を、ガスクロマトグラフと質量分析装置で分析し、クエン酸、リンゴ酸、ピログルタミン酸、イノシトールの値がはっきりと違っているのを確認したとのこと。
 
参考:http://www.shimadzu.co.jp/kokonimo/article/01.html

 
おお、なんと生活習慣病予防によいと言われるイノシトールがたくさん入っているみたい。これは健康のためにはうれしい成分ですね。
 

イノシトールは、筋肉や神経細胞に多く存在している栄養素で、以前はビタミンB群の仲間として扱われていましたが、体内でも生合成でき欠乏症もないため、現在はビタミン様物質として扱われています。
 
水溶性で穀物や果物などの食品に多く含まれ、脂肪肝や動脈硬化の予防から神経細胞の働きを助ける作用まで幅広い働きを持っています。
 
参考:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/inositol/

 
ピログルタミン酸は記憶力や認知力といった脳の働きを向上させると考えられています。
 

記憶力アップ
認知力アップ
ピログルタミン酸は、脳や髄液といった部分に多く含まれることから何らかの役割を持つと考えられていました。研究の結果、ピログルタミン酸には神経伝達物質である脳内のアセチルコリンの量を増やす効果があり、また構造が近い成分の効果からアセチルコリンの受容体も増やすと推測されています。
 
参考:http://black-garlic.jp/pyroglutamic-acid/

 
お仕事や勉強のパフォーマンスを上げることができそうですね。
 

「コピ・ルアク」のまとめ

生きている間に一回ぐらいは飲んでみたいなぁと思っています。この「コピ・ルアク」。ただ毎回、毎回、8000円は厳しいなぁ。笑
 
みなさんもなかなか出会えないコーヒーだと思うので、もし出会えたら飲んでみてくださいね。

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長谷川ろみ

腸活じんべー編集長。元おデブ。貧乏だったこともあり、野菜少なめ、揚げ物多めで育ち、小学生にして重度の便秘+肥満体に。その後、発酵食品との出会い、数十キロのダイエットに成功! 現在も「ココロとカラダの健康のための腸活」を意識し、大切さを伝えながら、日本の発酵技術の応援活動をしています。
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