
最近話題の「玉ねぎヨーグルト」!ちょっと聞いただけでは、あまり美味しそうに感じませんが、便秘解消やダイエットにいいと注目されています。
東京農業大学で食べ物と腸内細菌を研究している木村郁夫先生が監修された本、『玉ねぎヨーグルト』(著・井上裕美子/医学監修・木村郁夫)も人気なんですって。
今回は、「玉ねぎヨーグルト」の効果効能、そして口コミなどについてまとめてみました。
「玉ねぎヨーグルト」とは?
「玉ねぎヨーグルト」とは、名前のとおりスライスした玉ねぎとヨーグルトを混ぜ合わせたものです。
ヨーグルト=あまいもの、デザートというイメージをお持ちの方は、「ん?おいしくなさそう?」と思うかもしれません。
でもこの「玉ねぎヨーグルト」は、あまくして食べるデザートではなく、サラダなどにかけるドレッシングやお料理をまろやかにしたい時の調味料代わりに使うのが通常で、お料理をより美味しくすることができる可能性を秘めています。
「玉ねぎヨーグルト」の作り方
ではここで「玉ねぎヨーグルト」の作り方をチェックしてみましょう。
玉ねぎ 1/2個
無糖ヨーグルト 200g
塩 小さじ1/2
1:玉ねぎは繊維に対して垂直に、薄切りにします。
2:薄切りにした玉ねぎは、30分ほど水にさらしておきましょう。
3:ヨーグルトに塩を加えて混ぜ、水にさらした玉ねぎも混ぜます。
4:すべて混ざったら、蔵庫で一晩寝かせて完成です。
「玉ねぎヨーグルト」の効果
「玉ねぎヨーグルト」の効果として、とくによく言われるのが、ダイエット効果と便秘解消効果です。
なぜ、玉ねぎとヨーグルトを合わせて食べることが、ダイエット効果や便秘解消効果につながるのでしょうか?
玉ねぎヨーグルトを医学監修された木村郁夫先生によると、そこにはおもしろいメカニズムがありました。
まずは、玉ねぎとヨーグルトを別々に考えてみましょう。
玉ねぎには、「イヌリン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
ヨーグルトには、「ビフィズス菌」という腸内環境を整えてくれる菌が豊富に含まれています。
ヨーグルトに含まれている「ビフィズス菌」は、水溶性食物繊維「イヌリン」が大好物で、「イヌリン」を食べて働きが活性化します。
ビフィズス菌が活性化すると、「短鎖脂肪酸」をたくさん出します。
この「短鎖脂肪酸」は、私たちの体の中で脂肪の蓄積を防いだり、エネルギーを消費する役割をしてくれます。
ヨーグルトにはビフィズス菌という腸内環境を整えてくれる菌が豊富に含まれています。
このビフィズス菌にとってイヌリンは大好物で、食べてしまうことで働きが活性化します。
そうすると、短鎖脂肪酸という成分に変化し、脂肪の増加を防いだり、エネルギーの消費を促してくれるのです。
参考:https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/noriki-washiya/17-00310
このメカニズムのために「玉ねぎヨーグルト」はダイエットにイイ!とか腸活にイイ!とか便秘解消にイイ!とか言われるわけです。
このように、菌と菌のエサを一緒に摂ることでよりよい摂り方をしようとすることを「シンバイオティクス」と言います。
腸内環境が整うことになるので、ダイエットだけではなく、アレルギーや花粉症の緩和や便秘予防にもつながる可能性がありますね。
「玉ねぎヨーグルト」の口コミ
おお、では一緒にたべちゃいましょう。
昼だね、今日は何を食べようかな…えっと花粉症にいいのは…りんご、トマト、ブロッコリー、玉ねぎ、ヨーグルト……
— 花粉症基山ヒロト (@kafunsho_K18) October 10, 2017
玉ねぎヨーグルト、たしかにカレーにも合いそう!カレー食べる時チャイのみますもんね。
玉ねぎヨーグルトは カレーのトッピングにしても美味しいはず。友人の旦那さんの インド人はカレー食べる時 プレーンヨーグルト 横において ちょいちょい手で混ぜながら食べてはった。真似したら美味しかったんやで!
— へれな (@Helena_0010) September 27, 2017
そうそう、結構おいしいんです。ヨーグルトは甘いという先入観さえなければ。
そうそう、プレーンヨーグルトって、塩をかけて食べると美味しいのね。今回の玉ねぎヨーグルトで思い知りましたわ。
— ひっしぃ (@hissy706069) September 27, 2017
わかります・・・でも一度やってみたら認識変わるかも?
玉ねぎヨーグルトとか絶対まずい…
— に (@tls_km) September 22, 2017
おお!腸内環境が整ってきたということでしょうか?
玉ねぎヨーグルトたべてから肌の調子よい
— かえるさん (@kaer000n) September 21, 2017
「玉ねぎヨーグルト」の効果まとめ
玉ねぎヨーグルトは、玉ねぎとヨーグルトを合わせただけの、簡単なレシピでありながら、デザートとしてではなく食事として活用することによって、日々の食習慣に取り入れやすいメニューです。
玉ねぎの中のイヌリンという水溶性食物繊維を、ヨーグルトの中のビフィズス菌たちが食べることによって活性化し、ビフィズス菌が短鎖脂肪酸を出してくれるため、肥満予防の後押しをしてくれる可能性があります!
気になる方は、ぜひやってみてくださいね♪