納豆は冷凍保存できる?冷凍&解凍方法のポイント




いくら納豆が好きな方でも、賞味期限以内に食べられない時があるかもしれません。そんな時、納豆を冷凍保存することができたら、とても便利ですよね。

実際のところ、納豆は冷凍保存できるのか?

冷凍保存できるなら、どんな保存方法・解凍方法がいいのか?

今回は、納豆の冷凍保存についてまとめてみました(*´▽`*)

納豆は腐るのか?

納豆は、「もともと腐っているのだから、腐らない」と、よく言います。笑

ちょっと雑な説明だなーと思いますが、実際はどうなのでしょうか?

納豆は「」?「腐敗」?

納豆は、納豆菌の発酵によってできる発酵食品です。

実は、発酵と腐敗は、化学的なメカニズムは全く同じです。

発酵=人間にとって有益なこと
腐敗=人間にとって有害なこと

納豆は、大豆を発酵させることで、もともとの大豆にはない栄養素が作られます。ということは、人間にとって有益だといえますよね。だから、納豆は「発酵」しています。

納豆は、「もともと腐っているのだから、腐らない」という言葉は、ちょっと違っていて、厳密にいうと納豆は「腐っている」状態ではなく、「発酵している」状態だと考えたほうがよいでしょう。

でも、いくら人間にとってよいことである「発酵」をしていても、長い間放置しておくと、雑菌が入って繁殖したり、おいしいとはいいがたい状態になることがあります。

賞味期限がすぎた納豆はどうなる?

納豆は発酵食品なので、賞味期限がちょっとすぎてしまったくらいだと、影響は少ないといえそうです。

とはいえ、賞味期限が過ぎた納豆はおいしくないなと思ったことがある方も多いのではないでしょうか?

冷蔵庫で保存した場合、賞味期間は大体1週間前後といわれていて、それをすぎると、こんな状態になることがあります。

・糸がひかなくなる
・水っぽくなる、もしくは乾燥する
・表面に白いぷちぷちができる
・納豆とは違ったにおいがする

それでもほおっておくと、こんな変化が起こることもあります。怖

・アンモニア臭が強くなる
・苦味がでてくる
・変色する
・カビが生えてしまう
・白い斑点ができる

どうみてもおいしくなさそう・・・。笑

納豆菌が弱まり、他の菌が繁殖してしまった納豆はさすがに食べるのをあきらめたほうがよさそうです。

納豆を覆う白い膜の正体は?

新鮮なできたばかりの納豆には、白いもこもこした膜が見えることがあります。

これは、納豆菌の菌層で「かぶり」と呼ばれるものです。この「かぶり」は、納豆を全体的に白っぽくしたり、まだらに見えたりしますが、特に腐っているわけではなく、新鮮な証拠です。

納豆についた白いつぶつぶの正体は?

賞味期限が過ぎたり、温かいところで保存された納豆は、発酵がすすみ、表面に白いつぶつぶが見えることがあります。

この白いつぶつぶは、アミノ酸の一種の「チロシン」です。

チロシンは、アミノ酸なので特に害はありません。でも、じゃりじゃりとした歯ごたえがあり、違和感がある方もいらっしゃるかもしれません。

特にひきわり納豆は、発酵面が大きいので、チロシンが発生しやすくなります。可能ならば、チロシンが発生する前に食べたいですね。そう考えると、やっぱり保存方法はとても大事なのです。

納豆の賞味期限

納豆には、おいしく食べられる期間として賞味期限があります。

賞味期限を過ぎても食べられますが、白いつぶつぶのチロシンが発生したり、粘りが悪くなったり、においが強くなったり、食感が悪くなってしまうなど、おいしさはかなり変化します。

もし確実に賞味期限が過ぎてしまうことがわかっている場合や、大量に納豆を頂いた場合などは、どんな保存をしたらいいのでしょうか?

納豆は冷凍保存できる?

納豆を冷凍保存できるのかどうか、まずは実際に納豆を作っている、納豆メーカーさんの見解をみてみましょう。

納豆メーカーさんの見解

当たり前かもしれませんが、納豆メーカーさんは、納豆をなるべくおいしく食べられるタイミングで食べてほしいので、冷凍保存を進んでおすすめすることはなさそうです。そりゃそうか。笑

風味が落ちてしまうこともあり、冷凍保存はお勧めしておりません。 ご家庭の冷凍庫での保存は条件が異なり、また解凍方法によって品質が変わってしまうことから、弊社ではあくまで冷蔵での保存をお願いしており、冷凍での保存期間等の検証はしておりません。

なお、どうしても冷凍されたい場合は、乾燥を防ぐために密封できる袋に入れ、食べる前日に冷蔵庫に入れて冷蔵解凍していただければ比較的良い状態でお召し上がりいただけます。

