ほうじ茶の効果効能4選!便秘に効くってほんと?飲みすぎた場合のデメリット・注意点も解説します!

ほうじ茶効果効能
困った人
【この記事で解決できるお悩み】
ほうじ茶は便秘に効くってほんと?
ほうじ茶には他にどんな効果効能があるの?
飲みすぎた場合のデメリットや注意点もおしえて!

今回は、こんな疑問にお答えします。

早く結論が知りたい方へ!
・ほうじ茶が便秘解消・お通じ改善に効果があるのはほんと
・ほうじ茶に含まれるテアニンが副交感神経を優位にして、腸のぜん動運動を促してくれるから
・ほうじ茶を飲むとゆったりとリラックスできるように感じるのは、このテアニンのおかげ

ほっと安心する、いい香りが人気のほうじ茶。

最近は、このリラックス効果が注目され、お菓子やアイス、スイーツなどのリラックスタイムの嗜好品にも「ほうじ茶味」が次々と発売されています。

独特の香ばしさがあり、甘いものとの相性は抜群なので、「ほうじ茶味」が気になる人も多いでしょう。

しかし、実はほうじ茶はおいしいだけではありません。

ほうじ茶に含まれるある成分が、腸のはたらきを助け、便秘解消効果が高いことが注目されています。

そこで今回は、ほうじ茶の効果効能を大解説!

便秘解消の理由はもちろん、他にどんな健康・美容効果があるのか、そして飲む際の注意点もまとめて整理してみました!
今回は、ほうじ茶の効果効能、便秘解消や高血圧に効果があるというのは本当なのか整理してみました。

長谷川ろみ
この記事を書いた人:腸活研究家 長谷川ろみ 詳しくはこちら
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。

目次

結論!ほうじ茶を飲むと、便秘解消効果が期待できるのはホント

ほうじ茶を飲むと、便秘解消効果が期待できるのはホントです。

その理由は、ほうじ茶に含まれるうま味成分の「テアニン」です。

テアニン
=お茶に含まれるアミノ酸の1種
=副交感神経を優位にして、リラックスさせる働きがある
=腸のぜん動運動を促して、便を排泄しやすくしてくれる

テアニンは、ヒトの自律神経のうち、副交感神経と言われる「ブレーキ」の働きをする神経を優位にします。

交感神経=アクセル
副交感神経=ブレーキ

ヒトの腸内環境は、副交感神経が優位になった時に活発に動くことがわかっていて、特に副交感神経が優位な寝ている間に活発化します。

長谷川ろみ
わたしたちが寝ている間に腸のぜん動運動が活発に起こり、また腸内細菌も一生懸命に働いて、うんちが出やすくなるように手配してくれているんです。

テアニンは、このきっかけとなる副交感神経を優位にすることができるので、緊張が和らぎ、便意をもよおしやすくしてくれると言われています。

長谷川ろみ
実際にほうじ茶を飲んだらお通じがあった!という口コミもとても多いんです。腸をあっためるためにも温かいほうじ茶がおすすめだよ。

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ほうじ茶とは?

ほうじ茶は、リラックスタイムの定番のお茶。

自宅に常備し、習慣的に飲んでいる方もたくさんいらっしゃるほど人気のお茶です。

しかし、煎茶や緑茶とはなにが違うのか、正確に説明できるでしょうか?

