モロヘイヤは毒性あり!食べたらどうなる?食べ方の注意点と毒の正体(写真付き)

困った人
モロヘイヤに毒性があるってホント?食べたらどうなるの?食べ方の注意点をおしえて!

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の結論
・モロヘイヤにはめまい、動悸、吐き気、心不全を招く可能性がある「ストロファンチジン」が含まれる
・市販の野菜のモロヘイヤには、「ストロファンチジン」は含まれないので問題ない
・家庭菜園の場合は、種やさや、双葉などに含まれるので注意が必要

夏の栄養補給にぴったりのモロヘイヤ。

栄養満点でアンチエイジングによいことから、美容や健康が気になる方に人気のネバネバ野菜です。

\モロヘイヤの栄養についての詳細はこちらの記事もみてね(*´▽`*)/

一見、イイことしかないようにみえるモロヘイヤですが、実は毒があるというウワサ…。食べ方には注意が必要だと言われています。

そこで今回は、モロヘイヤの毒性について大解説!

毒の正体はもちろん、食べたらどうなるのか、その食べ方の注意点について整理してみましょう。

長谷川ろみ
この記事を書いた人:腸活研究家 長谷川ろみ詳しくはこちら

モロヘイヤの毒性の正体

まずは、モロヘイヤの毒性の正体から整理してみましょう。

モロヘイヤの毒の主成分

モロヘイヤの毒として認識されている成分は「ストロファンチジン」です。

ストロファンチジン
=強心配糖体(強心作用のある成分)
強心作用
=心臓の収縮力を強化する作用のこと
=めまい、動悸、吐き気、心不全を招く可能性がある

ストロファンチジンには、心臓の収縮力を強化して、めまいや吐き気をはじめとする中毒症状を起こす可能性があります。

そのため、モロヘイヤ(特にストロファンチジンが多く含まれている種の部分)は食べてはいけないと言われています。

長谷川ろみ
「モロヘイヤの種なんて見たことない!」という方も多いかもしれません。スーパーで売っているモロヘイヤには種はついてないよね~。

危険なのは…家庭菜園をしている場合

通常、市販品のモロヘイヤを食べるだけであれば、ストロファンチジンに出会うことはありません。

しかし、モロヘイヤは比較的育てやすい野菜です。

ご家庭の庭やベランダなどで、家庭菜園のような場所で育てている方も多いでしょう。

家庭菜園でモロヘイヤを育てている方は、ストロファンチジンに注意が必要です。

食べてはいけない部分と時期

モロヘイヤは明らかに食べてはいけない部分と時期があります。

発芽前:種
葉っぱ6枚までの生育時:種、茎、根、双葉
長谷川ろみ
種とまだ葉っぱが6枚しかないぐらいの苗の時の茎や根、双葉には大量のストロファンチジンが含まれているんです。

逆に言えば、種と若葉の時期さえ避ければ、ストロファンチジンは成長すればするほど検出されにくくなります。

収穫する時期になると、葉、茎、根などのすべての部分において、ストロファンチジンはほとんど抽出できないほど微量になるので、スーパーに並んだモロヘイヤを必要以上に怖がる必要はありません。

【種から収穫期までの各部位ごとのストロファンチジン量(μg/dry g、μg/wet g)】

種植え8日後種植え35日後収穫期後
種子(種皮)5070129
4070.1以下0.1以下
1681.90.1以下
双葉(最初の2葉)2890
0.30.1以下

参考:モロヘイヤ(CorchorUS・olitoriUS)の生育過程におけるストロファンチジン配糖体及びジギトキシゲニン配糖体の消長
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjfcs/8/2/8_KJ00005714712/_pdf/-char/ja

そして、収穫期を超えて、またさやができる時期になると、ストロファンチジンが検出されはじめます。

長谷川ろみ
モロヘイヤは種と若葉の時、そして食べごろが過ぎた時だけ注意が必要です。それ以外の時期は毒性なしと思って大丈夫です。

モロヘイヤの毒性についての内閣府の見解

モロヘイヤの毒性について、内閣府の公式ブログで発表されている内容を整理してみましょう。

【内閣府の食品安全委員会のオフィシャルブログの見解】
・モロヘイヤの強心配糖体は、成熟した種子に最も多く含まれる
・成熟種子のさや、成熟過程にある種子、発芽からしばらくの間の若葉にも含まれる
・収穫期の葉、茎、根、並びにつぼみ発生期の葉、茎、根、つぼみには含まれない
・市販されているモロヘイヤ、モロヘイヤ健康食品、モロヘイヤ茶などには含まれない

参考:『内閣府 食品安全委員会』オフィシャルブログ「今が旬のモロヘイヤ」
https://ameblo.jp/cao-fscj-blog/entry-12301456676.html

長谷川ろみ
内閣府の見解によると、モロヘイヤの毒性が心配されるのは、種とさや、発芽からしばらくの間の若葉だけということになります。

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モロヘイヤの毒、食べたらどうなる?

万が一、モロヘイヤの毒を食べてしまったらどうなるのでしょうか?