電子レンジで解凍すると、たれ容器(パキッ!とたれ製品)やたれ小袋(パキッ!とたれ以外の製品)は、加熱によって中の圧力が高まったり、シール部分が溶けたりします。それによって、破裂したり、中身が漏れ出ることがあります。電子レンジでの解凍は行なわないでください。

参考:ミツカンホームページ
http://faq.mizkan.dga.jp/faq_detail.html?page=1&id=1059

風味が落ちてしまうこともあり、冷凍保存はお勧めしておりません。ご家庭の冷凍庫での保存は条件が異なり、また解凍方法によって品質が変わってしまうことから、弊社ではあくまで冷蔵での保存をお願いしており、冷凍での保存期間等の検証はしておりません。

尚、どうしても冷凍されたい場合は、乾燥を防ぐために密封できる袋に入れ、食べる前日に冷蔵庫に入れて冷蔵解凍していただければ比較的良い状態でお召し上がりいただけます。

参考:くめ納豆ホームページ
http://www.mizkan.co.jp/kume/information/

お買い求め頂いた新鮮なうちにそのまま冷凍庫に入れて冷凍して頂き、 食べる前の日くらいに冷蔵庫のほうに移して自然解凍して頂ければ、通常に冷蔵していたものより若干、豆が軟らかくなりますが食べることはできます。 解凍に電子レンジを使ったり常温に置いたりしますと、品質が悪くなりますので冷蔵庫にて自然解凍をお願い致します。

参考:タカノフーズホームページ
http://www.takanofoods.co.jp/contact/soudanshitsu.shtml

賞味期限内にお召し上がりいただきたいと思います。家庭用冷凍庫で長期間冷凍保存すると、被膜(ひまく)の内側に霜がつき、納豆が乾燥してしまいます。短期間の冷凍保存なら問題ありませんが、おいしい納豆をお召し上がりいただきたいので、賞味期限内にぜひお召し上がりください。

解凍は、冷蔵庫で自然解凍をしてください。電子レンジでの解凍は禁物です、ご注意ください。

参考:あづま納豆ホームページ
http://www.adumas.co.jp/onkochishin/labo/master.html

みなさん、賞味期限内に冷凍しないでそのまま食べてほしいという見解でした。でも、どうしても食べられない時は冷凍をすることもできるという見解は一致していて、ただ冷凍した後は自然解凍で食べるのが原則のようです。

納豆学会さんの見解

そのまま食べたほうがおいしいのは確かなのですが、冷凍しても大丈夫という見解をお持ちなのが納豆学会さんです。

納豆菌は自分が生きていけない環境になりますと、 胞子の状態、いわば冬眠状態に入りますので、 冷凍しても納豆菌は生き延びます。納豆を大量に購入した場合等には冷凍して頂き、食べる前日に冷蔵庫に移しておけば、美味しく召し上がれます。ただし、パックや藁つとのままですと、水分が失われますので、ラップやビニールで包んで頂けば、より美味しく召し上がれます。

参考:納豆学会ホームページ
http://www.nattou.com/topics/faq.html#10

ただし冷凍の段階で乾燥してしまうやり方では、おいしくなくなるという見解でした。

納豆の冷凍保存のやり方

納豆を冷凍保存する場合のポイントは以下になります。

冷凍保存のポイント

1:冷凍のタイミング
賞味期限内に冷凍する。すでに賞味期限内に食べられない可能性がある場合は、なるべく買ってきてすぐに冷凍したほうがよい。

2:冷凍の方法
しっかり密封することで乾燥を防ぐ必要がある。できるだけ空気を抜いてから封を閉じる。

密封方法の例

納豆のパックをそのまま冷凍すると、空気が入っているために乾燥してしまうことがあるようです。よりおいしさを保つためには、ラップなどで上からくるみ、ジップ付きのフリーザーバッグなど密閉できる袋や容器にいれて、なるべく空気を抜くのがおすすめです。

ポイントは、「きちんと密閉する」ということです。

おすすめの解凍方法

冷凍した納豆を解凍するときは、食べる前日に冷凍庫からだして、冷蔵庫で自然解凍するのがおすすめです。このやり方だと約8時間ぐらいで解凍できます。

冷蔵庫ではなく、外にだしてしまうと、水分がですぎてべちょべちょしたり、再発酵がすすんでくさくなったり粘りがなくなることがあるのであまりおすすめできません。もちろん、電子レンジはもっと急激に熱することになるため、食感が悪くなります。自然解凍がおすすめです。

まとめ

納豆は冷凍保存することができますが、やっぱりできるなら常温のままなるべく早く食べることをおすすめします♪

どうしても冷凍しないと食べきれない時は、冷凍も可能ですが、なるべくしっかり密封して冷凍し、自然解凍でもどしてみてください。

みなさんの発酵ライフに参考になればうれしいです(*´▽`*)

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長谷川ろみ

長谷川ろみ

本サイト「腸内革命」の編集長。元おデブの腸活&発酵life×クリエイター。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。

「自分の周りの人の腸内環境をアップデートする」ことが目標♪

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