元祖おかず味噌!金山寺味噌を食べてみよう!もろみ味噌の違いとは?




味噌といえば、おにぎりにぬったり、汁物にしたり、和食を作るときには必ず使う定番調味料で、とても種類が豊富ですよね。

最近は、調味料として使う普通の味噌とは別に、もともとの味噌にいろいろな味付けをしたおかず味噌も増えています。

実は金山寺味噌と呼ばれる味噌もそのおかず味噌、いわゆる舐め味噌のひとつですが、その歴史は古く、元祖おかず味噌と言っても過言ではありません。

今回は、金山寺味噌ってスーパーで売ってるけど、どうやって食べたらいいかわからない!味噌なの?味噌じゃないの?と疑問をお持ちの方へ、金山寺味噌とは?そして、よく似ているといわれるもろみ味噌との違いをまとめてみました。

金山寺味噌とは?

金山寺味噌は、和歌山県の和歌山県推薦優良土産品に認定されている、伝統的な発酵食品です。

中国の径山寺(きんざんじ)味噌が由来?

その歴史は古く、鎌倉時代にさかのぼります。

一説によると、宋で修行をしていた僧侶が帰国した際に、湯浅(現:和歌山県有田郡湯浅町)に伝えた「径山寺(きんざんじ)味噌」が起源だとされています。

普通の味噌は、米麹を使って発酵させますが、金山寺味噌は少し違います。

あらかじめ炒った大麦、米、大豆に麹菌をつけて発酵させた金山寺麹を使います。この金山寺麹に、なすやきゅうりやにんじん、しょうが、しそなどを漬け込み、醤油や酒、砂糖などで味付けをしたのが金山寺味噌です。

発酵の過程でさまざまなビタミン、ミネラル、酸などが生まれるため、味は奥が深く、ファンが多い歴史のある味噌です。

醤油が生まれたのは金山寺味噌のおかげ?

金山寺味噌が生まれたといわれる和歌山県湯浅町は、実は醤油発祥の地としても有名です。

実は、醤油が生まれることになったきっかけは、金山寺味噌にある!という説もあるほど、金山寺味噌と醤油には深いつながりがあります。

もともと鎌倉時代に伝わったといわれる金山寺味噌は、当時の栄養補助食品として、大量に作られていました。

金山寺味噌は野菜をたくさん使うので、塩分によって野菜の水分が出てしまい、その野菜の水分が腐敗のもとになってしまうことを懸念して、大量に野菜の水分が捨てられていたそうです。

その水分が意外とおいしく、現代の湯浅の醤油のもとになったと伝えられています。

金山寺味噌存続の危機!

金山寺味噌には野菜がたくさん使われていますが、中でもナスは金山寺味噌にはなくてはならない野菜です。

もともと江戸時代ごろから金山寺味噌用に栽培されてきた、金山寺味噌のための伝統野菜があるほどです。この伝統野菜は「湯浅なす」といわれています。

「湯浅ナス」はまるっこい形をしていて、水分が少なく、香りがよく、歯ごたえがよいという、金山寺麹に漬けてなじみやすい特徴を持っていました。

しかし、年々生産農家が減り、一時期は1~2軒しかなかったこともあるようです。現在は、湯浅ナスを後世に残すためのプロジェクトを発足し、今では生産者が増えているのだそうですよ。

よかった・・・。もうちょっと伝統の湯浅ナスを使った金山寺味噌を食べることができそうです。

金山寺味噌の食べ方

金山寺味噌は、味噌とは言いますが、普通の料理の味付けや味噌汁にはあまり使いません。

そのままおかず味噌、舐め味噌として食べることがほとんどです。

ごはんの上にのせて食べるのはもちろんのこと、野菜につけて食べたり、お茶漬けの具として食べるのも人気があります。

他にもお豆腐にのせて食べたり、クリームチーズにのせて食べると、お酒のおつまみとしても人気です。

金山寺味噌ともろみ味噌の違い

金山寺味噌は、スーパーなどではもろみ味噌の近くに売られていることがおおいんですよね。

いったいどんな違いがあるのでしょうか?

材料の違い

金山寺味噌ともろみ味噌はとても似ています。そして、明確な違いがあります。
その違いとは、野菜が入っているかどうかです。

金山寺味噌:野菜が入っている
もろみ味噌:野菜が入っていない

野菜が入っている分、もろみ味噌よりも金山寺味噌のほうが少し複雑な、深い味わいがするのが特徴です。

さっぱりしたいときや何かの調味料として使いたいときははもろみ味噌が溶け込ませやすいように思います。

ごはんにのせたり、野菜につけたり、シンプルな食べ方をするときは、金山寺味噌の深さがいいアクセントになってくれるかもしれません。

食べ方の違い

野菜が入っているかどうかが違いなので、少し食べ方も異なります。

もろみ味噌は、お肉やお魚に塗って焼くなどの本来の味噌と似たような使い方をされることも多いのですが、金山寺味噌は、そのような使い方をする場合は野菜が邪魔になってしまうので、あまりされません。

もろみ味噌:調味料的な使い方がメイン
金山寺味噌:常備菜やおかずとして食べる

どちらも使い方次第でいろいろなアレンジができるので、楽しいですよ。中にはパスタやチャーハンなどに使うつわものもいるようです。

市販のものは少し甘めのこともあるので、味見をしてから使ったほうがよいかもしれません。

まとめ

今回は主に和歌山県でよく食べられる、金山寺味噌をご紹介しました。

大麦に米に豆、そして野菜など、なんでもかんでもミックスされているので、複雑な発酵過程を経ることが想像でき、深い味になることがわかりました。

食べたことがない方は、まずはお豆腐やお野菜につけて、金山寺味噌をたのしんでみてください♪

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長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活研究家。小学生にして重度の便秘+肥満体でしたが、「腸活」により数十キロのダイエットに成功しました!現在も自分のカラダで人体実験中!

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートして、元気でポジティブな仲間を作る」ことを目標に、腸活の情報発信やしくみづくりに挑戦しています♪

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