まずは、ほうじ茶がどんなお茶なのか、チェックしてみましょう。

特徴➀ ほうじ茶の材料は緑茶

ほうじ茶はお茶の葉っぱを発酵させずに製造した「不発酵茶(発酵していないお茶)」のひとつです。

不発酵茶には、実はこんなにたくさん種類があります。

不発酵茶:「緑茶(煎茶・玉露)」「抹茶」「番茶」「ほうじ茶」「玄米茶」
半発酵茶:「ウーロン茶」
発酵茶:「紅茶」

ほうじ茶と緑茶の茶葉は、全く同じもの。

緑茶には、大きく分けると煎茶と玉露の2種類があります。

煎茶:日光を十分に当てて育てる→カテキンが多い→苦みが多い
玉露:日光をさえぎって育てる→カテキンが少ない→苦みが少ない

煎茶は、日光を十分に当てて育てます。一方、玉露は日光を浴びないように覆いをかぶせて育てます。

日光を当てて育てる煎茶は、光合成をしながらポリフェノールの一種である苦み成分の「カテキン」がたくさん作られます。

「カテキン」は人間が口に入れると苦味を感じる苦み成分のひとつ。

そのため、煎茶は一般的に苦みが強くなります。

一方、玉露は日光を当てないようにして育てるため、カテキンが少なく、とてもまろやかな味になります。

長谷川ろみ
玉露は手間がかかるので、ちょっと高級品のイメージがありますよね。ほうじ茶はこの高級品の玉露ではなく、庶民的な煎茶を使って作ります。

特徴➁ 緑茶に火を通すとほうじ茶になる

「煎茶」や「番茶」などの苦みがあるお茶を、きつね色になるまで火を使って炒るとできるのが「ほうじ茶」です。

長谷川ろみ
「ほうじる=炒る」という意味があるんですね。

炒ることで苦味成分である「タンニン」が減るので、もともと苦みが多い煎茶でも、すっきりとして香ばしい味わいになります。

ほうじ茶のキレイな茶色は、高温で焙煎することによって生まれます。

赤外線を使ったり、炭火を使ったり、作り方はさまざま。

温度によって味や香りが変わるので、ほうじ茶を作るには高度な技術が必要です。

特徴➂ ほうじ茶はカフェイン含有量が少ない

ほうじ茶は高温で焙煎するので、カフェインの含有量が少なくなります。

カフェイン含有量の目安
コーヒー:60mg/100 mL
インスタントコーヒー:57mg/100mL
紅茶:30mg/100 mL
煎茶:20mg/100 mL
ほうじ茶:20mg/100 mL
ウーロン茶:20mg/100 mL
玄米茶:10mg/100 mL
参考:文部科学省「日本食品標準成分表(七訂)

ほうじ茶も全くカフェインが含まれていないわけではないのですが、コーヒーや紅茶などに比べると、かなり少なめです。

カフェインには一般的に以下のような作用があります。

・覚醒作用
・解熱作用
・眠気覚まし

カフェインは集中して仕事をしたい時には効果がありますが、その一方で血管を収縮させてしまいます。

リラックスしたい場合や冷え症の方はあまり飲みすぎないようにしましょう。

ほうじ茶は、コーヒーなどに比べるとカフェイン量は3分の1なので、体の冷えが心配な方でも飲みやすいという特徴があります。

特徴➃ ほうじ茶は自分で作れる?!

ほうじ茶は、緑茶さえあれば自宅で作ることができます。

①フライパンを温める
②茶葉をフライパンに入れる
③弱火で3分程度炒る
④強火にし、茶葉の色を見ながら仕上げる
⑤好みの茶色になったら出来上がり

長谷川ろみ
ほうじ茶は、わたしたちの身近なお茶です。柔らかくて香ばしいお茶が飲みたい時は、自分で作ってしまうのもひとつの手ですね。

\美肌になるお茶が気になる人はこちらの記事もみてね(*´▽`*)/

ほうじ茶の栄養成分と効能

ほうじ茶には、さまざまな健康効果・効能が期待できる成分が含まれています。


成分と効能➀ テアニン:リラックス
成分と効能➁ ピラジン:血行促進・冷え性改善
成分と効能➂ カテキン:生活習慣業予防
成分と効能➃ タンニン:シミやくすみを防ぐ

ひとつずつ見ていきましょう。

成分と効能➀ テアニン

ほうじ茶の栄養成分と効能の1つ目は、「テアニン」です。

テアニンは、お茶に含まれるうま味成分(=アミノ酸)の一種で、リラックス効果があることが知られています。

テアニン
=お茶に含まれるアミノ酸の1種
=緊張を和らげたり、リラックスさせる働きがある

テアニンは、自律神経のうちの副交感神経を優位にする働きがあり、リラックスさせ、消化を促し、腸内細菌の働きを活発にする効能があります。

血圧の上昇を抑制したり、腸のぜん動運動を促して、腸内環境を改善する力も持っています。

ほうじ茶を飲むとゆったりとリラックスできるように感じるのは、このテアニンのおかげかもしれません。

テアニンを摂取すると、交感神経には影響がないものの、副交感神経の活性を増すことが分かっており、またリラックス時に発現する脳波として知られているα波を増強することでリラックス状態になると報告されています。よって、テアニンを摂取することでストレスの低減や集中力の向上、起床時のリフレッシュ感がより高くなると考えられています。そのほかに、血圧上昇を抑制するといった生理作用も知られています。
参考:一般財団法人食品分析開発センター http://www.mac.or.jp/mail/151001/03.shtml

