韓国の伝統飲料、シッケとは?おいしい?まずい?日本の甘酒との違いをチェック




みなさんは、お隣の国韓国の飲み物、シッケをご存知ですか?

実はわたし、10年ほど前に韓国でお仕事をしていたんです。街中でたまに見る大きな樽と、中の白濁した飲み物がなんか不思議で、気になっていたなぁ。

韓国人の友人に聞いたところ、韓国では大人気な伝統的な栄養ドリンクなのだそう。

あまりのインパクトにちょっと飲むには勇気がいるけど、コンビニにいけばシッケの缶ジュースもあるほど、韓国ではボピュラーなのです。

今回は、日本の甘酒に似ていると言われるシッケについて、まとめてみました!

シッケとは?

韓国の街を歩いていると、たまに白濁した液体が入った透明な樽に出会うことがあります。

屋台の近くに置かれていたり、店頭に並べられていたり、置き場所はそれぞれですが、大きいからとても目立ちます。

韓国人の友達と一緒に歩いていると、みんなうれしそうな笑顔になり、「これは、韓国の伝統の発酵飲料だから、ぜひ飲まないと!」とすすめてきます。笑

この飲み物の正体がシッケです。

シッケの原料

シッケは、日本の甘酒ととてもよく似ています。

韓国の観光地に行くと、日本人向けの看板に「韓国の甘酒 シッケ」と書かれているものもみたことがありますよ。

日本人にとっては、たぶんシッケ=甘酒というのが、いちばんわかりやすい説明方法なのかも・・・でも、確かに甘酒とシッケはとてもよく似ているのですが、同じものではありません。

それも結構大きなところが・・・メインとなる原料が違うんです。

麹甘酒(日本)
=麹+米+水
酒かす甘酒(日本)
=酒粕+水+砂糖
シッケ(韓国)
=麦芽粉+米+水+砂糖

日本の甘酒は、2種類あるので、念のため2つとも原料を書いてみました。

日本産の甘酒は、麹甘酒も酒粕甘酒も麹菌の発酵によって作られた発酵飲料です。そこは同じなのね。

でも、韓国のシッケは、そこから全く違います。

韓国のシッケは、麹菌は関係ないの。

シッケが甘酒みたいに甘い理由は、原料の麦芽に含まれる「糖化酵素」にあります。

糖化酵素のアミラーゼが米のでんぷんを分解することによって甘くなるのがシッケなんです。

麦芽による糖化を利用する飲み物には、ビールやウイスキーがありますね。シッケはある意味、ビールやウイスキーの兄弟であるとも言えそうですね。

シッケの味

甘酒もシッケも、結果的に糖が分解されるのは一緒です。

だから、味はとても似ています。

私の印象では、甘酒のほうがお米の味が強く、シッケは少し香ばしい印象があります。麦のせいですかね~♪

また日本の甘酒よりもさっぱりとしていて、清涼飲料水としてぐびぐび飲める感じの味になっています。もったりとした甘酒を想像しながら飲むとびっくりするかも?

韓国の方は、小さいころからこのシッケを甘くて栄養があるジュースとして飲んでいるようで、「懐かしい味」と形容する方もとても多いです。

手作りするママさんも多いようで、家庭の味なるものの存在するみたい!そんなところも甘酒に似ていますね。

シンプルにお米だけで作るご家庭もあれば、干しなつめや松の実、しょうがなどが入っていることもあるんですって。とっても優しい味ですが、日本人はどうかなぁ・・・慣れてないと最初は「うっ」て思うかも?

私も最初は「うっ」って思いましたが、慣れたらおいしく飲めました。思えば、小さいころはじめて甘酒を飲んだ時も、「うっ」ってなったんだよね。笑

たぶんですが、甘酒が好きな方は、シッケも好きです。甘酒自体が微妙な方は、たぶんシッケも微妙かな?

シッケを飲んだ日本人の口コミ

https://twitter.com/taicho_k_pop/status/1081589110140092418

https://twitter.com/wuming_huahuar/status/1102849485770711041

https://twitter.com/yku0901jung/status/1090247486571130882

https://twitter.com/kayo1017/status/1084683405474680834

https://twitter.com/shikkye/status/1061993243062071296

シッケといえば、paldo?

韓国のコンビニで、必ずといっていいほど見かける缶入りのシッケ「paldo」。韓国旅行に行ったことがある方は、みたことがあるかもしれません。

実はこの缶入りのシッケ「paldo」は、韓国のヤクルトから発売されています。

日本でも健康飲料メーカーとして有名ですが、韓国でも同じなのですね。韓国ヤクルトはラーメンをたくさん作っているそうです。

なんだか、ラーメンと健康があんまり結びつかないけど…笑

シッケの栄養と効果

甘酒は100個以上の酵素をもった麹菌が分解していることもあり、とても分解の過程が複雑なので、できるビタミンやミネラル、酸などがとても多いのですが、それに比べるとシッケはシンプルなのかなと思います。

しかし、シッケも麦芽で分解される過程で、いろいろなものを作るのは同じだし、お米のでんぷんが糖化されることで細かくなるのも同じ。

細かい糖といえば、エネルギーにすぐになりやすいブドウ糖や腸内細菌のえさになるオリゴ糖。お米のまま食べるよりも腸にはよい可能性が高いんです。

食物繊維で便秘予防

甘酒も同じですが、シッケにもお米由来のたくあんの食物繊維が入っています。

食物繊維は、腸の蠕動運動を促したり、腸内細菌のえさになることで腸内環境を整えてくれることが知られています。しかも、血管内に積もったコレステロールの排出を助けてくれます。

オリゴ糖で腸内環境改善

シッケにはブドウ糖やオリゴ糖がたくさん含まれています。

ブドウ糖は唯一脳のエネルギーになるといわれることもあるほど、エネルギーになりやすい細かい糖です。そのため、脳の活性化を助けてくれるといわれています。
オリゴ糖は腸内環境を整えてくれる働きがあります。その他、二日酔い解消や動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。

まとめ

日本の甘酒が好きな方はもちろん、甘酒が苦手な人にも一度のんでみてほしいシッケ。

シッケのほうが清涼飲料水っぽく、シンプルでさわやかなので、まったりとした甘さが苦手な方のお口にもあうかもしれません。

あの香ばしさはちょっとクセになるんですよね。飲んだことがない方は、ぜひお試しください♪

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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