実際の事件や農林水産省の見解をみてみましょう。

事件例➀ 長崎県の農家の飼牛の場合

モロヘイヤの毒「ストロファンチジン」が有名になったのは、長崎県の農家で種子のついたモロヘイヤを食べた牛5頭のうち、3頭が中毒死したことがきっかけです。

この時、モロヘイヤの種に含まれる「ストロファンチジン」が中毒死の原因であることがわかりました。

モロヘイヤの種子の致死量は、豚の場合は0.5g/kgと言われています。

長谷川ろみ
動物の場合は、死んでしまうこともあるなんて…。強い毒であることがわかります。

人間が食べた場合に考えられる影響:農林水産省の見解

「ストロファンチジン」をはじめとする強心配糖体は、複数の種類があります。

ヒトへの影響はその種類によって異なりますが、薬として使用した場合は以下のような副作用が確認されています。(※1、2)

不整脈
嘔吐
精神神経症状(不眠、幻覚、頭痛、疲労感)など
長谷川ろみ
き…危険すぎる…

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モロヘイヤの食べ方の注意点

モロヘイヤの毒性をふまえて、食べ方の注意点は以下のとおりです。

注意点➀ 基本的に市販品は問題なし
注意点➁ 家庭菜園は注意が必要

注意点➀ 基本的に市販品は問題なし

「ストロファンチジン」は、市販のモロヘイヤからは検出されていません。

・野菜としてのモロヘイヤ
・モロヘイヤ健康食品
・モロヘイヤ茶など

市販のモロヘイヤは、ほぼ100%が収穫期の毒がない時期に収穫されています。

そのため、茎・葉などの場所に関係なく、安全です。

注意点➁ 家庭菜園は注意が必要

家庭菜園のモロヘイヤには毒になり得る「ストロファンチジン」が含まれる時期があります。

種とさや、茎や双葉は絶対に食べないことです。判断が難しい場合は、食用にするのは辞めましょう。

また、「茎の部分が赤くなっているもの=毒性」と判断する人がいますが、茎の色と毒のあるなしは関係ありません。(肥料が不足すると栄養不足によって赤くなります)

モロヘイヤのおいしい食べ方

収穫期のモロヘイヤは、茎も葉もおいしく食べることができ、捨てるところが少ない野菜です。そして、バラエティーにとんだ食べ方ができる野菜のひとつです。

モロヘイヤは生でも食べられる?

モロヘイヤは生でも食べられます。

モロヘイヤの生とゆでの栄養価は以下のとおりです。

モロヘイヤ(生)モロヘイヤ(ゆで)
エネルギー(kcal)3624
(g)4.83
脂質(g)0.50.4
食物繊維総量(g)5.93.5
炭水化物(g)6.34
ナトリウム(mg)1
カリウム(mg)530160
カルシウム(mg)260170
マグネシウム(mg)4626
リン(mg)11053
鉄(mg)10.6
亜鉛(mg)0.60.4
銅(mg)0.330.2
マンガン(mg)1.321.02
ヨウ素(μg)4
セレン(μg)1
クロム(μg)2
モリブデン(μg)15
β−カロテン当量(μg)100006600
レチノール活性当量(μg)84039
ビタミンD(μg)00
ビタミンK(μg)640450
ビタミンB1(mg)0.180.06
ビタミンB2(mg)0.420.13
ナイアシン(mg)1.10.4
ビタミンB6(mg)0.350.08
ビタミンB12(μg)00
葉酸(μg)25067
パントテン酸(mg)1.830.7
ビオチン(μg)14
ビタミンC(mg)6511
長谷川ろみ
やっぱり生の栄養素はすごいなぁ…!

生のモロヘイヤはえぐみが強く、独特のネバネバもないので、他の野菜と混ぜてサラダにするのがおすすめです。

ゆで方・アク抜きのコツ

モロヘイヤをおいしく食べるなら、やっぱりネバネバがほしいところです。

ネバネバを出しつつも栄養をなるべく逃がさないように、なるべくゆでる時間を短時間にすることが大切です。

そのためには、茎の部分と葉の部分にあらかじめわけて、ゆでる時間を分けるのがおすすめです。

➀モロヘイヤを茎と葉にわける
➁お湯に約2%の塩を入れる
➂茎を入れて30秒ゆでる
➃葉を入れて10~20秒ゆでる
➄氷水で冷やす
長谷川ろみ
あくまでさっとやりましょう。さっと!

まとめ:モロヘイヤは毒性あり!食べたらどうなる?

モロヘイヤの毒として認識されている成分は「ストロファンチジン」です。

ストロファンチジン
=強心配糖体(強心作用のある成分)
強心作用
=心臓の収縮力を強化する作用のこと
=めまい、動悸、吐き気、心不全を招く可能性がある

ストロファンチジンには、心臓の収縮力を強化して、めまいや吐き気をはじめとする中毒症状を起こす可能性があります。

しかし、ストロファンチジンは、市販のモロヘイヤからは検出されていません。

・野菜としてのモロヘイヤ
・モロヘイヤ健康食品
・モロヘイヤ茶など

市販のモロヘイヤは、ほぼ100%が収穫期の毒がない時期に収穫されていますので安全です。

家庭菜園でモロヘイヤを作るときはくれぐれも気をつけましょう。(見分けられるか自信がない時は、家庭菜園で作ったモロヘイヤは鑑賞用にしましょう)

また、モロヘイヤを安心・安全に食べるなら、モロヘイヤ入りのオーガニックハーブティーもおすすめです。

モロヘイヤをはじめとする、82種類の薬草成分を3年半発酵熟成させたエキスが入ったオーガニックハーブティーを飲むと、実際に腸体温が1℃上がって、乳酸菌とビフィズス菌がともに1.8倍に増えたと言うデータも!

冷え症や便秘や肌荒れが気になる方、最近痩せにくくなったなぁ…とお思いの方は参考にしてみてね。

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参考文献

(※1)「薬用食物“モロヘイヤ”の機能性成分」(和漢医薬学雑誌15,416-417,1998)
https://mololab.com/knowledge/img/strophanthidin/study1998.pdf
(※2)モロヘイヤに含まれる強心配糖体について
https://mololab.com/knowledge/strophanthidin.html

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