成分と効能➁ ピラジン

ほうじ茶の栄養成分と効能の2つ目は、「ピラジン」です。

ピラジンは、ほうじ茶や麦茶などの香ばしい香りの素となる成分です。ピラジンには血行を良くして冷えを防いでくれる効果があります。

ピラジン
=お茶などに含まれる香り成分
=アミノ酸と糖が高い温度で加熱されることで生成される成分でコーヒーやローストナッツ、ココアなどにも含まれる

カゴメ株式会社総合研究所の研究によると、ピラジンを摂取すると血液の流動性が向上(=血液サラサラ効果)することがわかりました。

カゴメ株式会社総合研究所(栃木県西那須野町)は、麦茶の香ばしい匂いの成分であるアルキルピラジン1類の多い麦茶の飲用による、血液流動性向上(サラサラ)効果をヒトで確認したことを明らかにしました。
参考:カゴメニュースリリースより https://www.kagome.co.jp/company/news/2004/000396.html

ピラジンには血管を拡張し、血流を良くする効果があるため、ほうじ茶を飲むと体が温まりやすくなります。

体が温まれば、腸内細菌も活発に動けるようになり、結果的に便秘予防につながる可能性があります。

成分と効能➂ カテキン

ほうじ茶の栄養成分と効能の3つ目は、「カテキン」です。

カテキンは、ポリフェノールの一種で、お茶の苦み成分です。

カテキン
=ポリフェノールの一種
=苦み成分で抗菌作用や抗酸化作用が注目されている

カテキンは、緑茶に多い成分ではありますが、ほうじ茶にも含まれます。

脂質、糖質の吸収を抑える働きがあり、体脂肪を燃焼したり、抗酸化作用が高く細胞の参加を防いで老化を予防してくれる効能があります。

成分と効能➃ タンニン

ほうじ茶の栄養成分と効能の5つ目は、「タンニン」です。

タンニンもカテキンと同じポリフェノールの1種であり、紅茶や緑茶などの渋みのもとの成分でもあります。

またワインや渋柿などにも多く含まれます。

タンニン
=ポリフェノールの一種
=渋み成分で抗酸化作用が注目されている

抗酸化作用が強く、肌にメラニンが増殖したり沈着したりすることを抑える働きがあるので、シミやくすみを防ぐと言われています。

また、タンパク質と結合して組織を縮める働きがあるので、腸の粘膜の痙攣を抑える働きがあります。

ドイツで行われた研究によると、クローン病患者の方たちの慢性的な下痢症状が緩和したことがわかっています。

下痢にお悩みの方は、ほうじ茶を飲んでみるとよいかもしれません。

\便秘解消や血糖値改善ができるお茶が気になる人はこちらの記事もみてね(*´▽`*)/

ほうじ茶の期待効果

ほうじ茶に含まれるポリフェノールなどの有効成分には、私たちの腸内環境を整えたり、体をリラックスさせる効果があります。

期待効果➀ 便秘/下痢緩和効果

体を温め、血流を促し、副交感神経を優位にすることで、腸内環境を整えます。

腸内細菌や腸内の粘膜の働きを正常化させるので、便秘の方はもちろん下痢の方も症状が緩和する可能性があります。

期待効果➁ リラックス効果

ほうじ茶の香り成分であるピラジンにはリラックス効果が期待できます。

ある研究によると、ピラジンの香りを嗅ぐ前に比べて、嗅いだ後には明らかに脳が円滑に機能していることを示すα波が増えていました。

α波が増えると、脳が円滑に動き、気持ちがリラックスします。

そのため、ほうじ茶の香りの代表的な成分であるピラジンが脳の神経にはたらいているのではないかと考えられています。

期待効果➂ 冷え性改善効果

ほうじ茶に含まれるピラジンには血流を良くする効能があり、冷え性の改善に効果的です。

カフェインが多い飲み物は体を冷やしがちなので、コーヒーや紅茶の飲み過ぎには注意が必要ですが、ほうじ茶はお茶の中ではカフェインが少ないほうなので、冷え性の方でも飲みやすい飲み物です。

冷え性に悩んでいる人はぜひほうじ茶を飲んでみてください。

期待効果➃ 高血圧予防効果

ほうじ茶に含まれているカテキン、テアニン、ピラジンには、血管を拡張し、高血圧を予防する力があります。

また、リラックス効果のあるGABAも含まれていて、心身共にリラックスさせてくれます。

カテキン
=緑茶などに含まれるタンニンの一種
=抗酸化作用や抗菌作用、血管拡張作用がある
テアニン
=緑茶に含まれるアミノ酸(旨味成分)の一種
=睡眠をサポートしたり、抗ストレス効果がある
GABA
=緑茶に含まれるアミノ酸(旨味成分)の一種
=ストレスを軽減させる効果やリラックス効果がある

高血圧にお悩みの方でもほうじ茶は安心して飲むことができます。

\便秘解消やデトックスにいいお茶が気になる人はこちらの記事もみてね(*´▽`*)/

ほうじ茶を飲みすぎた場合のデメリット・注意点

ほうじ茶を飲みすぎた場合のデメリット・注意点は、以下のとおり。

注意点➀ カフェインの摂りすぎによる下痢や腹痛
注意点➁ タンニンの摂りすぎによる鉄分不足の可能性

一つずつ見ていきましょう。

注意点➀ カフェインの摂りすぎによる下痢や腹痛

可能性としては多くありませんが、ほうじ茶に含まれる微量なカフェインが飲みすぎによって体内に溜まってしまうと、下痢や腹痛になることがあります。

長谷川ろみ
ほうじ茶はそもそもカフェインは少ないので普通に飲んでいれば大丈夫!ただ、1日に200mlのコップに入れたほうじ茶を10杯~20杯と飲んじゃうと、体質によってはリスクがあるので注意してね。

注意点➁ タンニンの摂りすぎによる鉄分不足の可能性

ほうじ茶に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げる働きがあると言われています。

特に貧血気味の方は注意が必要です。

国立がん研究センターが発表した「貧血がある方のお食事」資料(※1)では、特に食事中や食事前後にタンニンを多く含む飲み物(濃い緑茶、紅茶、コーヒーなど)を飲むことは控えるようにとアドバイスされています。

食事中、食事前後は、タンニンを多く含む濃い緑茶、紅茶・コーヒー等は摂取を控えましょう
●緑茶は極力薄めに淹れるか、麦茶に
●食間は通常の濃さでも可

引用:貧血がある方のお食事(国立がん研究センター)
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/nutrition_management/info/seminar/recipe/recipe165.pdf

長谷川ろみ
ほうじ茶も極力薄めにいれるか、食事中は麦茶やお水にするほうが安心ですね。

まとめ:ほうじ茶の効果効能!便秘解消に良いってほんと?

ほうじ茶は、リラックスタイムの定番のお茶です。

大きな特徴としては、カフェインの含有量が比較的少ないところ。

全くカフェインが含まれていないわけではないのですが、コーヒーや紅茶などに比べると、かなり少なめなのでリラックスタイムに活用できます。

その割には緑茶などと同じように、多くの効果効能が期待できるポリフェノールがたっぷり含まれているので、以下の効果効能も期待できます。

期待効果➀ 便秘/下痢緩和効果
期待効果➁ リラックス効果
期待効果➂ 冷え性改善効果
期待効果➃ 高血圧予防効果

カフェインは採りすぎたくないけど、お茶の便秘/下痢緩和効果や冷え性改善効果、高血圧予防効果に期待したい方は、ぜひほうじ茶も活用してみてください。

また、ほうじ茶のエキスだけじゃなく、いろんな発酵エキスが一度に摂れる自然由来のハーブティもおすすめです。

ちゃんと腸内温度を温めたエビデンスもあるので信頼性抜群!

気になる方はぜひチェックしてみてください。

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